名前
ISOD::LBG::bind
形式
#include <orb_cplus.h> #include <OM_LBOcpp.h> void ISOD::LBG::bind( CORBA::Object_ptr objectref, CORBA::Environment &env);
機能説明
本関数は、objectrefで指定されたロードバランス対象のオブジェクトを、このロードバランスオブジェクトグループに登録します。
パラメタ
ロードバランスオブジェクトグループに登録するオブジェクトリファレンス。
指定するオブジェクトリファレンスのインタフェースリポジトリIDは、OMG IDL形式(“IDL:”で始まる形式)を使用してください。
例外情報が格納される構造体。
復帰値
正常終了した場合は、envのexceptionメンバにNULLオブジェクトリファレンスが設定されます。
異常終了した場合は、envのexceptionメンバにSystemExceptionオブジェクト、またはUserExceptionオブジェクトのオブジェクトリファレンスが設定されます。
ユーザ例外の場合は、以下の例外が発生します。
すでに登録済のオブジェクトと同一の情報を持つオブジェクトが指定されました。
ロードバランス機能のDBの処理で異常が発生しました。または、objectrefの指定に誤りがあります。
objectrefで指定されたオブジェクトが不当です。
システム例外の場合は、設定された例外情報およびマイナーコードの意味については、“メッセージ集”の“CORBAサービスから通知される例外情報/マイナーコード”を参照してください。
名前
ISOD::LBG::unbind
形式
#include <orb_cplus.h> #include <OM_LBOcpp.h> void ISOD::LBG::unbind( CORBA::Object_ptr objectref, CORBA::Environment &env);
機能説明
本関数は、objectrefで指定されたロードバランス対象のオブジェクトを、このロードバランスオブジェクトグループから削除します。
パラメタ
ロードバランスオブジェクトグループから削除するオブジェクトリファレンス。
指定するオブジェクトリファレンスのインタフェースリポジトリIDは、OMG IDL形式(“IDL:”で始まる形式)を使用してください。
例外情報が格納される構造体。
復帰値
正常終了した場合は、envのexceptionメンバにNULLオブジェクトリファレンスが設定されます。
異常終了した場合は、envのexceptionメンバにSystemExceptionオブジェクト、またはUserExceptionオブジェクトのオブジェクトリファレンスが設定されます。
ユーザ例外の場合は、以下の例外が発生します。
objectrefで指定されたオブジェクトが見つかりません。
ロードバランス機能のDBの処理で異常が発生しました。または、objectrefの指定に誤りがあります。
objectrefで指定されたオブジェクトが不当です。
システム例外の場合は、設定された例外情報およびマイナーコードの意味については、“メッセージ集”の“CORBAサービスから通知される例外情報/マイナーコード”を参照してください。
名前
ISOD::LBG::rebind_default
形式
#include <orb_cplus.h> #include <OM_LBOcpp.h> CORBA::Object_ptr ISOD::LBG::rebind_default( CORBA::Object_ptr objectref, CORBA::Environment &env);
機能説明
本関数は、このロードバランスオブジェクトグループのデフォルトオブジェクトを、objectrefで指定されたオブジェクトに変更します。
本関数はオブジェクトリファレンスを格納する領域を獲得するため、この領域が不要になった時点で、CORBA::release()を使用して領域を解放する必要があります。
パラメタ
デフォルトオブジェクトとして登録するオブジェクトリファレンス。
指定するオブジェクトリファレンスのインタフェースリポジトリIDは、OMG IDL形式(“IDL:”で始まる形式)を使用してください。
例外情報が格納される構造体。
復帰値
正常終了した場合は、変更前のデフォルトオブジェクトのオブジェクトリファレンスが返され、envのexceptionメンバにNULLオブジェクトリファレンスが設定されます。
異常終了した場合は、envのexceptionメンバにSystemExceptionオブジェクト、またはUserExceptionオブジェクトのオブジェクトリファレンスが設定されます。
ユーザ例外の場合は、以下の例外が発生します。
デフォルトオブジェクトが設定されていません。
ロードバランス機能のDBの処理で異常が発生しました。または、objectrefの指定に誤りがあります。
objectrefで指定されたオブジェクトが不当です。
同時処理可能な要求の上限に達しました。リトライしてください。
システム例外の場合は、設定された例外情報およびマイナーコードの意味については、“メッセージ集”の“CORBAサービスから通知される例外情報/マイナーコード”を参照してください。
名前
ISOD::LBG::list
形式
#include <orb_cplus.h> #include <OM_LBOcpp.h> void ISOD::LBG::list( ISOD::LBG::ObjectList *&objectref, CORBA::Environment &env);
機能説明
このロードバランスオブジェクトグループに登録済のオブジェクトのオブジェクトリファレンスの一覧を返します。
パラメタ
オブジェクトのリストの設定領域。
例外情報が格納される構造体。
復帰値
正常終了した場合は、envのexceptionメンバにNULLオブジェクトリファレンスが設定されます。
異常終了した場合は、envのexceptionメンバにSystemExceptionオブジェクト、またはUserExceptionオブジェクトのオブジェクトリファレンスが設定されます。
ユーザ例外の場合は、以下の例外が発生します。
ロードバランス機能のDBの処理で異常が発生しました。
システム例外の場合は、設定された例外情報およびマイナーコードの意味については、“メッセージ集”の“CORBAサービスから通知される例外情報/マイナーコード”を参照してください。