ORBイニシャルリファレンス引数“-ORBInitRef”は、クライアントが必要とするイニシャルサービスをサービス名ごとに指定します。フォーマットを以下に示します。
-ORBInitRef <ObjectID>=<ObjectURL>
-ORBInitRef NameService=IOR:00230021AB... -ORBInitRef NameService=corbaloc::nshost/NameService -ORBInitRef NameService=corbaname::nshost/NameService#nshost2
<ObjectID>は、イニシャルサービスのサービス名を指定します。
<ObjectURL>はCORBA_ORB_string_to_objectによってサポートされるURLスキーマのどれでも指定することができます。URLが正しくない場合、CORBA_ORB_initオペレーションでBAD_PARAM例外が発生します。
Javaアプレットを使用する場合の指定方法については、“リファレンスマニュアル(API編)”の“org.omg.CORBA.ORB.init()”を参照してください。