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第1部 教育管理編 | > 第2章 ユーザ管理 |
配置転換などでユーザの所属が変わった場合(以降、所属の移動という)に、Internet Navigwareでは、ユーザ情報の主所属および副所属を変更します。移動する場合、部門内での移動と部門間をまたがって移動する場合があります。
部門内の場合は、所属長情報以外のすべての情報が引き継がれます。部門間の場合は、所属長情報、コース管理や受講管理の講師やチュータの割当て情報、講師やチュータのコースおよびクラスの割当て情報は引き継がれません。また、ユーザがもつ権限のうち、部門教育管理者、講師、チュータ、教材作成者の権限は、引き継がれません。ユーザの所属を部門間で移動した場合は、権限を再設定してください。
履歴情報については、部門内、部門間で所属を移動しても、削除されません。履歴情報は、ユーザとコースの関係で保持されており、受講者の履歴は移動した部門および所属配下で継続して保持されます。
部門間の移動をした場合の受講形態を以下に示します。下図にて説明します。
所属A−1から所属B−1へ移動したAさんは、その時点での受講申請状態によって、以下のようになります。
受講申請状態 |
受講の可否/必要な対処 |
---|---|
未申請 |
所属B−1でコースXの受講申請を行うことができます。 |
承認待/受付待 |
所属A−1での申請データは破棄されます。 |
受付済 |
所属B−1で継続してコースXを受講することができます。(再申請は不要です) |
所属A−1から所属B−2へ移動したCさんは、所属A−1でコースXの受講申請を行い、受講可能な状態であっても、所属B−2にコースXは割り当てられていないため継続してコースXを受講することはできません。所属B−2にコースXが割り当てられた時点で、再申請せずにコースXを受講可能となります。また、コースYに対して新規に受講申請を行うことができます。
部門所有のクラスに属している場合は、部門をまたがる所属移動時にクラスのメンバから解除されます。
所属A-1から所属B-1へ移動したAさんは、クラスPで受講申請を行っている場合、その時点の受講申請状態やコースの割り当て状態によって以下のようになります。
受講申請状態 |
受講の可否/必要な対処 |
---|---|
未申請 |
所属B−1またはクラスQでコースXの再度受講申請を行います。 |
承認待/受付待(未受付のコースに対する取消承認待) |
クラスPでの申請データは破棄されます。 |
受付済 |
所属B−1で継続してコースXを受講することができます。(再申請は不要です) |
受講料は、受講者が課金されるタイミングに所属していた部門および所属に課金されます。
課金されるタイミングについては、“13.7 課金”を参照してください。
所属A−1から所属B−1へ移動したAさんは、その時点での修了申請状態によって、以下のようになります。
修了申請状態 |
修了申請の可否/必要な対処 |
---|---|
未申請 |
所属B−1でコースXの修了申請を行うことができます。 |
承認待 |
所属A−1での申請データは破棄されます。 |
承認済 |
所属B−1でコースXの修了申請完了の状態となります。(再申請は不要です。) |
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