名前
CORBA-ORB-NET-DISCONNECT
形式
 DATA DIVISION.
   WORKING-STORAGE SECTION.
   COPY CONST IN CORBA.
   01 COPY ORB         IN CORBA REPLACING CORBA-ORB BY ORB.
   01 COPY OBJECT      IN CORBA REPLACING CORBA-OBJECT BY OBJ.
   01 COPY ENVIRONMENT IN CORBA REPLACING CORBA-ENVIRONMENT BY ENV.
   PROCEDURE DIVISION.
     CALL "CORBA-ORB-NET-DISCONNECT" USING
           ORB
           OBJ
           ENV.機能説明
OBJで指定されたオブジェクトが使用している通信資源を解放します。
CORBA-ORB-INIT関数で返却されたオブジェクトを指定します。
切断するオブジェクトを指定します。
例外情報。
復帰値
  正常終了した場合、CORBA-NO-EXCEPTIONが返されます。
  異常終了した場合は、ENV構造体のMAJORにCORBA-SYSTEM-EXCEPTIONが設定され、IDとMINORに詳細情報が設定されます。IDの意味は次のとおりです。MINORの意味については、“メッセージ集”の“CORBAサービスから通知される例外情報/マイナーコード”を参照してください。
  不当なObjectを指定しました。
  コネクションがすでに切断済です。
通信異常が発生しました。
注意事項
本関数の発行時、クライアントアプリケーションの状態により以下のエラーが通知されることがあります。
スレッドモードで動作するアプリケーションの場合、本関数を発行したスレッド以外でサーバとの通信を行っていた場合、サーバと通信を行っているスレッドにCORBA_COMM_FAILUREが通知されます。
非同期リクエストを発行している場合、非同期依頼の結果が受け取れません。
同一のOBJに対し本関数を発行した場合、 CORBA_INV_OBJREFが通知されます。
サーバに対するコネクション情報が存在しない場合、CORBA_INV_OBJREFまたはCORBA_COMM_FAILUREが通知されます。
本関数を発行したクライアントプロセスにオブジェクトOBJが存在するサーバを共用する他のオブジェクトが存在する場合、そのインスタンス情報も解放されます。