Internet Navigware Enterprise LMS Server V9.0
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第1部 教育管理編> 第10章 受講

10.1 Internet Navigware教材とSCORM教材の動作

Internet Navigwareでは、Internet Navigware教材とSCORM教材を動作させることができます。Internet Navigware教材とは、Internet Navigware教材作成キットProfessionalで作成したInternet Navigware固有の形式の教材をいいます。Internet Navigwareは、SCORM規格 Version 1.2をサポートしています。SCORM教材とは、Internet Navigware教材作成キットProfessionalで作成したSCORM形式の教材や、その他のSCORM規格Version 1.2に準拠して作成された教材をいいます。Internet Navigware教材とSCORM教材では動作が異なります。詳細は以下のとおりです。

機能

詳細

Internet Navigware教材

SCORM
教材

学習

学習メニュー

△*2

目次画面

代表学習項目表示

学習項目表示

△*3

フレーム表示

完了日表示

前提代表学習項目設定/表示

×*5

問題コンテンツの成績表示*1

問題コンテンツの進捗率

学習フレーム単位での制限時間*1

教材オプションの設定*1

章末テストの設定

×*5

学習履歴保存

教材をサーバに転送

オフライン学習

○*6

×

テスト

テスト教材

△*4

レポート

×*5

アンケート

×*5

○・・・動作可能
△・・・一部動作可能、またはInternet Navigware教材とは機能が異なる
×・・・動作不可

*1:

SCORM固有機能

*2:

[次へ]ボタンや[採点]ボタンなどの学習制御ボタンは、SCORM教材の中で定義することになっているため、Internet Navigwareの学習を制御するボタンは表示されない。

*3:

学習項目が目次画面に表示されるが選択することはできない。

*4:

SCORM教材中にテスト問題を作成することで対応可能。

*5:

SCORM規格に定義されていないため不可。

*6:

Internet Navigware Personalは、Internet Explorerのコンポーネントを利用してHTMLページを表示/制御していますが、本コンポーネントはInternet Explorerと完全に同一ではありません。したがって、オンライン(Internet Explorer)では正しく動作する教材が、Internet Navigware Personal上では正しく動作しないことがあります。作成した教材をInternet Navigware Personalでも動作させる場合は、Internet Navigware Personal上で十分な動作確認を実施してください。

上記以外に、Internet Navigware教材では、レポート、およびアンケート機能が提供されています。Internet Navigwareでは、学習機能のみでSCORM教材をサポートしています。


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