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Symfoware Server V10.0.0/V10.0.1 アプリケーション開発ガイド(ODBCドライバ編)

B.5 結果セットを表示するには

結果セットの表示方法について説明します。結果セットは、SQLのSELECT文の中で指定された列名によって、結果セットの構造が決まります。このため、返却された結果セットの行は、結果セットの行に対してループを実行するだけで簡単に表示できます。

以下に示すコード例では、返されたデータはHTMLのテーブルの行として表示されます。

  1. HTMLのテーブルのヘッダを定義します。

    <TABLE BORDER=0>
    <TR>
    <TD ALIGN=CENTER WIDTH=100 BGCOLOR="#800000">
    <FONT STYLE="ARIAL NARROW" COLOR="#ffffff" SIZE=3>ジャンル</FONT>
    </TD>
    <TD ALIGN=CENTER WIDTH=200 BGCOLOR="#6090EF">
    <FONT STYLE="ARIAL NARROW" COLOR="#ffffff" SIZE=3>店名</FONT>
    </TD>
    <TD ALIGN=CENTER WIDTH=200 BGCOLOR="#6090EF">
    <FONT STYLE="ARIAL NARROW" COLOR="#ffffff" SIZE=3>メニュー</FONT>
    </TD>
    <TD ALIGN=CENTER WIDTH=150 BGCOLOR="#6090EF">
    <FONT STYLE="ARIAL NARROW" COLOR="#ffffff" SIZE=3>価格</FONT>
    </TD>
    
    </TR>

  2. Do...Loopステートメントによりスクリプトコマンドのほか、HTML のテキストやタグを繰り返すことができます。ループが実行されるごとにテーブルの行がHTMLによって作成され、返されたデータがスクリプトコマンドによって挿入されます。

    <% Do While Not LunchList.EOF %>
          <TR>
          <TD BGCOLOR="f7efde" ALIGN=CENTER>
          <FONT STYLE="ARIAL NARROW" SIZE=3>
          <%= LunchList("ジャンル")%>
          </FONT></TD>
          <TD BGCOLOR="f7efde" ALIGN=CENTER>
          <FONT STYLE="ARIAL NARROW" SIZE=3>
          <%= LunchList("店名")%>
          </FONT></TD>
          <TD BGCOLOR="f7efde" ALIGN=CENTER>
          <FONT STYLE="ARIAL NARROW" SIZE=3>
          <%= LunchList("メニュー") %>
          </FONT></TD>
          <TD BGCOLOR="f7efde" ALIGN=CENTER>
          <FONT STYLE="ARIAL NARROW" SIZE=3>
          <%Select Case LunchList("価格")
                  Case "1"
                  Response.Write " 500円以下"
                  Case "2"
                  Response.Write " 500~1000円"
                  Case "3"
                  Response.Write " 1000~1500円"
                  Case "4"
                  Response.Write " 1500円以上"
          End Select
          %>
          </FONT></TD>
          </TR>
     </TABLE>
    
    <%
    LunchList.MoveNext
    Loop
    %>

    ループが完了したら、MoveNextメソッドを使って結果セットの行ポインタを1行下に移動します。このステートメントもDo...Loop ステートメントの内部にあるため、ファイルの終端に達するまで繰り返されます。

  3. ランチデータベースとの接続を切断するために、ConnectionオブジェクトのCloseメソッドを使用します。

    <%OBJdbConnection.Close%>