Internet Navigware Enterprise LMS Server V9.0
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第2部 システム管理編> 第19章 環境設定> 19.3 コマンドのリモート接続の設定

19.3.1 実行環境の準備(Windows版)

コマンドをリモート接続で実行するための、接続元(以降、「リモート側」と呼びます)の設定手順は以下のとおりです。

  1. Java実行環境(JRE)をインストールします。バージョンは5.0を使用してください。

  2. 環境変数JAVA_HOMEにJREのインストール先を設定します。

  3. コマンドの実行ファイルと実行に必要なファイルを置くディレクトリを作ります。以下では、このディレクトリをINSERVER_HOMEディレクトリと呼びます。

  4. 環境変数INSERVER_HOMEにINSERVER_HOMEディレクトリのフルパスを設定します。

  5. サーバのInternet Navigware Serverのインストール先ディレクトリにあるbinディレクトリを、リモート側のINSERVER_HOMEディレクトリにコピーします。(INSERVER_HOMEディレクトリにbinディレクトリがあり、その中に関連するファイルが格納される構成となります。)
    管理コマンド、データ抽出コマンドのいずれかのみを使用する場合は、使用しないコマンドの実行ファイルはコピーしないでください。それぞれの実行ファイル名は以下のとおりです。


  6. コマンドの設定ファイル<INSERVER_HOMEディレクトリ>/bin/command.propertiesに、サーバ名などの設定を行います。
    「server.name」の値にInternet Navigware Serverが動作しているサーバのホスト名もしくはIPアドレスを指定します。
    必要に応じてポート番号「server.port」、プロトコル「server.protocol」の値も指定します。
    (プロトコルを指定する場合、server.protocol行の行頭の'#'を削除して、有効化してください。)


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