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Symfoware Server V10.0.0/V10.0.1 アプリケーション開発ガイド(埋込みSQL編)

2.8 SQL文のデータ操作文に関する注意事項

Symfoware/RDBには、表の設計変更による列の変更によって、アプリケーションに影響があるか否かをチェックする機能があります。あらかじめ以下の方法でチェックしておくことを推奨します。

SolarisLinuxアプリケーションのコンパイル時にチェックする

アプリケーションに埋め込まれたSQL文をチェックします。アプリケーションのコンパイル・リンク時に、Kオプションを指定します。このオプションを指定すると、選択リストに“*”を指定したカーソル宣言または単一行SELECT文や、挿入列リストを省略したINSERT文が存在する場合に、アプリケーションのコンパイルがエラーになります。

アプリケーションの実行時にチェックする

アプリケーションで実行するSQL文をチェックします。実行時のチェックはコンパイル時のチェックと異なり、アプリケーションで動的SQL文を実行するときにもSQL文をチェックします。選択リストに“*”を指定したカーソル宣言または単一行SELECT文や、挿入列リストを省略したINSERT文を実行した場合、SQL文の実行がエラーになります。SQL文のチェックを有効にするためには、クライアント用の動作環境ファイルの実行パラメタに、ALTER_CHECK = (YES)を指定します。

参照

詳細については、“アプリケーション開発ガイド(共通編)”の“クライアント用の動作環境ファイル”を参照してください。