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Symfoware Server V10.0.0/V10.0.1 アプリケーション開発ガイド(埋込みSQL編)

まえがき

本書の目的

本書は、埋込みSQLを利用したデータ操作のためのプログラムの開発方法について説明します。

本書の読者

本書は、Symfoware/RDBのデータベースを利用する方およびSymfoware/RDBのデータベースを処理するアプリケーションを開発する方に読んでいただくように書かれています。本書を読むには、以下に示す技術および知識が必要です。

参照

グローバルサーバ上のデータベースを利用する場合には、“アプリケーション開発ガイド(埋込みSQL編)グローバルサーバ連携”を参照してください。

本書の構成

本書の構成と内容は以下のとおりです。

第1章 アプリケーション開発の概要

埋込みSQLを利用したアプリケーション開発の概要を説明します。クライアント・サーバモデルの概要およびアプリケーション開発作業の流れを説明します。

第2章 アプリケーションの設計

埋込みSQLを利用したアプリケーションの設計時に考慮すべき点について説明します。コネクション、文字コード系およびトランザクションと排他制御について説明します。

第3章 アプリケーションの作成

埋込みSQLを利用したアプリケーションの作成方法を、言語別に説明します。C言語およびCOBOL言語のプログラムにSQL文をコーディングする場合の規則、コーディング位置およびSQL文の実行結果の確認の方法について説明します。

第4章 動的SQLを利用するアプリケーションの作成

アプリケーションの実行時に動的SQL文を実行する方法を説明しています。

第5章 ルーチンを利用するアプリケーションの作成

プロシジャルーチンおよびファンクションルーチンを利用するアプリケーションの作成方法について説明します。

第6章 アプリケーションのコンパイル・リンク

埋込みSQLを利用したC言語またはCOBOL言語のアプリケーションを、コンパイルおよびリンクし、実行可能ファイルを作成する方法について説明します。

第7章 アプリケーションの実行

埋込みSQLを利用したC言語またはCOBOL言語のアプリケーションの実行方法および動作環境のチューニング方法について説明します。

付録A C言語のサンプルプログラム

埋込みSQLを利用したC言語のサンプルプログラムを記載します。

付録B COBOL言語のサンプルプログラム

埋込みSQLを利用したCOBOL言語のサンプルプログラムを記載します。

付録C 環境変数

アプリケーションの動作環境をチューニングするための環境変数について説明します。

付録D SQL文の使用範囲

Symfoware/RDBがコンパイル・実行時にサポートするSQL文の使用範囲について説明します。

付録E SQLのデータ型と対応するホスト変数のデータ型

SQLのデータ型と対応するホスト変数のデータ型について説明します。

本書の読み方

本書に記載するアプリケーションおよびSQL文の記述の例は、特にことわらない限りC言語での記述を使用します。COBOLの記述と特に異なる点については、“第3章 アプリケーションの作成”で説明します。

関連マニュアル

本書に関連するマニュアルは以下のとおりです。

平成22年 1月   初版
平成22年 2月   第2版
平成22年 7月   第3版