操作手順
データベースと接続/切断をする場合、以下の手順で行います。
ここでは、DataSourceインタフェースを利用した場合について説明しています。
記述例
データベースと接続/切断をする場合の記述例を以下に説明します。
InitialContext ctx = new InitialContext(); (1) DataSource ds = (DataSource)ctx.lookup("java:comp/env/jdbc/ds1"); (2) Connection con = ds.getConnection(); (3) con.setAutoCommit(false); (4) : con.commit(); (5) : con.close(); (6)
(1) JNDI環境の指定
(2) JDBCデータソースの取得
(3) データベースとの接続
(4) 自動コミットモードの無効化
(5) トランザクションのコミット
(6) データベースとの接続の切断
以下に各項目の設定方法を示します。
JNDIのコンテキストを使用して、JDBCデータソースを取得します。
DataSource ds =
(DataSource)ctx.lookup("java:comp/env/jdbc/<datasource_name>");
JDBCデータソース登録時に指定した、JDBCデータソース名を指定します。省略することはできません。
データ参照更新などの処理の終了後、データベースとの接続を切断する必要があります。
ネーミングサービスの運用方法については、“5.2.1 ネーミングサービスの起動”を参照してください。
注意
データベースとの接続処理で、アプリケーション実行環境のロケールを認識する前に異常終了すると、英語のエラーメッセージが返却されます。