Expressは、サーバの情報として以下の情報を設定します。
項目 | 説明 |
---|---|
サーバの名前です。 | |
サーバ名とは別の、"このサーバではどんな業務を行っているか"を把握しやすい名前です。 ただし、円マーク(\)、疑問符(?)、コンマ(,)、ならびに名前の先頭にパーセント(%)は使用できません。 | |
サーバとディスクアレイの接続形態です。 以下のどれかを選択してください。
ただし、1つのサーバ内では同じ接続形態を使用してください。 | |
HBAのホストIDです。以下のどれかです。
事前に調べておいたものと合致するものを、Expressが自動取得したリストから選択するか、手動で入力します。 ホストIDの調べ方については、HBAのマニュアルを参照してください。
なお、ホストID2は入力必須ではありません。HBAを2つ利用している場合だけ入力してください。 | |
注意
iSCSIのホストIDをプルダウンリストから選択する場合は、事前にiSNSサーバの設定が必要です。
iSNSサーバの設定方法については、ディスクアレイのマニュアルを参照してください。
ExpressにiSCSI接続構成のサーバのHBA情報を登録する際、ETERNUS ディスクアレイのファームウェア版数が V10L40 未満の場合はIPアドレスの入力が必要です。サーバのHBAのIPアドレスが変更された場合は、HBA情報を変更してください。
ETERNUS ディスクアレイのファームウェア版数が V10L40 以降の場合は、IPアドレスの入力を省略することができます。IPアドレスの入力を省略した場合、そのHBAのIPアドレスが変更されても再設定する必要がなくなりますが、そのHBAのiSCSI名に対して接続設定できるボリューム群(アフィニティ・グループ)は1つだけになります。
また、以下のすべての条件に該当する場合、サーバのHBA情報のIPアドレスを入力しないでください。
Expressで管理するETERNUS ディスクアレイのファームウェア版数が V10L40 以降の場合
すでにiSCSIモデルのETERNUS ディスクアレイを用いたシステムが構成されており、それをExpressで管理する場合
2のiSCSIモデルのETERNUS ディスクアレイに登録されたホスト情報のIPアドレスが省略されている("*"と表示されている)場合
3のホスト情報がExpressで管理するサーバのHBAと対応する場合
上記のすべての条件に該当する場合にIPアドレスを入力すると、サーバに接続されているボリューム情報が正しく表示されないことがあります。
なお、事前にETERNUS ディスクアレイのホスト設定を参照するには、ETERNUS Web GUIを使用してください。