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Symfoware Server V10.0.1 Connection Managerユーザーズガイド(9.x)

2.1 制御機構

Connection Managerの制御機構には、通信機構と監視機構があります。

通信機構

Connection Managerは、データベースサーバ上のSymfoware Serverの状態監視を行います。Symfoware Serverへのデータベースアクセスはクライアントアプリケーションから実現します。

アプリケーションサーバ内の通信機構
APCプロセス

APCプロセスは、Connection Managerのプロセスであり、アプリケーションサーバ上に存在します。また、APCプロセスは、RDBシステムの動作状況を監視し、RDBシステムに異常が発生した場合にアプリケーションへ切断処理を依頼します。

Server動作情報

APCプロセスとアプリケーションとの間でSymfoware Serverの動作情報の交換を行うためのメモリです。Server動作情報は共用メモリに獲得されます。

アプリケーションサーバとデータベースサーバ間の通信機構

アプリケーションサーバとデータベースサーバ間の通信機構は、TCP/IPを使用した通信で行います。

監視機構

アプリケーションサーバ、データベースサーバのダウンおよび通信回線の異常発生に備え、アプリケーションサーバとデータベースサーバは互いにデータを送受信してダウン監視を行い、異常からの回復を実現します。

監視プロセス

監視プロセスは、データベースサーバ上に存在しています。アプリケーションサーバとデータベースサーバは監視プロセスを介して、相互にダウン監視を行います。