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Interstage Application Server リファレンスマニュアル(API編)

4.16.1 OTS-INIT

名前

  OTS-INIT

形式

  DATA DIVISION.
    WORKING-STORAGE SECTION.
      COPY CONST IN CORBA.
      01 COPY OBJECT IN CORBA REPLACING CORBA-OBJECT BY OTS.
      01 COPY ORB IN CORBA REPLACING CORBA-ORB BY ORB.
      01 IMPL USAGE POINTER.
      01 COPY ENVIRONMENT IN CORBA REPLACING CORBA-ENVIRONMENT BY ENV.

  PROCEDURE DIVISION. 
      CALL "OTS-INIT" USING
        OTS
        ORB
        IMPL
        ENV.

機能説明

  サーバアプリケーションとOTSを接続します。

パラメタ

  OTS:

  CORBA-ORB-RESOLVE-INITIAL-REFERENCESメソッド (CORBA-ORB-OBJECTID-TRANSVR)で取得したOTSインタフェースのオブジェクトリファレンスを指定します。

  ORB:

  CORBA-ORB-INITメソッドで獲得したCORBA-ORBを指定します。

  IMPL:

  サーバアプリケーションのインプリメンテーションリポジトリIDを指定します。

  ENV:

  例外情報を獲得するためにCORBA-ENVIRONMENTオブジェクトを指定します。

復帰値

  正常終了した場合は、ENV構造体のMAJORにCORBA-NO-EXCEPTIONが設定されます。
  異常終了した場合は、ENV構造体のMAJORにCORBA-SYSTEM-EXCEPTIONまたはCORBA-USER-EXCEPTIONが設定され、ENV構造体のIDに詳細情報が設定されます。

EX-OTS-BAD-DESCRIPTION:
  リソース定義ファイルの記述に誤りがあります。
EX-OTS-NO-DEFFILE:
  リソース定義ファイルが存在しません。または、インプリメンテーションリポジトリにリソース定ファイル名が指定されていません。
EX-OTS-RM-ERROR:
  データベースのオープンで一時的エラーが発生しました。
EX-OTS-PERMOSSION-DENIED:
  リソース定義ファイルのパーミッションがありません。
EX-OTS-IOERROR:
  リソース定義ファイルの読込中にI/Oエラーが発生しました。

注意事項

  本関数は、1プロセスで2回以上呼び出さないでください。