サーバ内リソース情報収集ポリシーセットアップコマンドについて説明します。
詳細については、リファレンスマニュアル「1.1.1 sqcRPolicy(サーバ内リソース情報収集ポリシー作成コマンド)」を参照してください。
■実行に必要な権限
【Windows版】
Administratorsグループに所属するユーザ権限が必要です。
【UNIX版】
システム管理者(スーパ・ユーザ)権限が必要です。
【Windows版】
ディスク系の性能情報を収集するには、Windowsのコマンドである diskperfコマンド を実行して、情報収集できる状態にしておく必要があります。使用例は以下のとおりです。
diskperf -y |
diskperfコマンドの詳細については、Windowsのヘルプ等を参照して確認してください。なお、その際、物理ドライブ、論理ドライブ両方が有効になるように設定してください。
ポイント
diskperfコマンドは、設定後、システムの再起動が必要です。
diskperfコマンドは、Systemwalker Service Quality Coordinator DCMサービスを起動する(性能情報の収集開始)前に必要な作業です。
■記述形式
サーバ内リソース情報収集ポリシー作成
【Windows版】
<インストールディレクトリ>\bin\sqcRPolicy.exe |
【UNIX版】
/opt/FJSVssqc/bin/sqcRPolicy.sh |
ポリシーの適用
【Windows版】
<インストールディレクトリ>\bin\sqcSetPolicy.exe [-h <host name>] |
【UNIX版】
/opt/FJSVssqc/bin/sqcSetPolicy.sh [-h <host name>] |
ポイント
本バージョン(Systemwalker Service Quality Coordinator V13.3.0)からは、ポリシー適用コマンド実行時にサービス/デーモンの事前停止は不要となります。
ただし、サービス/デーモンが動作中で各ミドルウェア等の性能データが収集中であった場合、それらはポリシー適用の実施中は一時的に停止され、終了後に再収集を開始します。
なお、-hオプションを使用する場合は、「A.4 常駐プロセス、起動と停止」 を参照して、サービス/デーモンを停止した上で実行してください。
■オプション
以下のようなクラスタ運用を行っており、管理対象のシステム名を変更したい場合には、本オプションで設定したいシステム名を指定します。
Managerで、かつManagerのサーバ内リソース情報を収集する場合(現用系と待機系のシステム名をひとつで管理したい場合)
Agentで、かつノード名引継ぎを実施しているシステムを別々の名前で管理したい場合
ポイント
サーバ内リソース情報収集ポリシー作成コマンド(sqcRPolicy)、または「ポリシーリモート操作コマンド」の、sqcCtrlPolicy.exe -e RPコマンドを実行すると、MiddlewareConf.xmlが生成されます。管理対象を削除したい場合は、リファレンスマニュアル「第3章 リソース構成情報(MiddlewareConf.xml)を参照して、MiddlewareConf.xmlの内容を変更してください。