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ETERNUS SF Express V14.2 ユーザーズガイド

C.1.1 新規インストール

基本製品、オプション製品、またはセット製品を新規でインストールします。

インストールの流れを、以下に示します。

以下の手順に従って、基本製品、オプション製品、またはセット製品をインストールしてください。

  1. システムにログインします。
    管理サーバに、Administrator権限をもつユーザーでログインしてください。

  2. ExpressのCD-ROMを、CD-ROMドライブに挿入します。
    以下の初期画面が表示されますので、[Install Express Manager V14.2]をクリックしてください。

  3. インストール中に使用する言語を選択します。

    インストール中に使用する言語を選択し、[OK]ボタンをクリックしてください。

    インストール中だけ、ここで選択した言語が適用されます。

  4. 画面に表示されている内容を確認して、[次へ]ボタンをクリックします。

    注意

    インストールシールドのウィンドウが最小化状態になった場合は、タスクマネージャを利用して最小化状態を解除してください。手順は以下のとおりです。

    1. [Ctrl]+[Alt]+[Del]キーを押して、タスクマネージャを起動します。

    2. タスクマネージャの[アプリケーション]タブを開きます。

    3. タスクの一覧から本インストーラアプリケーションを選択し、[切り替え]ボタンをクリックします。

  5. 使用許諾の契約を行います。
    [使用許諾契約]画面に表示されている契約内容を確認して、[はい]ボタンをクリックしてください。

    契約内容を印刷する場合は、[印刷]ボタンをクリックしてください。

  6. インストールする製品を選択します。

    インストールする製品を選択してから、[次へ]ボタンをクリックしてください。

    • [基本製品をインストールします。]

      基本製品だけをインストールします。

      セット製品またはオプション製品を未購入の場合に、選択してください。

    • [セット製品 または 基本製品とオプション製品を同時にインストールします。]

      セット製品をインストールします。または、基本製品およびオプション製品を同時にインストールします。

      セット製品を購入した場合、または基本製品とオプション製品を同時にインストールする場合に、選択してください。

  7. インストール先ディレクトリを指定します。
    表示されているインストール先ディレクトリを確認して、[次へ]ボタンをクリックしてください。
    デフォルトで表示されているディレクトリ以外にインストールする必要がある場合は、[変更]ボタンをクリックして、インストール先ディレクトリを変更してください。

    ただし、指定するインストール先ディレクトリには、以下の制限があります。

    • 全角文字、日本語および半角記号【 " | : * ? / . < > , % & ^ = ! ; 】は使用できません。

    • インストールパスの長さは4文字以上81文字以下です。

    • 固定でないドライブは指定できません。

    • インストール先の容量が500MB以下の場合は指定できません。

  8. [ポート番号の登録]画面で、サービスに割り当てるポート番号を設定します。

    通常、[ポート番号の登録]画面ではデフォルトのポート番号が設定されています。
    もしExpress以外のサービスが同じポート番号を使っている場合は、他のサービスと重ならない適切なポート番号に変更してください。
    ポート番号は、1024~65535の範囲で入力することができます。なお、ポート番号を変更する場合は、5001以上、32768以下の値を推奨します。

    表C.1 ポート番号一覧

    ポート番号

    サービス名

    備考

    9853

    esfexpressmgr

    Expressマネージャーのサービスです。
    Windowsファイアーウォールの例外リストに追加する必要はありません。

    9855

    esfexpressweb

    Express Web GUIのサービスです。

    4917

    sscruisera

    Expressの内部で使用するポート番号です。
    Windowsファイアーウォールの例外リストに追加する必要はありません。

    23456

    nfport

    Expressの内部で使用するポート番号です。
    Windowsファイアーウォールの例外リストに追加する必要はありません。

    参考

    上記で説明したポート番号が、現在使用中のサービスで使われていないことを確認してください。

    サービスファイルは"%SystemRoot%\system32\drivers\etc"ディレクトリにあります。"%SystemRoot%"は、Windows OSがインストールされているディレクトリです。

    OS

    サービスファイルの絶対パス名(デフォルト)

    Windows Server 2003
    Windows Server 2008

    C:\Windows\system32\drivers\etc\services

    注意

    上記のポート番号以外にも、Expressでは内部的に以下のポート番号を利用しています。

    • 8005/tcp

    • 8009/tcp

    • 8080/tcp

    • 8443/tcp

    これらのポートについても、他のアプリケーションで利用されているか確認してください。

    すでに利用されている場合は、インストール後に「7.3.1 ポート番号の変更」を参照し、ポート番号を変更してください。

  9. [ファイルコピーの開始]画面で、インストールの内容を確認します。

    設定に誤りがなければ、[次へ]ボタンをクリックして、インストールを開始してください。
    設定を変更する場合は[戻る]ボタンをクリックして、設定を修正してください。

  10. コピーが開始されます。

    コピー中は、[セットアップステータス]画面に、ファイルの転送状況が表示されます。

  11. システム構成が更新されます。

    システム構成の完了を待ってください。

  12. インストールを終了します。

    [完了]ボタンをクリックして、インストール処理を終了します。インストール終了後は、コンピュータを再起動してください。