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Interstage Application Server インストールガイド

4.1.2 セキュリティモードについて

本ソフトウェアでは、インストール時にセキュリティモードを選択する必要があります。それぞれのセキュリティモードの特徴とインストール前に必要な作業を説明します。

強化セキュリティモード

強化セキュリティモードを選択した場合、本ソフトウェアをセキュリティ強化した状態でインストールします。これにより、従来すべてのユーザに与えられていたコマンドの実行権を特定グループのユーザのみに限定して運用することができます。
なお、強化セキュリティモードでインストールする場合、権限を与える特定グループをあらかじめ作成する必要があります。


グループ“isusergrp”を作成する場合

/usr/sbin/groupadd -g 500 isusergrp

注意

  • グループの作成方法は、システムの管理方針により異なります。必ずマシン管理者に確認してください。

  • 強化セキュリティモードについては、“セキュリティシステム運用ガイド”の“共通の対策”および“リファレンスマニュアル(コマンド編)”の“利用権限について”を参照してください。


互換セキュリティモード

互換セキュリティモードを選択した場合、従来のバージョンのInterstageと同等のセキュリティレベルでインストールします。
なお、互換セキュリティモードでインストールする場合は、事前に必要な作業はありません。