Internet Navigware Enterprise LMS Server V9.0
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第2部 システム管理編> 第19章 環境設定> 19.2 環境設定ファイルの定義情報

19.2.1 メール発信機能の設定

メール発信機能の設定項目は以下のとおりです。即時送信メールと一括送信メールの区分については、“H.1 メールの雛型一覧”を参照してください。

Windows版では、環境設定ツールの[サーバ]-[メール連携]ページ、[サーバ]-[メール連携]-[送信]ページ、[サーバ]-[メール連携]-[格納場所]ページで設定します。

プロパティ

環境設定ツール

必須

説明

services.PostMailService.enable

[メール連携]ページ
メール連携機能を利用する

メール連携機能を利用するかどうかを設定します。
マルチサーバ構成の場合は、メール連携機能を利用する場合、すべてのInternet Navigware Serverにおいて、trueを設定します。
メール連携機能を利用しない場合、すべてのInternet Navigware Serverにおいて、falseを設定します。
falseを設定した場合、そのInternet Navigware Server上で操作することにより送信されるはずの即時送信メールは送信されなくなります。
(一括送信メールはこの設定値にかかわらず、メール発行サービスが起動しているInternet Navigware Serverから送信されます。)

以降の設定は、メール連携機能を利用する場合に設定が必要です。マルチサーバ構成の場合は、メール発行サービスを有効にする1台のサーバのみに設定してください。

プロパティ

環境設定ツール

必須

説明

services.PostMailService.classname

[メール連携]ページ
メール発行サービスを有効にする

メールの送信やお知らせの通知をするには、メール発行サービスを有効にします。
マルチサーバ構成の場合は、いずれか一台のサーバでメール発行サービスを有効にしてください。(複数のサーバでメール発行サービスを有効にしないでください。)
例)
[Windows版]
有効にするには「メール発行サービスを有効にする」をチェックします。
[Linux版]
本設定行は標準では無効になっています。行頭の'#'を削除して有効にしてください。

services.PostMailService.postmail.enable

[メール連携]ページ
利用機能:メールの送信

 

メール発行サービスが起動しているInternet Navigware Serverにて、メール送信を行うかどうかを指定します。初期値はtrueで、falseにするとメール送信は行われなくなります。

services.PostMailService.postmessage.enable

[メール連携]ページ
利用機能:お知らせの通知

 

メール発行サービスが起動しているInternet Navigware Serverにて、お知らせを発信するかどうかを指定します。初期値はtrueで、falseにするとお知らせは発信されなくなります。

services.PostMailService.smtp

[送信]ページ
SMTPサーバ:サーバ名

SMTPサーバのホスト名を設定します。
例)smtp.example.com
Linux版では、本設定行は標準では無効になっています。行頭の'#'を削除して有効にしてください。

services.PostMailService.systemaddress

[送信]ページ
システムのメールアドレスと送信者名:メールアドレス

システムのメールアドレスを設定します。設定しないと、システムからの一括送信メールは発信されません(お知らせは発信されます)。
[Linux版]
本設定行は、標準では無効になっています。行頭の'#'を削除して有効にしてください。
例)inavi@example.com

services.PostMailService.systemname

[送信]ページ
システムのメールアドレスと送信者名:送信者名

 

システムから送信されるメールの送信者名として使用される文字列を設定します。
設定がない場合には、From欄は空のまま送信されます。
例)システム管理者

services.PostMailService.foldingcolumn

[送信]ページ
メール文書の折り返しを行う

 

文書の折り返しカラム数(バイト単位)を設定します。
2〜998の範囲でカラム数を指定します。
設定がない場合、70カラムで折り返します。

services.PostMailService.sendbox

[格納場所]ページ
メールの格納場所:即時送信メール

即時送信メールの一時的なファイル格納ディレクトリを設定します。
ディレクトリ設定時には、絶対パスで指定してください。
メール発行サービスは、ここで指定されたディレクトリに即時送信メールの一時ファイルを作成します。なお、一括送信メール格納ディレクトリおよび、エラーメール格納ディレクトリとは別のディレクトリにしなければなりません。
例)
[Windows版]
c:/mail/sendbox
[Linux版]
/var/tmp/mail/sendbox

services.PostMailService.autobox

[格納場所]ページ
メールの格納場所:一括送信メール

一括送信メールの格納ディレクトリを設定します。
ディレクトリ設定時には、絶対パスで指定してください。
メール発行サービスはここで指定されたディレクトリに一括送信メールの一時ファイルを作成します。なお、即時送信メール格納ディレクトリおよび、エラーメール格納ディレクトリとは別のディレクトリにしなければなりません。
例)
[Windows版]
c:/mail/autobox
[Linux版]
/var/tmp/mail/autobox

services.PostMailService.errorbox

[格納場所]ページ
メールの格納場所:エラーメール

エラーメールの格納ディレクトリを設定します。
ディレクトリ設定時には、絶対パスで指定してください。
メール発行サービスはここで指定されたディレクトリに、送信に失敗したメールを保存します。なお、即時送信メール格納ディレクトリおよび、一括送信メール格納ディレクトリとは別のディレクトリにしなければなりません。
例)
[Windows版]
c:/mail/errorbox
[Linux版]
/var/tmp/mail/errorbox

services.PostMailService.separateFollowRequest

[オプション]ページ
所属長へのフォロー依頼

 

所属長へのフォロー依頼を所属単位にまとめて発信するか、受講者毎に発信するかを指定します。初期値はtrueで受講者毎に発信します。falseにすると所属単位でまとめて発信されます。


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