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Systemwalker Service Quality Coordinator 導入手引書

第5章 通信環境のセットアップ

本製品では、管理用の通信にHTTPを用いています。本章では、HTTP通信環境のセットアップ方法について説明します。

HTTP通信環境のセットアップが必要になるのは、以下の場合です。

サーバ種別

説明

運用管理クライアント

コンソールを表示するために、必ず必要です。

注意

仮想ディレクトリを設定するWebサーバがIISの場合、設定手順は、「5.2.1 Microsoft(R) Internet Information Services」のフローチャートを参照してください。

特に以下の点に注意してください。

Manager

Browser Agentが収集した情報を受信するサーバに指定する場合に必要です。

注意

Managerがクラスタシステム運用の場合は、現用系サーバ・待機系サーバ両方で本設定を行ってください。(クラスタシステム運用はEnterprise Editionで提供される機能です。)

Proxy Manager

Browser Agentが収集した情報を受信するサーバに指定する場合に必要です。

Pull方式でManagerと通信する場合で、かつ、本製品提供機能(thttpd)を使用せず、一般的なhttpサービスを利用する場合に必要です。

Agent

Pull方式でManagerと通信する場合で、かつ、本製品提供機能(thttpd)を使用せず、一般的なhttpサービスを利用する場合に必要です。

注意

レポート画面を表示した際に「サーバが見つからないか、DNS エラーです。」というエラーが表示される場合があります。その場合、Webサーバの接続のタイムアウト時間、および、CGIスクリプトのタイムアウトを3600秒に設定してください。