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Symfoware Server V10.0.1 Connection Managerユーザーズガイド(9.x)

用語集

インターネット

世界中に散在する無数のネットワークを結び、1つのネットワークとして利用できる環境です。

イントラネット

インターネットの技術を利用した企業内情報システムのことです。

エクストラネット

インターネットの技術を利用した企業間情報システムのことです。イントラネットの利用範囲を特定の企業にまで広げたものです。

カーネル編集

システム内で動作するプロセスの数や共用メモリの大きさなど、UNIXオペレーティングシステムの動作環境を定義することです。

共用メモリ

プロセス間で相互に参照が可能なメモリ領域のことです。

クライアント・サーバモデル

あるデータ処理を行う場合に、処理を要求する動作単位(クライアント)と処理を実行する動作単位(サーバ)とを分離し、実現する方式です。

クラスタシステム

複数の相互に独立したコンピュータシステムが、あたかも1つのシステムであるかのように協調作業を行うシステムのことです。

コネクション

クライアントとサーバとの間を結んだ接続関係のことです。アプリケーションからCONNECT文により、サーバとのコネクションを接続します。また、DISCONNECT文により、サーバとのコネクションを切断します。

サーブレット

開発効率に優れた、Webサーバ上で動作するJavaアプリケーションです。ダイナミックな処理結果を返却するアプリケーションの開発に適しています。

スケーラビリティ

コンピュータシステムの持つ拡張性のことです。システムの利用者の負荷の増大に応じて、柔軟に性能や機能を向上させることを意味します。また、同じソフトウェアで小規模なシステムから大規模なシステムまで、同じように構築できます。

スタンバイ機能

フェイルオーバを実現する機能の1つで、運用システムのダウン後、待機システムでSymfoware Serverを起動する方式です。一般的にいうウォームスタンバイに相当します。

セション

アプリケーションで最初にSymfoware/RDBをアクセスしたときから終了までを“セション”と呼びます。コネクションの接続から切断までが、1つのセションになります。

関連用語: コネクション

動作環境ファイル

動作環境ファイルは、アプリケーションの実行時の動作環境を規定するためのファイルです。動作環境ファイルには、クライアント用の動作環境ファイル、サーバ用の動作環境ファイルおよびシステム用の動作環境ファイルがあります。クライアント用の動作環境ファイルは、アプリケーションごとに動作環境をチューニングする場合に利用します。サーバ用の動作環境ファイルは、アプリケーションの動作環境をコネクションごとにチューニングする場合に利用します。システム用の動作環境ファイルは、システム全体のアプリケーションの動作環境をチューニングする場合に利用します。

トランザクション

データベースのアクセスにおいては逐次的にデータベースを更新したり、いくつかのSQL文をまとめてからデータベースを更新したりすることが可能です。そのために、一連のデータ操作の途中でシステムダウンなどが発生すると、処理全体を有効にするか、無効にして再度やり直しができるようにデータベースをリカバリする必要があります。このように、一連のデータ操作の一貫性を保証する単位をトランザクションと呼びます。

ノード

クラスタシステムを構築する1つのサーバです。

フェイルオーバ

Symfoware Serverのフェイルオーバには、作業を引き継ぐサーバの状態(可用性のレベル)により、ホットスタンバイ機能とスタンバイ機能があります。

プラットフォーム

アプリケーションソフトを動作させる際の基盤となるOSの種類や環境、設定などのことです。Windows(R)やUNIX、Mac OSは、それぞれ異なるプラットフォームです。また、OSにとっては、自らを動作させる基盤となるPC/AT互換機、Macintoshなどのハードウェアの種類がプラットフォームです。

ホットスタンバイ機能

フェイルオーバを実現する機能の1つで、あらかじめ待機システムでSymfoware Serverを起動させた状態で待機させる方式です。

スタンバイ機能に比べて、システムダウン後の再起動時間がないため、格段に可用性が向上します。

ポート番号

ネットワーク上の、サーバとクライアントの対応関係を表す番号です。

ロードシェア

クラスタシステム上で、複数のサーバに分散配置したリレーショナルデータベースを並列に処理することで、スケーラビリティなシステム運用を実現する機能です。

ロールバック

処理中のトランザクションのデータ操作の無効化のことです。ロールバックには、データ操作のSQL文単位のロールバックと、トランザクション単位のロールバックの2つがあります。

APC動作環境ファイル

アプリケーションサーバごと動作環境を定義するファイルのことです。

BMP

Bean-managed persistenceの略称です。

EJBアプリケーション内に適切なデータベース操作文を発行する処理を記述することにより、EJBアプリケーション自身がデータの永続化を行うEntity Beanの形態のひとつです。

CMP

Container-managed persistenceの略称です。

EJBアプリケーション中にデータベース操作文を記述する必要はなく、代わりにコンテナがデータベースに対するアクセスを行うEntity Beanの形態のひとつです。

CORBA

Common Object Request Broker Architectureの略称です。

オブジェクト指向技術の標準化団体である OMG(Object Management Group) が規定した、異機種間でのアプリケーション連携のための標準仕様です。この仕様に基づいて、アプリケーションを構築することにより、サーバ間でのシームレスな連携が可能です。

EJB

Enterprise JavaBeansの略称です。

SUN Microsystems社が提唱した、分散環境におけるJavaベースのサーバコンポーネントモデルのことです。

IPC

動作中のプログラム間でデータをやり取りすることです。同じマシンの中でデータを交換することも、ネットワークを通じて交換することもあります。名前付きパイプやOLE、DDEなどがこれにあたります。

JSP

HTMLやXMLの中にJavaのプログラムコードやコンポーネントを埋め込み、動的にWebページを作成する技術です。

RDB構成パラメタファイル

RDB構成パラメタが格納されるファイルのことです。RDB構成パラメタには、RDBディレクトリファイルの配置先など、Symfoware/RDBの動作環境が定義されています。

SQL

Structured Query Languageの略称です。

国際標準のリレーショナルデータベース操作言語です。

TCP/IP

インターネットやイントラネットで標準的に使われるプロトコルです。米国防総省が、核攻撃で部分的に破壊されても全体が停止することのないコンピュータネットワークを開発する過程で生まれました。UNIXに標準で実装されたため急速に普及し、現在世界で最も普及しています。OSI参照モデルではIPが第3層、TCPが第4層にあたり、HTTPやFTPなどの基盤となるプロトコルです。