Interstageを、ニーズに合わせてカストマイズしたインストールを行いたい場合や、特定の機能を使用する場合の導入方法です。
以下のような場合に、使用してください。
使用する機能を選択して使用したい場合
インストール対象コンポーネントを選択することによって、必要最小限の資源だけをインストールできます。
なお、以下の必須パッケージに関しては、選択することなく必ずインストールされます。
FJSVisas
FJSVod
FJSVtd
FJSVextp
特定機能を使用したい場合
以下の機能をインストールし、使用することができます。
Java EE
MessageQueueDirector
UDDIクライアント
シングル・サインオン
Servletサービス(Tomcat 4.1ベース) (注)
JRE5.0
JDK/JRE6
JDK/JRE1.4 (注)
SOAPサービス
注) RHEL-AS4(x86)/AS4(EM64T)で使用することができます。
チューニングしたい場合
Interstageを詳細にチューニングしたい場合に使用します。
install.shシェルによるカスタムインストールは以下の2つの選択ができます。
機能選択
使用する機能を指定することができます。機能を選択すると、該当の機能で必要なパッケージが自動的にインストールされます。
パッケージ選択
使用するパッケージを指定することができます。機能選択よりも、より詳細なパッケージの選択を行うことができます。
なお、インストールする機能によってInterstageのセットアップ形態が異なります。
Interstage EJBサービス(FJSVejb)が選択されている場合、isinitコマンドで“isinit type1 EJB”を指定した場合と同等のセットアップが行われます。
Interstage EJBサービス(FJSVejb)が選択されない場合、isinitコマンドで“isinit type1”を指定した場合と同等のセットアップが行われます。
Interstageのシステム規模はsmallで設定されています。インストール後にシステム規模の変更を行う場合、“運用ガイド”を参照してください。