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Interstage Application Server リファレンスマニュアル(API編)

2.14.18 OperationDefインタフェース

2.14.18.1 CORBA::OpqrationDef::result()

名前

  CORBA::OperationDef::result

形式

  #include <orb_cplus.h>
  CORBA::TypeCode_ptr  CORBA::OperationDef::result(
        CORBA::Environment& env );

機能説明

  OperationDefオブジェクトに定義されている、オペレーションの復帰値の型を表したTypeCodeを返します。
  本関数はタイプコードを格納する領域を獲得するため、この領域が不要になった時点で、CORBA::release()を使用して領域を解放する必要があります。

パラメタ

  env

  例外情報が格納される構造体。

復帰値

  正常終了した場合は、オペレーションの復帰値の型を表したTypeCodeが返されます。
  異常終了した場合は、envのexceptionメンバにSystemExceptionオブジェクトのオブジェクトリファレンスが設定されます。設定された例外情報およびマイナーコードの意味については、“メッセージ集”の“CORBAサービスから通知される例外情報/マイナーコード”を参照してください。

2.14.18.2 CORBA::OperationDef::params()

名前

  CORBA::OperationDef::params

形式

  #include <orb_cplus.h>
  CORBA::ParDescriptionSeq  *CORBA::OperationDef::params(
        CORBA::Environment& env );

機能説明

  OperationDefオブジェクトに定義されているオペレーションのパラメタ情報を、CORBA::ParDescriptionSeqのリスト形式(“2.14.1 型の定義”参照してください)で返します。

パラメタ

  env

  例外情報が格納される構造体。

復帰値

  正常終了した場合は、オペレーションのパラメタ情報(CORBA::ParDescriptionSeq)が返されます。
  異常終了した場合は、envのexceptionメンバにSystemExceptionオブジェクトのオブジェクトリファレンスが設定されます。設定された例外情報およびマイナーコードの意味については、“メッセージ集”の“CORBAサービスから通知される例外情報/マイナーコード”を参照してください。

2.14.18.3 CORBA::OperationDef::contexts()

名前

  CORBA::OperationDef::contexts

形式

  #include <orb_cplus.h>
  CORBA::ContextIdSeq  *CORBA::OperationDef::contexts(
        CORBA::Environment& env );

機能説明

  OperationDefオブジェクトに定義されている、オペレーションに対するコンテキスト識別子をリスト形式で(“2.14.1 型の定義”を参照してください)返します。

パラメタ

  env

  例外情報が格納される構造体。

復帰値

  正常終了した場合は、コンテキスト識別子リスト(CORBA::ContextIdSeq)が返されます。
  異常終了した場合は、envのexceptionメンバにSystemExceptionオブジェクトのオブジェクトリファレンスが設定されます。設定された例外情報およびマイナーコードの意味については、“メッセージ集”の“CORBAサービスから通知される例外情報/マイナーコード”を参照してください。

2.14.18.4 CORBA::OperationDef::exceptions()

名前

  CORBA::OperationDef::exceptions

形式

  #include <orb_cplus.h>
  CORBA::ExceptionDefSeq  *CORBA::OperationDef::exceptions(
        CORBA::Environment& env );

機能説明

  OperationDefオブジェクトに定義されている、オペレーションでの例外事象の定義情報をリスト形式で(“2.14.1 型の定義”を参照してください)返します。

パラメタ

  env

  例外情報が格納される構造体。

復帰値

  正常終了した場合は、オペレーションでの例外事象の定義情報(CORBA::ExceptionDefSeq)が返されます。
  異常終了した場合は、envのexceptionメンバにSystemExceptionオブジェクトのオブジェクトリファレンスが設定されます。設定された例外情報およびマイナーコードの意味については、“メッセージ集”の“CORBAサービスから通知される例外情報/マイナーコード”を参照してください。

2.14.18.5 継承されて使用できる関数

(1)CORBA::OperationDef::def_kind
(2)CORBA::OperationDef::id
(3)CORBA::OperationDef::name
(4)CORBA::OperationDef::defined_in
(5)CORBA::OperationDef::describe

  (1)については、“IRObject共通インタフェース”を継承します。
  “CORBA::IRObject”の部分を“CORBA::OperationDef”に置き換えて使用することができます。
  関数の仕様については、“2.14.2 IRObject共通インタフェース”を参照してください。

  (2)~(5)については、“Contained共通インタフェース”を継承します。
  “CORBA::Contained”の部分を“CORBA::OperationDef”に置き換えて使用することができます。
  関数の仕様については、“2.14.3 Contained共通インタフェース”を参照してください。