クライアントアプリケーションからサーバアプリケーションへ処理要求を行う際に、クライアントアプリケーションの持つインタフェース情報と、サーバの持つインタフェース情報に差異がないことを自動的にチェックする機能です。
この機能により、クライアントとサーバ間のインタフェース情報が不一致となった場合に、以下の現象を防止することが可能となります。
サーバアプリケーションで受信した、クライアントアプリケーションからの要求データが不当な値となる
メモリ不足エラーが発生する
処理要求が無応答となる
Interstageが異常終了する
インタフェース情報チェック機能は、クライアントアプリケーションを以下の範囲で作成し、CORBAサービスと連携する場合に使用できます。
クライアントアプリケーションの範囲
以下の言語で作成したCORBAクライアントの静的起動インタフェース。または、
C言語
C++言語
Java言語
COBOL
Portable-ORB
本機能を使用する場合には、サーバ環境はもちろんのこと、クライアント環境にも必ずInterstage Application Server 4.0以降をインストールする必要があります。クライアント環境が以下の条件の場合には、クライアントアプリケーションが実行時エラーとなります。
Interstage Application Server 3.1以前がインストールされている。かつ、
本機能に対応したスタブファイルを使用し、作成したクライアントアプリケーションを実行する。