IREP: INFO: irep66066: Client broke off the request. detail=%s1:%s2:%s3 [%s4]
IREP: 情報: irep66066: クライアントからのリクエストが打ち切られました。 detail=%s1:%s2:%s3 [%s4]
[可変情報]
%s1:詳細コード1
%s2:SSLエラーコード
%s3:詳細コード2
%s4:リポジトリ名
[意味]
接続先からのリクエストを受付中にコネクションが切断されました。
[システムの処理]
処理を中止します。
[ユーザの対処]
レプリケーション運用の場合
マスタのリポジトリとスレーブのリポジトリとで、使用するSSL定義の以下の設定を一致させてください。
SSLプロトコルバージョン
暗号化方法
LDAPクライアント(ldapmodify、ldapsearch、ldapdelete、ユーザアプリケーション)とリポジトリとの接続の場合
以下の設定を一致させてください。
LDAPクライアントが使用するSSL環境定義ファイルのSSLバージョン(ssl_version)と、リポジトリが使用するSSL定義のSSLプロトコルバージョン
LDAPクライアントが使用するSSL環境定義ファイルの暗号化アルゴリズム(crypt)と、リポジトリが使用するSSL定義の暗号化方法
共通事項
SSL定義の修正後は、リポジトリにSSL定義を反映させるため、SSL定義を使用しているリポジトリを再起動してください。
接続先のシステムログを確認し、メッセージが記録されている場合は、記録されているメッセージに従って接続先で対処してください。
Interstage管理コンソールで設定した[SSLポート番号]に対して、 SSLでないLDAPプロトコルや、その他のプロトコルなど不適切な接続があった場合にも本エラーが発生します。接続元アプリケーションの設定を確認してください。
SSL環境定義ファイルのSSLバージョン(ssl_version)、および暗号化アルゴリズム(crypt)については、以下を参照してください。
“ディレクトリサービス運用ガイド”の“SSL通信環境の構築”-“クライアント側の環境構築”-“SSL環境定義ファイルの設定(クライアント)”
SSLエラーコードについては、以下を参照してください。
“40.2 SSLエラーコード”
上記の対応をしても改善されない場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。