サーバアプリケーションのコンパイルおよび実行時、CORBAアプリケーションの実行環境に応じて環境変数CLASSPATHに設定するJavaライブラリが異なります。
サーバ環境で使用するJavaライブラリを以下に示します。
Java実行/開発環境 | ||
---|---|---|
JDK/JRE1.4以降(注) | JDK/JRE1.3、JDK/JRE1.2.2(注) | JDK/JRE1.1.8 |
ODjava4.jar | ODjava2.jar | ODjava.jar |
注) サーバ環境では、Javaライブラリに対する権限を設定する必要はありません。
■環境変数の設定例
起動用のバッチファイル内で環境変数CLASSPATHを設定している場合は、バッチファイル内の記述を以下のように変更します。
set CLASSPATH=.;%OD_HOME%\etc\class\ODjava4.jar;%CLASSPATH%;
■環境変数の設定例
起動用のシェルスクリプト内で環境変数CLASSPATHを設定している場合は、シェルスクリプト内の記述を以下のように変更します。また、環境変数CLASSPATHの他に、環境変数LD_LIBRARY_PATHに“<CORBAサービスのインストールディレクトリ>/lib”(OD_HOME:CORBAサービスのインストールディレクトリ)を設定する必要があります。
CLASSPATH=.:$OD_HOME/etc/class/ODjava4.jar:$CLASSPATH export CLASSPATH LD_LIBRARY_PATH=$OD_HOME/lib export LD_LIBRARY_PATH