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Symfoware Server V10.0.0/V10.0.1 アプリケーション開発ガイド(埋込みSQL編)

6.2.1 アプリケーションのコンパイル・リンクの流れ

アプリケーションのコーディングが完了すると、これをコンパイルおよびリンクしてロードモジュールを作成します。ここでは、アプリケーションをコンパイルおよびリンクする作業について説明します。

アプリケーションのコンパイル・リンクの概要を以下に示します。

クライアント(Windows(R))でコンパイル・リンクを行う場合は、SQLランタイムライブラリを使用します。また、サーバ(Windows(R) 2000、Windows Server(R) 2003、Windows Server(R) 2008またはWindows Server(R) 2008 R2)でコンパイル・リンクを行う場合は、RDBライブラリを使用します。

図6.6 アプリケーションのコンパイル・リンクの概要

SQL文を使用するアプリケーションでは、コンパイル・リンクによりアプリケーションのロードモジュールを作成します。

アプリケーションのロードモジュールは、通常のプログラムと同じ形式のロードモジュールです。以後、アプリケーションのロードモジュールを、単にロードモジュールと呼びます。