本機能は、オブジェクトを格納する場合に、利用する機能です。
Salesforceオブジェクトの格納では、Information Integratorサーバ側から配付先システム(Salesforce)へ、データを格納する機能です。
Salesforceとの接続形態については、“4.2 相手側システムの接続について”を参照してください。
データ格納方法は、以下のとおりです。
データ追加
Salesforceのオブジェクトに、収集や変換処理を行った結果のオブジェクトを追加します。
データ更新
Salesforceにあるオブジェクトの該当するすべての項目を、収集や変換処理を行った結果データで更新します。
データ追加/更新
Salesforceにあるオブジェクトの該当するすべての項目を、収集や変換処理を行った結果データで更新します。該当項目が存在しない場合はオブジェクトを追加します。
ポイント
データを追加する場合
データを追加する場合、データ追加/更新を利用したオブジェクト格納を推奨します。
データ追加による格納時に何らかの異常が発生した場合、Salesforceのデータのリストアが必要(あらかじめバックアップを実施)となります。
図1.17 Salesforceのオブジェクト格納
クラウド連携転送データ分割機能
大容量データの転送では、データを分割して転送することができます。これにより、通信路の負荷を軽減します。
データ転送量を抑止しないと、大容量データ転送では回線が占有され、その他の業務に影響を与えることが考えられます。