IDLcコマンドでIDLファイルをコンパイルします。この結果、IDL定義をCOBOL言語にマッピングした、複数の*.cblファイルが出力されます。IDLcコマンドの詳細については“リファレンスマニュアル(コマンド編)”の“IDLc”を参照してください。
IDLc -cobol simple.idl |
“6.1.1 アプリケーションのインタフェース定義(IDL)の記述”で例示した内容のsimple.idlというIDLファイルを“-cobol”オプションを指定してIDLcコマンドでコンパイルすると、以下のファイルが出力されます。
ファイル名 | ファイル種別 |
---|---|
simple_cdr.cbl | CDRソースファイル |
simple_stub.cbl | スタブファイル |
simple_ODdemo_calculator_skel.cbl | スケルトンファイル |
simple_skel.cbl | 領域獲得用スケルトン(*1) |
simple_h.cbl | データ型定義ファイル(*2) |
(*1) 基本データ型以外のIDL定義に対する領域獲得用関数が組み込まれます。基本データ型のみでは、作成されません。
(*2) スタブ・スケルトンで使用されるデータ型を定義したファイルです。