動的起動インタフェースを使用することで、実行時に動的にパラメタを組み立ててサーバアプリケーションのメソッドを呼び出すことが可能です。
静的起動インタフェースでは、クライアントアプリケーションの開発時にスタブを使用するため、呼び出すサーバアプリケーションのメソッドの型(インタフェース)が明らかとなっている必要があります。動的起動インタフェースでは、開発の時点では、メソッドの型(インタフェース)が明らかとなっている必要はありません。また、十分に考慮されていれば、クライアントアプリケーションを修正せずに、サーバのメソッドを追加できる可能性があります。
但し、動的起動インタフェースを使用した場合、サーバアプリケーションのインタフェース情報を取得するためにインタフェースリポジトリと通信を行う分だけ、静的起動インタフェースに比べて性能は不利となります。また、静的起動インタフェースを使用する場合よりも、コーディングが複雑になりやすいので、静的起動インタフェースが使用可能である場合は、静的起動インタフェースを使用することを推奨します。