名前
CORBA::ORB::get_client_request_timer -サーバメソッド待機時間の獲得
形式
CORBA::Long CORBA::ORB::get_client_request_timer( CORBA::Object_ptr obj, CORBA::Environment &env );
機能説明
サーバメソッド待機時間(秒単位)を獲得します。
待機時間の設定に対する優先度は以下のとおりです(高い順から記載します)。なお、objにCORBA_OBJECT_NILを指定した場合は、以下の1あるいは3で設定された値を獲得します。
CORBA::ORB::set_client_timer()による設定
CORBAサービスの環境設定ファイル(config)のperiod_receive_timeoutパラメタによる設定
本関数はクライアントアプリケーションにおいてサーバメソッドの待機時間を確認したい場合に使用します。
パラメタ
待機時間を獲得するサーバオブジェクトのオブジェクトリファレンス。
例外情報が格納される構造体。
復帰値
サーバメソッドの待機時間が返ります。
異常終了した場合はenvのexceptionメンバにSystemExceptionオブジェクトのオブジェクトリファレンスが設定され、 SystemException_idに詳細情報が設定されます。_idと_minorの意味については、“メッセージ集”の“CORBAサービスから通知される例外情報/マイナーコード”を参照してください。