Systemwalker Service Quality Coordinatorを使用する場合の留意事項について説明します。
■システム時刻について
システム内の各コンピュータのシステム時刻は、同じ時刻になるように設定してください。
システム構築の際に各コンピュータに設定する"ホスト名"は、全角文字、半角ひらがな文字、および半角カナ文字は使用しないでください。
Red Hat Enterprise Linux v5.0で使用可能なPRIMEQUEST仮想マシン機能において、複数ドメインで物理CPUを共有する形態の場合、各ドメインで収集されるCPU情報は、実際よりも大きな値で収集されることがあります。
該当する項目は、以下のとおりです。
CPUの使用時間と使用率(SUM_PROC、UX_CPUBUSY)
プロセスのCPU時間(UX_PROCESS)
ポイント
ドメインが物理CPUを占有している場合は、正しい情報が収集されます。
該当情報の詳細は、リファレンスマニュアル「第4章 データフォーマット」を参照してください。
Red Hat Enterprise Linux v5.0で使用可能なLinux仮想マシン機能において、複数ドメインで物理CPUを共有する形態の場合、各ドメインで収集されるCPU使用率は、物理CPUに対する使用率となります。
仮想CPU(ドメインに割り当てられた使用可能量)に対する使用率ではありませんので、注意してください。
該当する項目は、以下のとおりです。
CPUの使用率(SUM_PROC、UX_CPUBUSY)
ポイント
該当情報の詳細は、リファレンスマニュアル「第4章 データフォーマット」を参照してください。