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Interstage Application Server アプリケーション作成ガイド(CORBAサービス編)

1.3.2 サーバアプリケーションの起動タイプ

  サーバアプリケーションのオブジェクト処理は、サーバアプリケーションの起動タイプを設定することで、以下の3つから選択することができます。作成するシステム設計にしたがって、インプリメンテーションリポジトリへの登録時に設定します。

shared

  1つのサーバアプリケーションが同時に複数のオブジェクトを処理します。サーバオブジェクトは、複数のクライアントからの要求を処理します。この起動タイプを指定すると、クライアントから要求があった時点でサーバアプリケーションは自動起動します。

unshared

  1つのサーバアプリケーションが1つのオブジェクトだけを処理します。サーバオブジェクトは、複数のクライアントからの要求を処理します。この起動タイプを指定すると、クライアントから要求があった時点でサーバアプリケーションは自動起動します。

persistent

  1つのサーバアプリケーションが同時に複数のオブジェクトを処理します。サーバオブジェクトは、複数のクライアントからの要求を処理します。この起動タイプを指定すると、クライアントから要求がきてもサーバアプリケーションは自動起動しません。クライアントからの要求を処理するには事前にサーバアプリケーションを起動する必要があります。

  サーバアプリケーションのオブジェクトを共用する場合は、「Shared」や「Persistent」を指定し、サーバアプリケーションのオブジェクトを排他的に利用する場合は、「Unshared」を指定します。なお、Persistent以外の起動タイプの場合、サーバアプリケーションが起動されていない場合でも、要求があった時点でサーバアプリケーションは自動的に起動します。
  以下を参照し、利用目的に応じて選択してください。




  特別な要件がない限り、persistentサーバの使用を推奨します。