名前
GetObject
形式
VARIANT * GetObject(string object_name);
機能説明
object_nameで指定されたCORBAのオブジェクトをネーミングサービスから検索し、検索したCORBAのオブジェクトに対応したIDispatchインタフェースに変換します。
object_nameにはネーミングサービスに登録されている名前以外は指定できません。名前はモジ ュール名、インタフェース名の順に以下の形式で書くことができます。
<モジュール名>::[<モジュール名>::]<インタフェース名>
IID_I<モジュール名>_[<モジュール名>_]<インタフェース名>
<モジュール名>.[<モジュール名>.]<インタフェース名>
CLSID_<モジュール名>_[<モジュール名>_]<インタフェース名>
D<モジュール名>_[<モジュール名>_]<インタフェース名>
DI<モジュール名>_[<モジュール名>_]<インタフェース名>
復帰値
正常終了した場合は、CORBAのオブジェクトに対応したVARIANT型へのポインタが返されます。
異常終了した場合は、VT_NULLが返されます。
使用例
GetObjectをVisualBasicから使用するプログラミング例を以下に示します。
// IDL
interface example1 {
long op1( in long arg1 );
};
' VisualBasic
Dim factory As object
Dim obj As object
Dim arg1 As long
Dim rtn As long
Set factory = CreateObject( "CORBA.Factory" )
Set obj = factory.GetObject( "example1" )
arg1 = 100
rtn = obj.op1( arg1 )