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Symfoware Server V10.0.0/V10.0.1 アプリケーション開発ガイド(ODBCドライバ編)

1.1 ODBCの概要

ODBC(Open Database Connectivity)は、米国Microsoft社が提唱したWindows対応のアプリケーションからデータベースに接続するための標準的なインタフェースです。

Symfoware Serverでは、ODBC 3.5をサポートしています。

ODBCは、以下の構成により、標準的なインタフェースを呼び出すだけでデータベースに依存しないODBC対応のアプリケーションを作成することができます。

ODBC対応のアプリケーション

利用者の操作によってSQL文の発行と結果の取得を行うために、ODBC関数を呼び出します。

ODBCドライバマネージャ

ODBC対応のアプリケーションから呼び出されたODBC関数に対して、指定されたODBCデータソースの特定のデータベースに接続するなどの制御を行います。

ODBCドライバ

各種のデータベースに接続するための、それぞれのデータベースに固有のドライバです。

Symfoware/RDBのODBCドライバには、ODOSがあります。

ODOS

ODOSは、ODBCインタフェースを利用してSymfoware/RDBのデータベースにアクセスできます。