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Systemwalker Service Quality Coordinator Web 利用状況管理編

6.2 仮想ディレクトリのプロパティ設定

仮想ディレクトリのプロパティを、手作業で設定する必要があります。

匿名アクセスで使用されるアカウントとしてAdministratorの権限を持つアカウントを設定してください。設定方法は以下のとおりです。


  1. Microsoft® Internet Information Servicesの設定画面から、仮想ディレクトリ名SQCCを選択します。

  2. 上記仮想ディレクトリのプロパティ画面にて、以下のディレクトリセキュリティの設定を行います。

    1. 「匿名アクセス」をチェックする。

    2. 匿名アクセスで使用されるアカウントとして、Administratorの権限を持つアカウントを設定する。

    3. 「基本認証」のチェックを外す。

注意

Microsoft(R) Internet Information Servicesのバージョンが4.0の場合、レポート表示機能にてレポート作成を連続して行うと、以下の現象が発生することがあります。

  • Microsoft(R) Internet Explorerの場合

    「Error: ExtendCopy()」と表示される。


    これは、Microsoft(R) Internet Information Servicesの仕様に起因する現象です。

    本現象を回避するためには、60秒以上間隔を開けてレポート作成を行うか、以下のレジストリエントリを追加後、Microsoft(R) Internet Information Servicesを再起動してください。

    HKEY_LOCAL_MAHCINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Inetinfo\Parameters


    値の名前

    DisableMemoryCache

    データタイプ

    DWORD

    1


ポイント

ここまでのレポートサーバの環境設定を行った後、正しく設定ができているかどうかを以下の方法で確認してください。

  1. [Webサイト管理]画面からレポート表示できるかどうかを確認する

    [Webサイト管理]トップページの[利用状況レポート]ボタンを押下し、登録レポート一覧画面が表示できるかどうかを確認してください。

参照

レポート表示できない場合には、トラブルシューティングの「16.2 レポート表示」を参照し、設定を見直してください。