ITSMをインストールする前に、予めライセンス申請を行い、ライセンスキーを取得してください。
なお、ここで取得したライセンスキーは、管理サーバのインストール後にライセンスを登録する際に使用します。([2.5ライセンスの登録])
ライセンスが登録されていない状態では、以下の操作に制限がかかります。これらは、ライセンス登録を行うことで解除することができます。
全ての登録レコード数制限(レコード数3,000件が上限となります)
ライセンスには、評価用のデモライセンスと、ご購入頂いた後に発行する正式ライセンスの2種類のライセンスが存在します。
両ライセンス共に、登録方法は共通です。
正式ライセンスは以下の手順で申請してください。
ホストID を取得します。
ホストIDはITSMをインストールするサーバを特定するIDです。ライセンス申請を行う際には、ホストIDを確認して頂く必要があります。ここでは、ホストIDの確認手順について記述します。ホストIDはサーバの物理アドレス(MACアドレス)ですので以下の手順で物理アドレスを確認します。
コマンドプロンプトを立ち上げます。
[スタート]メニューより、[すべてのプログラム]→[アクセサリ]→[コマンドプロンプト]を選択します。
[コマンドプロンプト]で以下のコマンドを実行します。
ipconfig /all
出力される結果のから物理アドレスをメモします。
注意
VMWare上にITSMを導入する場合
VMwareは再起動する度にMACアドレスが変更されてしまいます。MACアドレスを静的に指定しなければITSMでは動作しません。以下に方法を記載します。
<ゲストOS>.vmxファイル中のethernet0プロパティを以下のように変更する。
ethernet0.present = "true"
ethernet0.addressType = "static"
ethernet0.Address = "00:50:56:3f:ff:ff"
<ゲストOS>.vmxファイルは、利用者が作成したVM環境のディレクトリに格納されています。
この場合、どんなMACアドレスも指定可能というわけではなく、指定可能な範囲が決まっています。注意してください。
指定可能範囲は00:50:56:00:00:00~00:50:56:3f:ff:ffの範囲です。
ポイント
物理アドレスは、ハイフン[-]を除いて、すべて英数字大文字にしてください。
例:物理アドレス=00-50-56-A0-49-43 ⇒ホストID=005056A04943
CD-ROM内にあるライセンス申請書と弊社ライセンス申請窓口(ライセンス申請書に記載)へのメールでの依頼
ポイント
ライセンス申請書の作成方法については、本製品のCD-ROM内の[ライセンス申請.TXT]を参照ください。
当社からライセンスキーが送付されます。