SMTP連携サービスのメッセージの本文、意味および対処について以下に示します。
mqd: 情報: MQD2500: s*
意味
コマンドの実行結果など、SMTP連携サービスの各種情報が表示されます。
s*: 各種情報
mqd: 情報: MQD2501: SMTP連携サービスの運用を開始しました: SYSTEM=s*
意味
SMTP連携サービスの運用が正常に開始されました。
s*: MQDシステム名
mqd: 情報: MQD2502: SMTP連携サービスの定義反映を終了しました: SYSTEM=s*
意味
SMTP連携サービスの定義反映が終了しました。
s*: MQDシステム名
mqd: 情報: MQD2503: SMTP連携サービスの状態: STATUS=s*
意味
現在のSMTP連携サービスの状態を表示します。
s*: 状態
mqd: 情報: MQD2504: 受信キュー: STATUS=d* QUEUE=s*
意味
メッセージの受信状態を表示します。
d*: 状態
s*: メッセージキュー名
mqd: 情報: MQD2505: 送信キュー: STATUS=d* QUEUE=s*
意味
メッセージの送信状態を表示します。
d*: 状態
s*: メッセージキュー名
mqd: 情報: MQD2507: SMTP連携サービスが停止しました: SYSTEM=s*
意味
SMTP連携サービスが運用を停止しました。
s*: MQDシステム名
mqd: 情報: MQD2508: SMTP連携サービスが終了しました: SYSTEM=s*
意味
SMTP連携サービスが正常終了しました。
s*: MQDシステム名
mqd: 情報: MQD2512: SMTP連携サービスの動作環境が作成されました: SYSTEM=s*
意味
SMTP連携サービスの動作環境が作成されました。SMTP連携サービスが起動可能な状態になりました。
s*: MQDシステム名
mqd: 情報: MQD2513: SMTP連携サービスの動作環境が削除されました: SYSTEM=s*
意味
SMTP連携サービスの動作環境が削除されました。
s*: MQDシステム名
mqd: 情報: MQD2514: SMTP連携サービスの動作環境が変更されました: SYSTEM=s*
意味
SMTP連携サービスの動作環境が正常に変更されました。
s*: MQDシステム名
mqd: 情報: MQD2515: サービス定義が登録されました: SYSTEM=s*
意味
サービス定義の登録が行われました。
s*: MQDシステム名
mqd: 情報: MQD2516: サービス定義が削除されました: SYSTEM=s*
意味
登録されていたサービス定義の削除が行われました。
s*: MQDシステム名
mqd: 情報: MQD2521: メッセージを返信しました: SYSTEM=s*
意味
メッセージを送信元に返信しました。
s*: MQDシステム名
mqd: 情報: MQD2522: デッドレターを受信しました: SYSTEM=s*
意味
MQD代表メールアドレス宛てのメールを受信しました。受信側システムで格納不可能なため返信されたメッセージだと思われます。メッセージは破棄されます。
s*: MQDシステム名
mqd: 情報: MQD2523: SMTP連携サービス以外からのメッセージを受信しました: INFO=d* SYSTEM=s*
意味
SMTP連携サービス以外からのメッセージを受信しました。送信元に返信されます。
d*: 送信メーラー情報
s*: MQDシステム名
mqd: 情報: MQD2524: MIMEバージョン異常のメッセージを受信しました: INFO=d* SYSTEM=s*
意味
MIMEバージョンが異常であるメッセージを受信しました。送信元に返信されます。
d*: 異常となったMIMEバージョン情報
s*: MQDシステム名
mqd: 情報: MQD2525: MIME・S/MIME方式異常のメッセージを受信しました: INFO=d* SYSTEM=s*
意味
MIME・S/MIME方式が異常であるメッセージを受信しました。送信元に返信されます。
d*: 異常となったMIME・S/MIME方式情報
s*: MQDシステム名
mqd: 情報: MQD2526: S/MIME暗号化方式異常のメッセージを受信しました: INFO=d* SYSTEM=s*
意味
S/MIME暗号化方式が異常であるメッセージを受信しました。送信元に返信されます。
d*: 異常となったS/MIME暗号化方式情報
s*: MQDシステム名
mqd: 情報: MQD2527: 宛て先不明のメッセージを受信しました: INFO=d* SYSTEM=s*
意味
宛て先不明のメッセージを受信しました。送信元に返信されます。
d*: 異常となった宛先情報
s*: MQDシステム名
mqd: 情報: MQD2528: SMTP連携サービスは起動されていません: SYSTEM=s*
意味
SMTP連携サービスは起動されていません。
s*: MQDシステム名
mqd: 情報: MQD2529: キューはSMTP連携サービスに関連付けされます: QUEUE=s* SYSTEM=t*
意味
メッセージキュー“s*”は、SMTP連携サービスに関連付けされます。
s*:メッセージキュー名
t*: MQDシステム名
mqd: 情報: MQD2530: SMTP連携サービスを削除してもよろしいですか?(yes/no)
意味
SMTP連携サービスを削除します。削除してもよい場合は“yes”を、削除しない場合は“no”を入力してください。
mqd: 情報: MQD2531: SMTP連携サービスの停止を解除しました: SYSTEM=s*
意味
SMTP連携サービスの停止を解除しました。
s*: MQDシステム名
mqd: 情報: MQD2532: 書式:mqdscomsetup [-s sysname] -f filename
意味
mqdscomsetupコマンドの書式です。
mqd: 情報: MQD2533: 書式:mqdscomunsetup [-s sysname]
意味
mqdscomunsetupコマンドの書式です。
mqd: 情報: MQD2534: 書式:mqdscomchg [-s sysname] -f filename
意味
mqdscomchgコマンドの書式です。
mqd: 情報: MQD2535: 書式:mqdscomdef [-s sysname] {-a -f filename|-d -f filename|-r}
意味
mqdscomdefコマンドの書式です。
mqd: 情報: MQD2536: 書式:mqdscomprt [-s sysname] {-e|-c|-n|-v}
意味
mqdscomprtコマンドの書式です。
mqd: 情報: MQD2538: 定義が登録されました: SECTION=s* SYSTEM=t*
意味
SMTP連携サービスの動作環境定義が登録されました。
s*: セクション名
t*: MQDシステム名
mqd: 情報: MQD2540: SMTP連携サービスの動作環境作成に失敗しました: SYSTEM=s*
意味
SMTP連携サービスの動作環境作成に失敗しました。
s*: MQDシステム名
mqd: 情報: MQD2541: 新サービス定義が存在しません: SYSTEM=s*
意味
SMTP連携サービスの新サービス定義が存在しません。
s*: MQDシステム名
mqd: 情報: MQD2542: 現サービス定義が存在しません: SYSTEM=s*
意味
SMTP連携サービスの現サービス定義が存在しません。
s*: MQDシステム名
mqd: 情報: MQD2544: 現サービス定義が存在しないため、新サービス定義で起動します: SYSTEM=s*
意味
現サービス定義が存在しないため、新サービス定義に従ってSMTP連携サービスを起動します。
s*: MQDシステム名
mqd: 情報: MQD2545: SMTP連携サービスの動作環境変更に失敗しました: SYSTEM=s*
意味
SMTP連携サービスの動作環境の変更に失敗しました。
s*: MQDシステム名
mqd: 情報: MQD2546: 書式:mqdscomcrt [-s sysname] -f filename -p pathname
意味
mqdscomcrtコマンドの書式です。
mqd: 情報: MQD2547: .forwardファイルを作成しました: FILE=s* SYSTEM=t*
意味
.forwardファイルを作成しました。
s*: .forwardファイル名
t*: MQDシステム名
mqd: 情報: MQD2548: .forwardファイルのアクセス権を変更しました: FILE=s* SYSTEM=t*
意味
.forwardファイルのアクセス権を変更しました。
s*: .forwardファイル名
t*: MQDシステム名
mqd: 情報: MQD2580: 定義が登録されました: [{DOMAIN=s* | QUEUE=t*}] SECTION=u* SYSTEM=v*
意味
SMTP連携サービスのセクションu*の定義が登録されました。
s*: ドメイン名(SMIME_DOMAINセクションの場合)
t*: メッセージキュー名(QUEUEセクションの場合)
u*: セクション名
v*: MQDシステム名
mqd: 警告: MQD2604: 指定された返信キューが存在しません: QUEUE=s* REPLYQUEUE=t* SYSTEM=u*
意味
メッセージヘッダに指定されている返信キューは、SMTP連携サービスに定義されていません。メッセージは破棄されます。
s*: メッセージキュー名
t*: 返信キュー名
u*: MQDシステム名
対処
該当する返信キューをサービス定義に登録し、SMTP連携サービスを新サービス定義で再起動するか、定義の反映を行ってください。その後、再度メッセージ送受信を行ってください。
mqd: 警告: MQD2605: システムエラーが発生しました: QUEUE=s* CLASS=t* NO=d* INFO=e* SYSTEM=u*
意味
SMTP連携サービスの一部でシステムエラーが発生しました。メッセージキュー“s*”に対する処理はできません。
s*: メッセージキュー名
t*: クラス名
d*: エラー番号
e*: 詳細情報
u*: MQDシステム名
対処
上記の情報を控え、“メッセージ集” の “技術員連絡の前に”を参照してください。また、mqddumpコマンドを使用して調査資料を採取してください。その後、技術員に連絡してください。
mqd: 警告: MQD2606: システム資源不足が発生しました: QUEUE=s* SYSTEM=t*
意味
SMTP連携サービスの一部でシステム資源不足が発生しました。
s*: メッセージキュー名
(“Returner”と出力された場合は、受信メッセージ返信中に検出したという意味)
t*: MQDシステム名
対処
以下の原因が考えられます。これらの項目を確認し、原因を除去してください。プロセスごとのシステム資源の制限値を変更した場合、MQDの再起動が必要です。マシンのパラメタをチューニングした場合にはマシンの再起動が必要です。
セットアップ時に指定した各ファイルの容量が不十分である。
メモリ不足が発生した。
ディスク容量不足が発生した。
システム内のプロセス数が多い。
プロセスごとに利用できるシステム資源の制限値が不適当である。
IPC資源が不足している。
MQDのアプリケーションで、以下にあげるようなMQD-APIの使い方をしている場合、アプリケーションプロセスの数が少なくても、本エラーが発生する場合があります。その場合にも、当該アプリケーションを終了させてから、再度実行してください。また、このようなAPIの使い方は誤った使い方ですので、アプリケーションは修正してください。
トランザクションの取り消しを、短い期間に連続して実行する。
メッセージ操作を伴わないトランザクションの開始、終了、取り消しを、短い期間に連続して実行する。
メッセージの存在しないメッセージキューに対する非同期モードでのメッセージの受信、参照、カーソル移動、削除を、短い期間に連続して実行する。
メッセージ参照のみを、短い期間に連続して実行する。
mqd: 警告: MQD2610: メッセージキューがアクセス禁止状態のため、メッセージを格納できません: QUEUE=s* SYSTEM=t*
意味
該当するメッセージキューが送信禁止状態または使用禁止状態です。このため、メッセージを格納できません。メッセージは、サービス環境定義のretryの定義にしたがって再格納されます。
s*: メッセージキュー名
t*: MQDシステム名
対処
頻繁に出力される場合は、該当するメッセージキューの状態を確認してください。
送信禁止状態が続いている場合は、メッセージキューの送信禁止状態を解除してください。
使用禁止状態が続いている場合は、原因であるメッセージの一括削除もしくはメッセージキューの強制削除を完了させてください。
mqd: 警告: MQD2612: キューが削除されました: QUEUE=s* SYSTEM=t*
意味
SMTP連携サービスに定義されているメッセージキューが削除されました。該当するメッセージキューが受信キューの場合、メッセージはsendmailの再配信キューに格納されます。
s*: メッセージキュー名
t*: MQDシステム名
対処
再度定義を有効にするためには、メッセージキューを作成した後、サービス定義の反映を行ってください。反対に、完全に削除したい(再配送キューに格納しない)場合は、定義削除後、SMTP連携サービスを終了し、定義反映オプション“-n”を指定してSMTP連携サービスの再起動を行ってください。
mqd: 警告: MQD2621: 返信キューに対応する送信キューがありません: ADDRESS=s* SYSTEM=t*
意味
メッセージを受信しましたが、メッセージに指定されている返信キューに対応する送信キューがありません。メッセージは、送信元に返信されます。
s*: メールアドレス
t*: MQDシステム名
対処
該当する送信キューを作成して、サービス定義に送信キューとして登録した後、定義の反映を行ってください。
mqd: 警告: MQD2628: 無効なセクションが定義されています: SECTION=s* SYSTEM=t*
意味
定義ファイルに無効なセクションが記述されています。
s*: セクション名
t*: MQDシステム名
対処
定義ファイルに記述されているセクション名の誤りを修正してください。
mqd: 警告: MQD2630: 無効なキーワードが定義されています: KEYWORD=s* SECTION=t* SYSTEM=u*
意味
定義ファイルに無効なキーワードが記述されています。
s*: キーワード名
t*: セクション名
u*: MQDシステム名
対処
以下の原因が考えられます。これらの項目を確認し、原因を除去してください。
規定外のキーワードが記述されている。
値がない。
mqd: 警告: MQD2631: 同一キーワードが定義されているため、最初のキーワードの値が有効になります: KEYWORD=s* SECTION=t* SYSTEM=u*
意味
定義ファイルの同一セクション内に同じキーワードが複数記述されています。最初のキーワードが有効になります。
s*: キーワード名
t*: セクション名
u*: MQDシステム名
対処
以下の原因が考えられます。これらの項目を確認し、原因を除去してください。
同じキーワードが、登録済みセクションに存在する。
定義ファイルの1セクションに同じキーワードが複数存在する。
mqd: 警告: MQD2633: 不正な値が定義されています: KEYWORD=s* SECTION=t* SYSTEM=u*
意味
定義ファイルに不正な値が記述されています。
s*: キーワード名
t*: セクション名
u*: MQDシステム名
対処
以下の原因が考えられます。状況を確認し、原因を除去してください。
定義ファイルに記述されている値が不正である。
mqd: 警告: MQD2635: 無効なキュー名が定義されています: QUEUE=s* SYSTEM=t*
意味
サービス定義ファイルに無効なメッセージキュー名が記述されています。
s*: メッセージキュー名
t*: MQDシステム名
対処
以下の原因が考えられます。状況を確認し、原因を除去してください。
定義ファイルに記述されているメッセージキュー名が間違っている。
mqd: 警告: MQD2637: サービス定義は登録できませんでした: QUEUE=s* SYSTEM=t*
意味
登録可能なサービス定義が存在しないため、サービス定義は登録されませんでした。
s*: メッセージキュー名
t*: MQDシステム名
対処
以下の原因が考えられます。これらの項目を確認し、原因を除去してください。
定義ファイルにエラーがあるため、有効なサービス定義ではない。
削除された定義を反映前に登録しようとした。
mqd: 警告: MQD2638: サービス定義は削除されているため、定義反映後のみ登録が可能です: QUEUE=s* SYSTEM=t*
意味
登録しようとしたメッセージキューの定義は削除されていますが、まだ反映されていません。
s*: メッセージキュー名
t*: MQDシステム名
対処
SMTP連携サービスを終了し、定義反映オプション“-n”を指定してSMTP連携サービスの再起動を行ってください。その後、再度登録を行ってください。
mqd: 警告: MQD2640: 不正なメールアドレスが定義されています: VALUE=d* KEYWORD=s* SECTION=t* SYSTEM=u*
意味
メールアドレスとして不正な値が記述されています。
d*: 値
s*: キーワード名
t*: “SMTP_MAIN”
u*: MQDシステム名
対処
定義ファイルに記述されているメールアドレスの誤りを修正してください。
mqd: 警告: MQD2641: 不正なメールアドレスが定義されています: VALUE=d* KEYWORD=s* QUEUE=t* SYSTEM=u*
意味
メールアドレスとして不正な値が記述されています。
d*: 値
s*: キーワード名
t*: メッセージキュー名
u*: MQDシステム名
対処
定義ファイルに記述されているメールアドレスの誤りを修正してください。
mqd: 警告: MQD2642: 不正または存在しないディレクトリ名が定義されています: VALUE=d* KEYWORD=s* SECTION=t* SYSTEM=u*
意味
定義ファイルに不正なディレクトリ名が記述されています。
d*: 値
s*: キーワード名
t*: セクション名
u*: MQDシステム名
対処
以下の原因が考えられます。これらの項目を確認し、原因を除去してください。
ディレクトリ名として無効な文字列が記述されている。
存在しないディレクトリを記述している。
mqd: 警告: MQD2644: 不正または存在しないファイル名が定義されています: VALUE=d* KEYWORD=s* SECTION=t* SYSTEM=u*
意味
定義ファイルに不正なファイル名が記述されています。
d*: 値
s*: キーワード名
t*: セクション名
u*: MQDシステム名
対処
以下の原因が考えられます。これらの項目を確認し、原因を除去してください。
ファイル名として無効な文字列を指定している。
存在しないファイル名を指定している。
mqd: 警告: MQD2646: メッセージキューが作成されていません: QUEUE=s* SYSTEM=t*
意味
サービス定義ファイルに記述されているメッセージキューが作成されていません。該当のメッセージキューが送信キューの場合、サービスの運用状態が“DEAD”になります。受信キューの場合は、サービスの運用状態が“DEAD”になり、当該メッセージキューへのメッセージはsendmailの再配信キューに格納されます。
s*: メッセージキュー名
t*: MQDシステム名
対処
サービス定義を有効にする場合は、該当するメッセージキューを作成し、サービス定義を反映してください。サービス定義が誤っていた場合は、サービス定義を修正し、定義反映オプション“-n”を指定してSMTP連携サービスを再起動してください。
mqd: 警告: MQD2648: プロセス数がシステムの制限を越えました: QUEUE=s* SYSTEM=t*
意味
プロセス数がシステムの制限を越えました。
s*: メッセージキュー名
(“Returner”と出力された場合は、受信メッセージ返信中に検出したという意味)
t*: MQDシステム名
対処
以下の対処を実施してください。
他のプロセス(コマンド、アプリケーション、サービスなど)が終了するのを待つか、停止させてください。
SMTP連携サービスに関連付けされているメッセージキューが多過ぎる場合、不要なメッセージキューを削除してください。
mqd: 警告: MQD2650: 返信先が不明のため返信できません: ADDRESS=s* SYSTEM=t*
意味
メッセージを返信しようとしましたが、返信先を特定できないためメッセージを返信できません。メッセージは破棄されます。
s*: 返信先アドレス
t*: MQDシステム名
対処
直前に出力されているメッセージに対する対処を行ってください。また、以下を確認し誤っている場合は修正してください。
サービス環境定義のMXHost
送信側システムのサービス環境定義のMQD代表メールアドレス
mqd: 警告: MQD2651: 必須であるキーワードが定義されていません: KEYWORD=s* SECTION=t* SYSTEM=u*
意味
定義ファイルに必須キーワードが存在しません。
s*: キーワード名
t*: セクション名
u*: MQDシステム名
対処
以下の原因が考えられます。これらの項目を確認し、原因を除去してください。
定義しなければならないキーワードが定義されていない。
定義しなければならないキーワードが間違っている。
mqd: 警告: MQD2652: サービス定義は既に登録されています: QUEUE=s* SYSTEM=t*
意味
このメッセージキューは、すでにSMTP連携サービスに関連付けられています。
s*: メッセージキュー名
t*: MQDシステム名
対処
すでに登録済みの定義を登録しようとしています。定義内容を確認してください。
mqd: 警告: MQD2653: 定義は登録できませんでした: SECTION=s* SYSTEM=t*
意味
定義エラーのため登録に失敗しました。
s*: セクション名
t*: MQDシステム名
対処
以下の原因が考えられます。これらの項目を確認し、原因を除去してください。
必須キーワードがない。
有効な定義がない。
mqd: 警告: MQD2654: 指定されたキューは存在しません: QUEUE=s* SYSTEM=t*
意味
指定されたメッセージキューは存在していません。
s*: メッセージキュー名
t*: MQDシステム名
対処
以下の原因が考えられます。これらの項目を確認し、原因を除去してください。
定義に指定されているメッセージキューが作成されていない。
定義に指定されているメッセージキュー名に誤りがある。
mqd: 警告: MQD2656: キュー名が指定されていません: SYSTEM=s*
意味
メッセージキュー名が存在しません。
s*: MQDシステム名
対処
以下の原因が考えられます。状況を確認し、原因を除去してください。
サービス定義ファイルに“name = メッセージキュー名”の記述がされていないQUEUEセクションが存在する。
mqd: 警告: MQD2658: システムコールエラーが発生しました: SYSCALL=s* ERRNO=d* QUEUE=t* SYSTEM=u*
意味
システムコールエラーが発生しました。
s*: システムコール名
d*: エラー番号
t*: メッセージキュー名
(“Returner”と出力された場合は、受信メッセージ返信中に検出したという意味)
u*: MQDシステム名
対処
上記の情報を控え、“メッセージ集” の “技術員連絡の前に”を参照してください。また、mqddumpコマンドを使用して調査資料を採取してください。その後、技術員に連絡してください。
mqd: 警告: MQD2659:I/Oエラーが発生しました: QUEUE=s* INFO=d* SYSTEM=t*
意味
I/Oエラーが発生しました。
s*: メッセージキュー名
(“Returner”と出力された場合は、受信メッセージ返信中に検出したという意味)
d*: 詳細情報
t*: MQDシステム名
対処
上記の情報を控え、“メッセージ集” の “技術員連絡の前に”を参照してください。また、mqddumpコマンドを使用して調査資料を採取してください。その後、技術員に連絡してください。
mqd: 警告: MQD2660: ファイルは存在しないか、アクセス権がありません: FILE=s* SYSTEM=t*
意味
ファイルが存在しないか、アクセス権がありません。
s*: ファイル名
t*: MQDシステム名
対処
以下の対処を実施してください。
ファイルが存在しない場合、ファイルが作成されるディレクトリのアクセス権を変更してください。
アクセス権がない場合、ファイルのアクセス権を変更してください。
mqd: 警告: MQD2661: SMTP連携サービスのサービス定義が登録されていません: SYSTEM=s*
意味
SMTP連携サービスのサービス定義が一つも登録されていません。
s*: MQDシステム名
対処
サービス定義の登録後、定義反映を行うか、SMTP連携サービスを再起動してください。
mqd: 警告: MQD2662: 送信先メールアドレスのIPアドレスを特定できません: QUEUE=s* SYSTEM=t*
意味
メールアドレスのドメイン名(@以降の部分)から送信先のIPアドレスを特定できません。
s*: メッセージキュー名
t*: MQDシステム名
対処
以下の原因が考えられます。これらの項目を確認し、原因を除去した後、SMTP連携サービスを再起動してください。プロセスごとのファイル記述子数の制限値を変更した場合、MQDの再起動が必要です。
サービス定義ファイルに記述された送信先メールアドレスに誤りがある。
DNSサーバが起動されていない。
hostsファイルにメールサーバのIPアドレスが指定されていない。
サービス環境定義に記述されたMXHostの指定に誤りがある。
プロセスごとのファイル記述子数の制限値(descriptors)に指定された値が不十分である。
mqd: 警告: MQD2663: TCP/IPソケットのエラーが発生しました: QUEUE=s* SYSTEM=t*
意味
Berkleyソケット層でTCP/IPソケットのエラーが発生しました。メッセージは、サービス環境定義のretryの定義にしたがって再送信されます。
s*: メッセージキュー名
t*: MQDシステム名
対処
以下の原因が考えられます。状況を確認し、原因を除去してください。
ネットワークの異常、またはネットワークに接続されていない。
mqd: 警告: MQD2664: メール送信タイムアウトが発生しました: QUEUE=s* SYSTEM=t*
意味
メールの送信でタイムアウトが発生しました。メッセージは、サービス環境定義のretryの定義にしたがって再送信されます。
s*: メッセージキュー名
t*: MQDシステム名
対処
以下の原因が考えられます。これらの項目を確認し、原因を除去してください。
ネットワークが混んでいる。
サーバがダウンしている。
ネットワークの異常、またはネットワークに接続されていない。
サービス定義の送信先の受信用メールアドレスに誤りがある。
環境定義ファイルに記述されたMXHostの指定に誤りがある。
mqd: 警告: MQD2665: メール送信先のsendmailが稼働していません: QUEUE=s* SYSTEM=t*
意味
受信側のsendmailと接続できません。受信側のsendmailが稼働していない可能性があります。メッセージは、サービス環境定義のretryの定義にしたがって再送信されます。
s*: メッセージキュー名
t*: MQDシステム名
対処
以下の原因が考えられます。これらの項目を確認し、原因を除去してください。
受信側サーバがダウンしている。
受信側サーバ上でsendmailが動作していない。
ネットワークの異常、またはネットワークに接続されていない。
サービス定義の送信先の受信用メールアドレスに誤りがある。
サービス環境定義に記述されたMXHostの指定に誤りがある。
mqd: 警告: MQD2667: メール送信先のsendmailがSMTP連携サービスの認証を拒否しました: QUEUE=s* INFO=d* SYSTEM=t*
意味
受信側のsendmailが、セキュリティ上の問題によりSMTP連携サービスの認証を拒否しました。このSMTPサーバには接続できません。
s*: メッセージキュー名
d*: 詳細情報
t*: MQDシステム名
対処
受信側サーバの管理者に連絡してください。
mqd: 警告: MQD2669: 通信中にsendmailが回線を強制切断しました: QUEUE=s* SYSTEM=t*
意味
通信中にsendmailが回線を強制切断しました。メッセージは、サービス環境定義のretryの定義にしたがって再送信されます。
s*: メッセージキュー名
t*: MQDシステム名
対処
頻繁に発生するようであれば、受信側サーバの状態を確認してください。
mqd: 警告: MQD2670: 定義は既に登録されています: SECTION=s* SYSTEM=t*
意味
定義はすでに登録されているため、登録できません。
s*: セクション名
t*: MQDシステム名
対処
以下の原因が考えられます。状況を確認し、原因を除去してください。
登録済みの定義を指定している。
mqd: 警告: MQD2671: データ形式が不正のためメッセージを破棄しました: QUEUE=s* SYSTEM=t*
意味
メッセージ内容が不正のため処理できません。メッセージは破棄されます。
s*: メッセージキュー名
t*: MQDシステム名
対処
メッセージを送信したシステムに異常が発生していないかを確認してください。
mqd: 警告: MQD2672: MQD代表メールアドレスまたは送信キューのメールアドレスが不正です: QUEUE=s* SYSTEM=t*
意味
サービス環境定義のMQD代表メールアドレス、またはサービス定義の送信先メールアドレスに誤りがあります。
s*: メッセージキュー名
(“Returner”と出力された場合は、受信メッセージ返信中に検出したという意味)
t*: MQDシステム名
対処
以下の原因が考えられます。状況を確認し、原因を除去した後、SMTP連携サービスを再起動してください。
サービス環境定義のMQD代表メールアドレスに誤りがある。
サービス定義の送信先の受信用メールアドレスに誤りがある。
mqd: 警告: MQD2673: 受信キューのメールアドレスが不正です: QUEUE=s* SYSTEM=t*
意味
サービス定義の送信先の受信用メールアドレスが不正です。
s*: メッセージキュー名
t*: MQDシステム名
対処
以下の原因が考えられます。状況を確認し、原因を除去した後、SMTP連携サービスを再起動してください。
サービス定義の送信先の受信用メールアドレスに誤りがある。
mqd: 警告: MQD2674: サービス定義のメールアドレスが正しくないか、DNSの設定が不正です: QUEUE=s* SYSTEM=t*
意味
サービス定義内のメールアドレス、もしくは、DNSの設定が不正です。
s*: メッセージキュー名
t*: MQDシステム名
対処
以下の原因が考えられます。これらの項目を確認し、原因を除去した後、SMTP連携サービスを再起動してください。
サービス環境定義のMQD代表メールアドレスに誤りがあります。
サービス定義の送信先の受信用メールアドレスに誤りがあります。
ネットワークの設定に誤りがあります。
mqd: 警告: MQD2675: メッセージファイルの空き容量が不足しています: QUEUE=s* SYSTEM=t*
意味
MQD環境定義ファイルで指定したメッセージ格納域の容量が不足しています。メッセージは、サービス環境定義のretryの定義にしたがって再格納されます。
s*: メッセージキュー名
t*: MQDシステム名
対処
メッセージキューに格納されているメッセージを受信して、メッセージ格納域の空き容量を増やしてください。頻繁に発生する場合は、システムファイルの容量が充分か指定値を見直してください。
mqd: 警告: MQD2676: メッセージサイズがキューのメッセージ最大長を超えました: QUEUE=s* SYSTEM=t*
意味
受信中のメッセージサイズが該当するメッセージキューのメッセージ最大長を超えました。
s*: メッセージキュー名
t*: MQDシステム名
対処
SMTP連携サービスを停止後、該当するメッセージキューの作成時に指定したメッセージ最大長を見直してください。
mqd: 警告: MQD2678: 必須であるキーワードが定義されていません: KEYWORD=s* QUEUE=t* SYSTEM=u*
意味
定義ファイルに必須キーワードが存在しません。
s*: キーワード名
t*: メッセージキュー名
u*: MQDシステム名
対処
以下の原因が考えられます。これらの項目を確認し、原因を除去してください。
定義しなければならないキーワードが定義されていない。
定義しなければならないキーワードが間違っている。
mqd: 警告: MQD2679: サービス定義は既に削除されています: QUEUE=s* SYSTEM=t*
意味
このメッセージキュー情報は、すでに削除されています。
s*: メッセージキュー名
t*: MQDシステム名
対処
すでに削除済みの定義を削除しようとしています。定義内容を確認してください。
mqd: 警告: MQD2683: 返信に失敗しました: SYSTEM=s*
意味
返信処理中に失敗しました。
s*: MQDシステム名
対処
直前に出力されているメッセージに対する対処を行ってください。
mqd: 警告: MQD2684: 送信に失敗しました: QUEUE=s* SYSTEM=t*
意味
ネットワークのエラーにより、送信キューから受信メールアドレスへの送信に失敗しました。
s*: 送信キュー名
t*: MQDシステム名
対処
ネットワークの接続が正常であるか確認してください。この警告はネットワークケーブルに物理的問題がある場合にも表示されます。
mqd: 警告: MQD2686: キーワードのないセクションが存在します: SECTION=s* SYSTEM=t*
意味
定義ファイルにキーワードのないセクションがあります。
s*: セクション名
t*: MQDシステム名
対処
定義ファイルの内容を確認してください。
mqd: 警告: MQD2688: 返信先メールアドレスが不正です: SYSTEM=s*
意味
メッセージを返信しようとしましたが、返信先メールアドレスが不正のためメッセージを返信できません。メッセージは破棄されます。
s*: MQDシステム名
対処
直前に出力されているメッセージに対する対処を行ってください。また、以下を確認し誤っている場合は修正してください。
送信側システムのサービス環境定義のMQD代表メールアドレス
mqd: 警告: MQD2690: 返信に失敗しました: SYSTEM=s*
意味
ネットワークのエラーにより、返信に失敗しました。
メールはsendmailの再配信キューに格納され、のちほど返信が再度試みられます。(再試行までの時間はsendmailの設定によります)
s*: MQDシステム名
対処
ネットワークの接続が正常であるか確認してください。この警告はネットワークケーブルに物理的問題がある場合にも表示されます。
mqd: 警告: MQD2691: TCP/IPソケットのエラーが発生しました: SYSTEM=s*
意味
メールの返信時にBerkleyソケット層でTCP/IPソケットのエラーが発生しました。
メールはsendmailの再配信キューに格納され、のちほど返信が再度試みられます。(再試行までの時間はsendmailの設定によります)
s*: MQDシステム名
対処
以下の原因が考えられます。状況を確認し、原因を除去してください。
ネットワークの異常、またはネットワークに接続されていない。
mqd: 警告: MQD2692: メール返信時にタイムアウトが発生しました: SYSTEM=s*
意味
メールの返信でタイムアウトが発生しました。
メールはsendmailの再配信キューに格納され、のちほど返信が再度試みられます。(再試行までの時間はsendmailの設定によります)
s*: MQDシステム名
対処
以下の原因が考えられます。これらの項目を確認し、原因を除去してください。
ネットワークが混んでいる。
サーバがダウンしている。
ネットワークの異常、またはネットワークに接続されていない。
mqd: 警告: MQD2693: メール返信先のsendmailが稼働していません: SYSTEM=s*
意味
メール返信先のsendmailと接続できません。メール返信先のsendmailが稼働していない可能性があります。メールはsendmailの再配信キューに格納され、のちほど返信が再度試みられます。(再試行までの時間はsendmailの設定によります)
s*: MQDシステム名
対処
以下の原因が考えられます。これらの項目を確認し、原因を除去してください。
返信先サーバがダウンしている。
返信先サーバ上でsendmailが動作していない。
ネットワークの異常、またはネットワークに接続されていない。
mqd: 警告: MQD2694: sendmailが予想されない値を返却しました: INFO=d* SYSTEM=s*
意味
メールの返信でsendmailが予想されない値を返しました。
メールはsendmailの再配信キューに格納され、のちほど返信が再度試みられます。(再試行までの時間はsendmailの設定によります)
d*: sendmailからの復帰情報
s*: MQDシステム名
対処
以下の対処を実施してください。
sendmailのバージョンを確認してください。
返信先サーバがメールのスプール領域の不足などでメールを受信できない可能性があります。返信先サーバの管理者に確認してください。
mqd: 警告: MQD2695: 通信中にsendmailが回線を強制切断しました: SYSTEM=s*
意味
メールの返信で、通信中にsendmailが回線を強制切断しました。
メールはsendmailの再配信キューに格納され、のちほど返信が再度試みられます。(再試行までの時間はsendmailの設定によります)
s*: MQDシステム名
対処
頻繁に発生するようであれば、返信先サーバの状態を確認してください。
mqd: 警告: MQD2696: 送信先サーバのディスク空き容量が不足しています: QUEUE=s* SYSTEM=t*
意味
送信先のサーバマシンでディスク容量不足が発生しています。
s*: メッセージキュー名
t*: MQDシステム名
対処
送信先のサーバマシン上に十分なディスクスペースを確保してください。
mqd: 警告: MQD2697: オープン可能なファイル数がプロセスの制限を超えています: QUEUE=s* SYSTEM=t*
意味
ファイルのオープン数がシステムが規定するプロセスの制限を超えました。
s*: メッセージキュー名
(“Returner”と出力された場合は、受信メッセージ返信中に検出したという意味)
t*: MQDシステム名
対処
システムのチューニングを行い、システムの値を十分な値に設定してください。
mqd: 警告: MQD2698: メッセージキューが削除されました: QUEUE=s* SYSTEM=t*
意味
処理中にメッセージキューが削除されました。
s*: メッセージキュー名
t*: MQDシステム名
対処
再度定義を有効にするためには、メッセージキューを作成した後、MQDを終了し、定義反映オプション“-n”を指定してMQDを再起動してください。反対に、完全に削除したい場合は、定義削除後、MQDを終了し、定義反映オプション“-n”を指定してMQDを再起動してください。
mqd: 警告: MQD2699: 不正なMXホストアドレスが定義されています: VALUE=s* KEYWORD=t* SECTION=u* SYSTEM=v*
意味
MXホストアドレスが不正な書式で記述されています。
s*: 不正なアドレス
t*: “MXHOST”
u*: “SMTP_MAIN”
v*: MQDシステム名
対処
MXホストアドレスとして使用できるアドレスを記入してください。
mqd: 警告: MQD2700: 返信先サーバのディスク空き容量が不足しています: QUEUE=s* SYSTEM=t*
意味
返信先サーバのディスク空き容量が不足しているため返信できません。
メールはsendmailの再配信キューに格納され、のちほど返信が再度試みられます。(再試行までの時間はsendmailの設定によります)
s*: “Returner”
t*: MQDシステム名
対処
返信先のサーバマシン上に十分なディスクスペースを確保してください。
mqd: 警告: MQD2701: .forwardファイルを作成できませんでした: FILE=s* SYSTEM=t*
意味
.forwardファイルの作成に失敗しました。
s*: .forwardファイル名
t*: MQDシステム名
対処
直前に出力されているメッセージに対する対処を行ってください。
mqd: 警告: MQD2702: .forwardファイルのアクセス権を変更できませんでした: FILE=s* SYSTEM=t*
意味
.forwardファイルのアクセス権変更に失敗しました。
s*: .forwardファイル名
t*: MQDシステム名
対処
直前に出力されているメッセージに対する対処を行ってください。
mqd: 警告: MQD2703: I/Oエラーが発生しました: SYSCALL=s* SYSTEM=t*
意味
I/Oエラーが発生しました。
s*: システムコール名
t*: MQDシステム名
対処
I/Oエラーが発生したために処理に失敗しました。ディスク装置に異常がないか確認してください。
mqd: 警告: MQD2704: システム資源不足が発生しました: SYSCALL=s* SYSTEM=t*
意味
メモリ不足またはスワップ領域不足が発生しました。
s*: システムコール名
t*: MQDシステム名
対処
メモリ不足またはスワップ領域不足が発生したために処理に失敗しました。メモリまたはスワップ領域の空きスペースを増やしてください。
mqd: 警告: MQD2705: ディスク領域不足が発生しました: SYSCALL=s* SYSTEM=t*
意味
ディスク領域不足が発生しました。
s*: システムコール名
t*: MQDシステム名
対処
ディスク領域不足が発生したために処理に失敗しました。ディスク領域の空きスペースを増やしてください。
mqd: 警告: MQD2706: ユーザのホームディレクトリが存在しません: DIRECTORY=s* SYSTEM=t*
意味
ユーザのホームディレクトリが存在しません。
s*: ディレクトリ名
t*: MQDシステム名
対処
ユーザのホームディレクトリが存在しないために処理に失敗しました。ユーザのホームディレクトリを作成してください。
mqd: 警告: MQD2707: システムコールエラーが発生しました: SYSCALL=s* ERROR=t* SYSTEM=u*
意味
システムコールエラーが発生しました。
s*: システムコール名
t*: エラー番号
u*: MQDシステム名
対処
上記の情報を控え、“メッセージ集” の “技術員連絡の前に”を参照してください。また、mqddumpコマンドを使用して調査資料を採取してください。その後、技術員に連絡してください。
mqd: 警告: MQD2708: メッセージキューが使用禁止状態のため、メッセージを格納できません: QUEUE=s* SYSTEM=t*
意味
該当するメッセージキューが使用禁止状態です。このため、メッセージを格納できません。メッセージは、サービス環境定義のretryの定義にしたがって再格納されます。
s*: メッセージキュー名
t*: MQDシステム名
対処
頻繁に出力される場合は、該当するメッセージキューの状態を確認してください。使用禁止状態が続いている場合は、原因であるメッセージの一括削除もしくはメッセージキューの強制削除を完了させてください。
mqd: 警告: MQD2709: メッセージキューが使用禁止状態のため、メッセージを送信できません: QUEUE=s* SYSTEM=t*
意味
該当するメッセージキューが使用禁止状態です。このため、メッセージを送信できません。メッセージは、サービス環境定義のretryの定義にしたがって再送信されます。
s*: メッセージキュー名
t*: MQDシステム名
対処
頻繁に出力される場合は、該当するメッセージキューの状態を確認してください。使用禁止状態が続いている場合は、原因であるメッセージの一括削除もしくはメッセージキューの強制削除を完了させてください。
mqd: 警告: MQD2710: メッセージキューが使用禁止状態のため、送信済みのメッセージを削除できません: QUEUE=s* SYSTEM=t*
意味
該当するメッセージキューが使用禁止状態です。このため、送信したメッセージをメッセージキューから削除できません。再度、削除を試みます。
s*: メッセージキュー名
t*: MQDシステム名
対処
頻繁に出力される場合は、該当するメッセージキューの状態を確認してください。使用禁止状態が続いている場合は、原因であるメッセージの一括削除もしくはメッセージキューの強制削除を完了させてください。
mqd: 警告: MQD2711: メッセージキューを送信キューとして使用できません: QUEUE=s* SYSTEM=t*
意味
該当するメッセージキューをSMTP連携サービスの送信キューとして使用できません。以下の原因が考えられます。
SMTP連携サービスのサービス定義で設定されている送信キューが他のサービスで使用されている。
前回のSMTP連携サービスの運用中に送信キューが強制削除された。
前回のSMTP連携サービスが異常終了した。
s*: メッセージキュー名
t*: MQDシステム名
対処
該当するメッセージキューがSMTP連携サービス以外で使用されていないか確認してください。使用されている場合は、どちらかのサービスで該当するメッセージキューを使用しないように設定し、SMTP連携サービスの再起動、もしくは、定義反映を行ってください。
また、SMTP連携サービス以外で使用していない場合は、MQDを再起動してください。
mqd: 警告: MQD2712: 受信キュー定義が存在しません: FILE=s* SYSTEM=t*
意味
定義ファイルに受信キューの定義が存在しないために処理を行えませんでした。
s*: ファイル名
t*: MQDシステム名
対処
受信キューの定義の存在する定義ファイルを指定してコマンドを再実行してください。
mqd: 警告: MQD2713: MQD代表メールアドレス用の.forwardファイルを作成できませんでした: FILE=s* SYSTEM=t*
意味
MQD代表メールアドレス用の.forwardファイルを作成できませんでした。
s*: .forwardファイル名
t*: MQDシステム名
対処
s*で示される.forwardファイルを手動で作成してください。
s*が空白の場合は、サービス環境定義ファイルのMQD代表メールアドレスが誤っているか、MQD代表メールアドレスに対応するユーザのアカウントが正しく作成されていない可能性があります。サービス環境定義ファイルのMQD代表メールアドレスと、対応するユーザのアカウントを確認してください。
mqd: 警告: MQD2714: システムパラメタの制限値を超えました: QUEUE=s* SYSTEM=t*
意味
システムパラメタの制限値を超えたため、SMTP連携サービスの処理を続行できません。
s*: メッセージキュー名
(“Returner”と出力された場合は、受信メッセージ返信中に検出したという意味)
t*: MQDシステム名
対処
以下の対処を実施してください。
システムパラメタの共有メモリの制限値に指定された値が不十分の場合は、該当制限値を見直してください(インストールガイド参照)。その後、マシンの再起動が必要です。
プロセスごとのファイル記述子数の制限値(descriptors)に指定された値が不十分の場合は、該当制限値に十分な値を指定してください。その後、MQDの再起動が必要です。
mqd: 警告: MQD2730: 相互に関連のあるキーワードが定義されていません: KEYWORD=s* [{DOMAIN=t* | QUEUE=u*}] SECTION=v* SYSTEM=w*
意味
セクション“v*”で、相互に関連のあるキーワード“s*”のいずれかが定義されていません。
s*: キーワード名1, キーワード名2,・・・, キーワード名n
t*: ドメイン名(SMIME_DOMAINセクションの場合)
u*: メッセージキュー名(QUEUEセクションの場合)
v*: セクション名
w*: MQDシステム名
対処
セクション内の相互に関連のあるキーワードをすべて記述してください。
mqd: 警告: MQD2731: 必須であるセクションが定義されていません: SECTION=s* SYSTEM=t*
意味
定義ファイルに必須であるセクション“s*”が存在しません。以下の原因が考えられます。
定義しなければならないセクションが定義されてない。
定義しなければならないセクション名が間違っている。
s*: セクション名
t*: MQDシステム名
対処
セクションを正しく記述してください。
mqd: 警告: MQD2732: 同一セクションが定義されています: [{DOMAIN=s* | QUEUE=t*}] SECTION=u* SYSTEM=v*
意味
セクション“u*”はすでに定義されているため、定義できません。以下の原因が考えられます。
複数定義できないセクションを複数定義している(同一のセクション名が存在する)。
同じドメイン名のSMIME_DOMAINセクションを複数定義している。
同じメッセージキュー名のQUEUEセクションを複数定義している。
s*: ドメイン名(SMIME_DOMAINセクションの場合)
t*: メッセージキュー名(QUEUEセクションの場合)
u*: セクション名
v*: MQDシステム名
対処
不要なセクションの定義を削除してください。
mqd: 警告: MQD2733: 不正なドメイン名が定義されています: VALUE=s* KEYWORD=DOMAIN SECTION=SMIME_DOMAIN SYSTEM=t*
意味
ドメイン名が不正な形式で記述されています。
s*: 不正なドメイン名
t*: MQDシステム名
対処
サービス環境定義のドメイン名“s*”のSMIME_DOMAINセクションで、domainキーワードの設定値として正しいドメイン名を記述してください。
mqd: 警告: MQD2734: 相手システムの証明書が定義されていません: QUEUE=s* SYSTEM=t*
意味
送信キュー名“s*”で使用する相手システムの証明書が定義されていません。以下の原因が考えられます。
サービス環境定義で、送信キュー名“s*”のQUEUEセクションで定義されたdestinationキーワードと同じ設定値を持つSMIME_DOMAINセクションが定義されていない。または、設定値の形式が違う(IPアドレス指定またはホスト名指定になっていない)。
s*: 送信キュー名
t*: MQDシステム名
対処
サービス環境定義に、送信キュー名“s*”のQUEUEセクションのdestinationキーワードと同形式の設定値を持つ domainキーワードのSMIME_DOMAINセクションを定義してください。
mqd: 警告: MQD2735: 定義は登録できませんでした: [{DOMAIN=s* | QUEUE=t*}] SECTION=u* SYSTEM=v*
意味
セクション“u*”の定義は登録できませんでした。
s*: ドメイン名(SMIME_DOMAINセクションの場合)
t*: メッセージキュー名(QUEUEセクションの場合)
u*: セクション名
v*: MQDシステム名
対処
直前に出力されているメッセージに対する対処を行なってください。
mqd: 警告: MQD2740: 無効なキーワードが定義されています: KEYWORD=s* [{DOMAIN=t* | QUEUE=u*}] SECTION=v* SYSTEM=w*
意味
セクション“v*”で、無効なキーワード“s*”が記述されています。
s*: キーワード名
t*: ドメイン名(SMIME_DOMAINセクションの場合)
u*: メッセージキュー名(QUEUEセクションの場合)
v*: セクション名
w*: MQDシステム名
対処
セクション内のキーワードを正しく記述してください。
mqd: 警告: MQD2741: 同一キーワードが定義されています: KEYWORD=s* [{DOMAIN=t* | QUEUE=u*}] SECTION=v* SYSTEM=w*
意味
セクション“v*”で、同じキーワード“s*”が複数記述されているため、定義できません。
s*: キーワード名
t*: ドメイン名(SMIME_DOMAINセクションの場合)
u*: メッセージキュー名(QUEUEセクションの場合)
v*: セクション名
w*: MQDシステム名
対処
セクション内の同一キーワードを一つにして記述してください。
mqd: 警告: MQD2742: 必須であるキーワードが定義されていません: KEYWORD=s* [{DOMAIN=t* | QUEUE=u*}] SECTION=v* SYSTEM=w*
意味
セクション“v*”で、必須のキーワード“s*”が存在しません。以下の原因が考えられます。
定義しなければならないキーワードが定義されていない。
定義しなければならないキーワード名が間違っている。
s*: キーワード名
t*: ドメイン名(SMIME_DOMAINセクションの場合)
u*: メッセージキュー名(QUEUEセクションの場合)
v*: セクション名
w*: MQDシステム名
対処
セクション内に必須のキーワードを正しく記述してください。
mqd: 警告: MQD2743: 不正な値が定義されています: KEYWORD=s* [{DOMAIN=t* | QUEUE=u*}] SECTION=v* SYSTEM=w*
意味
セクション“v*”で、キーワード“s*”に不正な値が記述されています。以下の原因が考えられます。
定義ファイルに記述されている値が不正である。
値が記述されていない。
s*: キーワード名
t*: ドメイン名(SMIME_DOMAINセクションの場合)
u*: メッセージキュー名(QUEUEセクションの場合)
v*: セクション名
w*: MQDシステム名
対処
セクション内のキーワードの値を正しく記述してください。
mqd: 警告: MQD2750: 受信メッセージはデータ形式が不正のため破棄しました: ADDRESS=s* QUEUE=t* SYSTEM=u*
意味
送信元メールアドレス“s*”からのメッセージは不正な形式です。メッセージは破棄されます。以下の原因が考えられます。
a) 復号および検証で使用する秘密鍵がトークンに存在しない。
別のトークンを指定している。
送信側システムが送信先を誤っている。
送信側システムが証明書を誤っている。
b) メッセージの形式が不正である。
メッセージヘッダのデータ形式がS/MIME形式以外である。
メッセージ本体のデータ形式がS/MIME形式以外である。
その他、メッセージの形式が壊れている。
s*: 送信元メールアドレス
t*: 受信キュー名
u*: MQDシステム名
対処
以下の手順で確認してください。
1) サービス環境定義のSMIME_CERTセクションのtokenlabelキーワードで指定したトークンは、相手(送信側)システムに渡した自システムの証明書に対応する秘密鍵を格納したトークンを指定してください。
2) 相手(送信側)システムの管理者に、以下の確認を依頼してください。
送信先(サービス定義のQUEUEセクションのdestinationキーワードで指定した値)は正しいか。
サービス環境定義のSMIME_DOMAINセクションのtocertnameキーワードで指定したニックネーム(証明書)は、自(受信側)システムから渡した証明書を指定しているか。
その他、送信側システムに異常がないか。
mqd: 警告: MQD2751: 受信メッセージは未サポートのアルゴリズムが使用されているため破棄しました: ADDRESS=s* QUEUE=t* SYSTEM=u*
意味
送信元メールアドレス“s*”からのメッセージにS/MIME変換で処理できないアルゴリズムがありました。メッセージは破棄されます。
s*: 送信元メールアドレス
t*: 受信キュー名
u*: MQDシステム名
対処
送信側システムと受信側システムで使用しているFJSVsmeeパッケージのバージョンレベルが違っています。バージョンレベルを合せてください。
mqd: 警告: MQD2752: 受信メッセージは改ざんの疑いがあるため破棄しました: ADDRESS=s* QUEUE=t* SYSTEM=u*
意味
送信元メールアドレス“s*”からのメッセージは改ざんされた可能性があります。メッセージは破棄されます。
s*: 送信元メールアドレス
t*: 受信キュー名
u*: MQDシステム名
対処
メッセージの再送を送信元に依頼してください。頻繁に発生するようでしたらネットワークの経路、セキュリティを見直してください。
mqd: 警告: MQD2753: 受信メッセージに検証エラーがあるため破棄しました: ADDRESS=s* QUEUE=t* SYSTEM=u*
意味
送信元メールアドレス“s*”からのメッセージを検証したところエラーがありました。メッセージは破棄されます。以下の原因が考えられます。なお、検証に使用する証明書やCRLは、先ずメッセージに添付されたものを使用します。足りないものは自システムの証明書管理環境に登録したものから使用します。
a) いずれかの証明書(メッセージで使用されている証明書)が検証エラーである。
証明書の署名の検証に失敗した(改ざんされている)。
証明書の有効期限が切れている。
証明書が無効化されている(CRLに記載されている)。
鍵の使用用途が違う。
証明書発行局(CA)の証明書が登録されていない。
b) いずれかのCRLが検証エラーである。
CRLの署名の検証に失敗した(改ざんされている)。
CRLの発行者の証明書が登録されていない。
s*: 送信元メールアドレス
t*: 受信キュー名
u*: MQDシステム名
対処
以下の手順で確認してください。
1) 相手システムの管理者に連絡してください。
相手システムで問題が解決した場合は、関連するすべての証明書とCRLを相手システムから入手してください。当該証明書とCRLを削除して、入手した証明書とCRLを再登録してください。
2) 相手システムに問題がない場合は、自システムに登録している証明書やCRLに問題があります。
相手システムに渡した自システムの証明書や関連のCA証明書、CRLを確認してください。問題のある証明書やCRLをCAから入手してください。当該証明書とCRLを削除して、入手した証明書とCRLを再登録してください。
相手システムから渡された証明書やCRLを確認してください。問題のある証明書やCRLを相手システムから入手してください。当該証明書とCRLを削除して、入手した証明書とCRLを再登録してください。
mqd: 警告: MQD2754: 受信メッセージは復号(検証)できないため破棄しました: ADDRESS=s* QUEUE=t* SYSTEM=u*
意味
送信元メールアドレス“s*”からの暗号化メッセージは復号(検証)できません。メッセージは破棄されます。以下の原因が考えられます。
無条件で受信するキュー(smime=NO指定)に対してトークンが指定されていません。
s*: 送信元メールアドレス
t*: 受信キュー名
u*: MQDシステム名
対処
暗号化メッセージも受信したい場合は、トークンの指定をしてください。トークンの指定方法は、サービス環境定義のSMIME_CERTセクションにtokenlabelキーワードとuserpinキーワードを定義します。
mqd: 警告: MQD2755: 受信メッセージは暗号化されてないため破棄しました: ADDRESS=s* QUEUE=t* SYSTEM=u*
意味
送信元メールアドレス“s*”からのメッセージは暗号化されてないメッセージ(平文メッセージ)です。受信キュー“t*”は暗号化されたメッセージだけを受信する指定(smime=YES)のため、メッセージは破棄されます。
s*: 送信元メールアドレス
t*: 受信キュー名
u*: MQDシステム名
対処
送信側システムにおいて、暗号化を行なう必要があるかどうかを確認してください。
mqd: 警告: MQD2760: 自システムの証明書に検証エラーがありました: NickName=s* SYSTEM=t*
意味
ニックネーム“s*”で指定した自システムの証明書に検証エラーがありました。以下の原因が考えられます。
a) いずれかの証明書(ニックネーム“s*”からルートCAまでの経路の証明書)が検証エラーである。
証明書の署名の検証に失敗した(改ざんされている)。
証明書の有効期限が切れている。
証明書が無効化されている(CRLに記載されている)。
鍵の使用用途が違う(自システムの証明書の場合は、署名に使用できない鍵である。CAの証明書の場合は、証明書の署名の検証に使用できない鍵である)。
証明書発行局(CA)の証明書が登録されていない。
b) いずれかのCRLが検証エラーである。
CRLの署名の検証に失敗した(改ざんされている)。
CRLの発行者の証明書が登録されていない。
s*: 自システムの証明書のニックネーム
t*: MQDシステム名
対処
サービス環境定義のSMIME_CERTセクションのcertnameキーワードで指定したニックネームの自システムの証明書について以下の手順で確認してください。
1) 証明書内容出力コマンド(cmdspcert)で証明書の内容を表示してください。
証明書の有効期限が切れている場合は、証明書を削除して新しい証明書を登録してください。
自システムの証明書で鍵の使用用途が違う場合は、署名処理ができる証明書を指定してください。
CAの証明書で鍵の使用用途が違う場合は、CAに連絡してください。
証明書の内容が壊れている場合は、証明書を削除して再登録、または、新しい証明書を登録してください。
2) 上記1)で表示された証明書発行局情報(国名、氏名、など)を検索キー(-c,-cn,-o,-ou,-ea)に指定してCRL一覧出力コマンド(cmlistcrl)でCRL一覧の内容を表示してください。
証明書がCRLに記載されている場合は、証明書を削除して新しい証明書を登録してください。
CRLが壊れている場合は、CRLを削除して再登録してください。
3) 上記1)で表示された証明書発行局情報(国名、氏名、など)を検索キー(-c,-cn,-o,-ou,-ea,-ca)に指定して証明書一覧出力コマンド(cmlistcert)で証明書一覧の内容を表示してください。
検索キーで指定したCAの証明書が一覧にない場合は、CAの証明書を入手して再登録してください。
4) 上記1)~3)をルートCA証明書まで確認してください。
上記の確認で問題が解決しない場合は、証明書発行局に連絡してください。
上記の対処により相手システムへ渡した証明書を削除したり、証明書を変更した場合は、新しい証明書を相手システムに渡して、以前の証明書の削除と新しい証明書の登録を依頼してください。
mqd: 警告: MQD2761: 自システムの証明書の有効期限が切れています: NickName=s* SYSTEM=t*
意味
ニックネーム“s*”で指定した自システムの証明書は有効期限が切れています。
s*: 自システムの証明書のニックネーム
t*: MQDシステム名
対処
サービス環境定義のSMIME_CERTセクションのcertnameキーワードで指定したニックネームの自システムの証明書について以下の対処をしてください。
1) 証明書内容出力コマンド(cmdspcert)で証明書の内容を表示してください。
2) 証明書の内容(有効期限)を確認して、有効期限のある証明書を指定してください。
上記の対処により相手システムへ渡した証明書を削除したり、証明書を変更した場合は、新しい証明書を相手システムに渡して、以前の証明書の削除と新しい証明書の登録を依頼してください。
mqd: 警告: MQD2762: 自システムの証明書内の鍵用途が違います: NickName=s* SYSTEM=t*
意味
ニックネーム“s*”で指定した自システムの証明書内の鍵用途が違います。
s*: 自システムの証明書のニックネーム
t*: MQDシステム名
対処
サービス環境定義のSMIME_CERTセクションのcertnameキーワードで指定したニックネームの自システムの証明書について以下の対処をしてください。
1) 証明書内容出力コマンド(cmdspcert)で証明書の内容を表示してください。
2) 証明書の内容(鍵用途)を確認して、署名処理ができる証明書を指定してください。
上記の対処により相手システムへ渡した証明書を削除したり、証明書を変更した場合は、新しい証明書を相手システムに渡して、以前の証明書の削除と新しい証明書の登録を依頼してください。
mqd: 警告: MQD2763: 自システムの証明書が存在しません: NickName=s* SYSTEM=t*
意味
ニックネーム“s*”で指定した自システムの証明書が登録されていません。以下の原因が考えられます。
自システムの証明書ではない。
証明書が登録されてない。
s*: 自システムの証明書のニックネーム
t*: MQDシステム名
対処
サービス環境定義のSMIME_CERTセクションのcertnameキーワードで指定したニックネームに、登録されている自システムの証明書のニックネームを指定してください。当該証明書が登録されているかどうかは、証明書一覧出力コマンド(cmlistcert -own)で確認できます。
mqd: 警告: MQD2769: 秘密鍵が存在しません: NickName=s* TokenLabel=t* SYSTEM=u*
意味
ニックネーム“s*”で指定した自システムの証明書に対応する秘密鍵が、トークン“t*”の中に存在しません。
s*: 自システムの証明書のニックネーム
t*: トークンラベル
u*: MQDシステム名
対処
サービス環境定義のSMIME_CERTセクションのtokenlabelキーワードで指定するトークンには、自システムの証明書(certnameキーワードで指定)に対応する秘密鍵を格納したトークンを指定してください。秘密鍵を格納したトークンとは、証明書/CRL取得申請コマンド(cmmakecsr)で指定したトークンラベルのトークンです。
mqd: 警告: MQD2770: 相手システムの証明書に検証エラーがありました: NickName=s* SYSTEM=t*
意味
ニックネーム“s*”で指定した相手システムの証明書に検証エラーがありました。以下の原因が考えられます。
a) いずれかの証明書(ニックネーム“s*”からルートCAまでの経路の証明書)が検証エラーである。
証明書の署名の検証に失敗した(改ざんされている)。
証明書の有効期限が切れている。
証明書が無効化されている(CRLに記載されている)。
鍵の使用用途が違う(相手システムの証明書の場合は、暗号化に使用できない鍵である。CAの証明書の場合は、証明書の署名の検証に使用できない鍵である。)。
証明書発行局(CA)の証明書が登録されていない。
b) いずれかのCRLが検証エラーである。
CRLの署名の検証に失敗した(改ざんされている)。
CRLの発行者の証明書が登録されていない。
s*: 相手システムの証明書のニックネーム
t*: MQDシステム名
対処
サービス環境定義のSMIME_DOMAINセクションのtocertnameキーワードで指定したニックネームの相手システムの証明書について以下の手順で確認してください。
1) 証明書内容出力コマンド(cmdspcert)で証明書の内容を表示してください。
証明書の有効期限が切れている場合は、相手システムの管理者に連絡して証明書を入手してください。前の証明書を削除して入手した証明書を登録してください。
鍵の使用用途が違う場合は、相手システムの管理者に連絡して証明書を入手してください。前の証明書を削除して入手した証明書を登録してください。
証明書の内容が壊れている場合は、証明書を削除して再登録してください。対処後に同じエラーが発生する場合は基の証明書自体が壊れている可能性があります。相手システムの管理者に連絡して証明書を入手してください。前の証明書を削除して入手した証明書を登録してください。
2) 上記1)で表示された証明書発行局情報(国名、氏名、など)を検索キー(-c,-cn,-o,-ou,-ea)に指定してCRL一覧出力コマンド(cmlistcrl)でCRL一覧の内容を表示してください。
証明書がCRLに記載されている場合は、相手システムの管理者に連絡して証明書を入手してください。証明書を削除して入手した証明書を登録してください。
CRLが壊れている場合は、相手システムの管理者に連絡してCRLを入手してください。CRLを削除して入手したCRLを登録してください。
3) 上記1)で表示された証明書発行局情報(国名、氏名、など)を検索キー(-c,-cn,-o,-ou,-ea,-ca)に指定して証明書一覧出力コマンド(cmlistcert)で証明書一覧の内容を表示してください。
検索キーで指定したCAの証明書が一覧にない場合は、CAの証明書を入手して再登録してください。
4) 上記1)~3)をルートCA証明書まで確認してください。
上記の確認で問題が解決しない場合は、相手システムの管理者に連絡して、相手システムの証明書発行局に連絡させてください。
mqd: 警告: MQD2771: 相手システムの証明書の有効期限が切れています: NickName=s* SYSTEM=t*
意味
ニックネーム“s*”で指定した相手システムの証明書は有効期限が切れています。
s*: 相手システムの証明書のニックネーム
t*: MQDシステム名
対処
サービス環境定義のSMIME_DOMAINセクションのtocertnameキーワードで指定したニックネームの相手システムの証明書について以下の対処をしてください。
1) 証明書内容出力コマンド(cmdspcert)で証明書の内容を表示してください。
2) 証明書の内容(有効期限)を確認して、相手システムの管理者に連絡してください。
3) 相手システムの新しい証明書を入手、当該証明書を削除して新しい証明書を登録してください。
mqd: 警告: MQD2772: 相手システムの証明書内の鍵用途が違います: NickName=s* SYSTEM=t*
意味
ニックネーム“s*”で指定した相手システムの証明書内の鍵用途が違います。
s*: 相手システムの証明書のニックネーム
t*: MQDシステム名
対処
サービス環境定義のSMIME_DOMAINセクションのtocertnameキーワードで指定したニックネームの相手システムの証明書について以下の対処をしてください。
1) 証明書内容出力コマンド(cmdspcert)で証明書の内容を表示してください。
2) 証明書の内容(鍵用途)を確認して、相手システムの管理者に連絡してください。
3) 相手システムの新しい証明書を入手、当該証明書を削除して新しい証明書を登録してください。
mqd: 警告: MQD2773: 相手システムの証明書が存在しません: NickName=s* SYSTEM=t*
意味
ニックネーム“s*”で指定した相手システムの証明書が登録されていません。以下の原因が考えられます。
相手システムの証明書ではない。
証明書が登録されてない。
s*: 相手システムの証明書のニックネーム
t*: MQDシステム名
対処
サービス環境定義のSMIME_DOMAINセクションのtocertnameキーワードで指定したニックネームに、登録されている相手システムの証明書のニックネームを指定してください。当該証明書が登録されているかどうかは、証明書一覧出力コマンド(cmlistcert)で確認できます。
mqd: 警告: MQD2780: 証明書が存在しません: NickName=s* SYSTEM=t*
意味
ニックネーム“s*”で指定した証明書が登録されていません。
s*: 証明書のニックネーム
t*: MQDシステム名
対処
サービス環境定義のSMIME_CERTセクションのcertnameキーワード、または、サービス環境定義のSMIME_DOMAINセクションのtocertnameキーワードで指定したニックネームに、登録されている証明書のニックネームを指定してください。当該証明書が登録されているかどうかは、証明書一覧出力コマンド(cmlistcert)で確認できます。
mqd: 警告: MQD2781: トークンにアクセスできません: TokenLabel=s* SYSTEM=t*
意味
トークンラベル“s*”で指定したトークンにアクセスできませんでした。以下の原因が考えられます。
トークンラベルが間違っている。
ユーザPINが間違っている(トークンラベルに対応するユーザPINが違う)。
s*: トークンラベル
t*: MQDシステム名
対処
サービス環境定義のSMIME_CERTセクションのtokenlabelキーワード、userpinキーワードに、正しいトークンラベルと対応するユーザPINを記述してください。
mqd: 警告: MQD2782: 証明書/鍵管理環境にアクセスできません: SYSTEM=s*
意味
証明書/鍵管理環境にアクセスできませんでした。以下の原因が考えられます。
証明書/鍵管理環境が整っていない。
証明書/鍵管理環境へのアクセス権がMQD管理者に与えられていない。
s*: MQDシステム名
対処
サービス環境定義のSMIME_SCMIセクションで定義した scmienvdirキーワード、scmislotdirキーワードの証明書/鍵管理環境について以下の手順で確認してください。
1) 証明書/鍵管理ツールで作成した証明書/鍵管理環境のディレクトリであることを確認してください。
間違ったディレクトリを指定している場合は、正しい証明書/鍵管理環境のディレクトリを指定してください。
まだ、証明書/鍵管理環境の作成と設定を実行してない場合は、証明書/鍵管理環境の作成と設定を実行してください。作成の手順は、“MessageQueueDirector 説明書”の“暗号化環境の設定”を参照してください。
2) 証明書/鍵管理環境のディレクトリと配下のディレクトリ/ファイルのアクセス権限を確認してください。
MQD管理者にアクセス権限が与えられてない場合は、アクセス権限を与えてください。
mqd: 警告: MQD2783: 鍵管理環境で排他エラーが発生しました: SYSTEM=s*
意味
鍵管理環境で排他エラーが発生しました。以下の原因が考えられます。
同一のトークンに対して、他のコマンドやアプリケーションが使用している。
s*: MQDシステム名
対処
サービス環境定義のSMIME_SCMIセクションで定義した scmienvdirキーワード、scmislotdirキーワードの証明書/鍵管理環境について以下の対処をしてください。
証明書/鍵管理ツールのコマンドを実行していた場合は、コマンドの完了後にサービスを再起動してください。
証明書/鍵管理環境を他のアプリケーションと共有している場合は、使用するトークンを別にしてください。または、証明書/鍵管理環境を別にしてください。
mqd: エラー: MQD2803: システムエラーが発生しました: CLASS=s* NO=d* INFO=e* SYSTEM=t*
意味
システムエラーが発生しました。
s*: クラス名
d*: エラー番号
e*: 詳細情報
t*: MQDシステム名
対処
“メッセージ集” の “技術員連絡の前に”を参照してください。また、mqddumpコマンドを使用して調査資料を採取してください。その後、技術員に連絡してください。
mqd: エラー: MQD2804: SMTP連携サービスが終了しました: SYSTEM=s*
意味
SMTP連携サービスが異常終了しました。
s*: MQDシステム名
対処
直前に出力されているメッセージに対する対処を行ってください。その後、MQDを再起動してください。
mqd: エラー: MQD2805: システム資源不足が発生しました: SYSTEM=s*
意味
システム資源不足が発生しました。
s*: MQDシステム名
対処
以下の原因が考えられます。これらの項目を確認し、原因を除去してください。プロセスごとのシステム資源の制限値を変更した場合、MQDの再起動が必要です。マシンのパラメタをチューニングした場合にはマシンの再起動が必要です。
セットアップ時に指定した各ファイルの容量が不十分である。
メモリ不足が発生した。
ディスク容量不足が発生した。
システム内のプロセス数が多い。
プロセスごとに利用できるシステム資源の制限値が不適当である。
IPC資源が不足している。
mqd: エラー: MQD2806: SMTP連携サービスの起動に失敗しました: SYSTEM=s*
意味
SMTP連携サービスが起動できませんでした。
s*: MQDシステム名
対処
直前に出力されているメッセージに対する対処を行ってください。
mqd: エラー: MQD2807: I/Oエラーが発生しました: INFO=d* SYSTEM=s*
意味
I/Oエラーが発生しました。
d*: 詳細情報
s*: MQDシステム名
対処
以下の原因が考えられます。これらの項目を確認し、原因を除去した後、MQDを再起動してください。
媒体不良が発生した。
プロセスごとのファイル記述子数の制限値(descriptors)に指定された値が不十分である。
mqd: エラー: MQD2808: システムコールエラーが発生しました: SYSCALL=s* ERRNO=d* SYSTEM=t*
意味
システムコールエラーが発生しました。
s*: システムコール名
d*: エラー番号
t*: MQDシステム名
対処
“メッセージ集” の “技術員連絡の前に”を参照してください。また、mqddumpコマンドを使用して調査資料を採取してください。その後、技術員に連絡してください。
mqd: エラー: MQD2809: ディスク領域不足が発生しました: SYSTEM=s*
意味
ディスクに充分な空き容量がありません。
s*: MQDシステム名
対処
以下の原因が考えられます。状況を確認し、原因を除去してください。
ディスク容量不足
mqd: エラー: MQD2810: オープン可能なファイル数がプロセスの制限を超えています: SYSTEM=s*
意味
ファイルのオープン数がシステムが規定するプロセスの制限を超えました。
s*: MQDシステム名
対処
システムのチューニングを行い、システムの値を十分な値に設定してください。
mqd: エラー: MQD2813: パラメータの指定が不正です
意味
コマンドのパラメタ(値またはオプション)の指定が誤っています。
対処
正しいパラメタを指定して、再度コマンドを実行してください。なお、本メッセージの直後にコマンドの書式が表示されています。
mqd: エラー: MQD2814: ファイルは存在しないか、アクセス権がありません: FILE=s* SYSTEM=t*
意味
指定したファイルが存在しません。または、ファイルにアクセス権がないためアクセスできません。
s*: ファイル名
t*: MQDシステム名
対処
以下の原因が考えられます。状況を確認し、原因を除去してください。
ファイルに読込み属性が設定されていない。
ファイルが存在していない。
mqd: エラー: MQD2818: MQDが起動されていません: SYSTEM=s*
意味
MQDが起動されていないため、処理を続行できません。
s*: MQDシステム名
対処
以下の原因が考えられます。これらの項目を確認し、原因を除去してください。
MQDが起動されていない
MQDシステムダウン
mqd: エラー: MQD2819: SMTP連携サービスの動作環境は既に存在します: SYSTEM=s*
意味
SMTP連携サービスがすでにセットアップされているため、動作環境を作成する必要はありません。動作可能な状態です。
s*: MQDシステム名
対処
不要です。
mqd: エラー: MQD2820: SMTP連携サービスの動作環境が存在しません: SYSTEM=s*
意味
SMTP連携サービスが動作できる環境が存在しないため、SMTP連携サービスを運用することができません。
s*: MQDシステム名
対処
SMTP連携サービスの環境を作成してください。
mqd: エラー: MQD2827: コマンドを実行できない状態です: SYSTEM=s*
意味
他のMQDコマンド実行中のため、投入されたコマンドは現在実行できません。
s*: MQDシステム名
対処
他のMQDコマンドが終了後、再実行してください。
mqd: エラー: MQD2828: .forwardファイルの記述に誤りがあります: SYSTEM=s*
意味
.forwardファイルの記述に誤りがあります。
s*: MQDシステム名
対処
.forwardファイルの記述の誤りを修正してください。
mqd: エラー: MQD2829: システム資源に対するアクセスが拒否されました: INFO=s* SYSTEM=t*
意味
システム資源に対するアクセスが拒否されました。以下の可能性があります。
MQD利用者グループと受信メールアドレスに対応するユーザの所属しているグループが一致していない。
MQDのシステム資源のアクセス権限を手動で変更したことによりアクセスに失敗した。
s*: 詳細情報
t*: MQDシステム名
対処
以下のいずれかの対処を実施してください。
MQD利用者グループと受信メールアドレスに対応するユーザの所属しているグループを一致させて、MQDシステムを再作成する。MQDのシステム環境作成コマンド(mqdsetup)の -g オプションに一致したグループ名を指定してください。
受信メールアドレスに対応するユーザの所属しているグループをMQD利用者グループに変更する。
手動で変更したMQDのシステム資源のアクセス権限を元に戻す。
mqd: エラー: MQD2830: システム資源に対するアクセスが拒否されました: ERROR=s* DETAIL=t* SYSTEM=u*
意味
システム資源に対するアクセスが拒否されました。以下の可能性があります。
MQD利用者グループと受信メールアドレスに対応するユーザの所属しているグループが一致していない。
MQDのシステム資源のアクセス権限を手動で変更したことによりアクセスに失敗した。
s*: エラー情報
t*: 詳細情報
u*: MQDシステム名
対処
以下のいずれかの対処を実施してください。
MQD利用者グループと受信メールアドレスに対応するユーザの所属しているグループを一致させて、MQDシステムを再作成する。MQDのシステム環境作成コマンド(mqdsetup)の -g オプションに一致したグループ名を指定してください。
受信メールアドレスに対応するユーザの所属しているグループをMQD利用者グループに変更する。
手動で変更したMQDのシステム資源のアクセス権限を元に戻す。
mqd: エラー: MQD2831: システムコールがシグナルにより処理を中断しました: ERROR=s* DETAIL=t* SYSTEM=u*
意味
システムコールがシグナルにより処理を中断しました。
s*: エラー情報
t*: 詳細情報
u*: MQDシステム名
対処
再度コマンドを実行してください。
mqd: エラー: MQD2832: 定義ファイルに誤りがあります: FILE=s* LINE=d* SYSTEM=t*
意味
定義ファイルに誤りがあります。
s*: 定義ファイル名
d*: 行番号
t*: MQDシステム名
対処
定義ファイルの誤りを修正してください。
mqd: エラー: MQD2833: 指定されたファイルが不正です: FILE=s* SYSTEM=t*
意味
定義ファイルに誤りがあります。
s*: 定義ファイル名
t*: MQDシステム名
対処
定義ファイルを確認してください。通常ファイルでない可能性があります。
mqd: エラー: MQD2834: コマンド実行を中断しました: SYSTEM=s*
意味
異常を検出したため、コマンド実行を中断しました。
s*: MQDシステム名
対処
MQDまたはSMTP連携サービスが終了していないか確認してください。
mqd: エラー: MQD2835: ファイル内に有効な定義が存在しません: FILE=s* SYSTEM=t*
意味
定義ファイルの内容に誤りがあります。ファイル内に有効な定義が存在しません。
s*: 定義ファイル名
t*: MQDシステム名
対処
定義ファイルの内容を確認してください。
mqd: エラー: MQD2837: プロセス数がシステムの制限を越えました: SYSTEM=s*
意味
プロセス数がシステムの制限を越えたため、処理を中断します。
s*: MQDシステム名
対処
以下の原因が考えられます。これらの項目を確認し、原因を除去してください。
システム制限値が少ない。
起動されているプロセスが多すぎる。
mqd: エラー: MQD2849: SMTP連携サービスが停止状態でないため、削除できません: SYSTEM=s*
意味
SMTP連携サービスを削除できません。
s*: MQDシステム名
対処
SMTP連携サービスを停止した後、再実行してください。
mqd: エラー: MQD2850: SMTP連携サービスが起動処理中のため、動作環境を変更できません: SYSTEM=s*
意味
SMTP連携サービスが起動処理中のため、定義変更を行うことができません。
s*: MQDシステム名
対処
SMTP連携サービスの起動完了を確認してから再実行してください。
mqd: エラー: MQD2851: SMTP連携サービスが起動処理中のため、サービス定義を登録できません: SYSTEM=s*
意味
SMTP連携サービスが起動処理中のため、定義登録を行うことができません。
s*: MQDシステム名
対処
SMTP連携サービスの起動完了を確認してから再実行してください。
mqd: エラー: MQD2852: SMTP連携サービスが起動処理中のため、サービス定義を削除できません: SYSTEM=s*
意味
SMTP連携サービスが起動処理中のため、定義削除を行うことができません。
s*: MQDシステム名
対処
SMTP連携サービスの起動完了を確認してから再実行してください。
mqd: エラー: MQD2855: SMTP連携サービスが初期化中にダウンしました: SYSTEM=s*
意味
SMTP連携サービスが起動処理中に異常終了しました。
s*: MQDシステム名
対処
以下の原因が考えられます。これらの項目を確認し、原因を除去してください。
メモリ不足
MQDの異常終了
IPC資源不足
mqd: エラー: MQD2858: 新サービス定義が存在しません: SYSTEM=s*
意味
新サービス定義が存在しないため、新サービス定義での起動はできません。
s*: MQDシステム名
対処
新サービス定義を登録した後、再起動してください。
mqd: エラー: MQD2864: スーパユーザ以外は実行できません
意味
スーパユーザ以外は実行できません。
対処
スーパユーザ権限で実行してください。
mqd: エラー: MQD2865: グローバルトランザクションのダウンリカバリが完了していません: SYSTEM=s*
意味
グローバルトランザクションのダウンリカバリが完了していません。この状態では、SMTP連携サービスの起動、コマンドの実行はできません。
s*:MQDシステム名
対処
Interstageを起動してグローバルトランザクションのダウンリカバリを行った後に、再度コマンドを実行してください。
mqd: エラー: MQD2866: MQDシステム名が不正です: SYSTEM=s*
意味
システム名の指定が間違っています。
s*: MQDシステム名
対処
以下の原因が考えられます。状況を確認し、原因を除去してください。
不正なシステム名を指定した。
mqd: エラー: MQD2868: MQDが運用中でないため、コマンドが実行できません: SYSTEM=s*
意味
MQDが運用中でないため、コマンドが実行できません。
s*: MQDシステム名
対処
MQDを起動した後、再実行してください。
mqd: エラー: MQD2871: MQD環境が存在しません: SYSTEM=s*
意味
MQDのシステム環境が存在しません。
s*: MQDシステム名
対処
MQDのシステム環境を作成してください。
mqd: エラー: MQD2872: SMTP連携サービスが運用中でないため、サービス定義を反映できません: SYSTEM=s*
意味
SMTP連携サービスが運用中でないため、サービス定義を反映することはできません。
s*: MQDシステム名
対処
SMTP連携サービスが運用状態になってから、再実行してください。
mqd: エラー: MQD2881: 定義ファイルに必須情報が定義されていません: SECTION=s* KEYWORD=t* SYSTEM=u*
意味
定義ファイルに必須情報が定義されていません。
s*: “SMTP_MAIN”
t*: “address”
u*: MQDシステム名
対処
必須情報を記述して再実行してください。
mqd: エラー: MQD2882: システムエラーが発生しました: ERROR=d* DETAIL=s* SYSTEM=t*
意味
システムエラーが発生しました。
d*: エラー番号
s*: 詳細情報
t*: MQDシステム名
対処
上記の情報を控え、“メッセージ集” の “技術員連絡の前に”を参照してください。また、mqddumpコマンドを使用して調査資料を採取してください。その後、技術員に連絡してください。
mqd: エラー: MQD2883: 削除が含まれるサービス定義は反映できません: SYSTEM=s*
意味
SMTP連携サービス運用中に、すでに関連付けされているメッセージキューの定義を削除する定義反映をしようとしました。
s*: MQDシステム名
対処
SMTP連携サービスを終了し、定義反映オプション“-n”を指定してSMTP連携サービスを再起動してください。
mqd: エラー: MQD2884: 変更が含まれるサービス定義は反映できません: QUEUE=s* KEYWORD=t* SYSTEM=u*
意味
SMTP連携サービス運用中に、すでに関連付けされているメッセージキューの定義を変更する定義反映をしようとしました。サービス定義は反映されません。
s*: メッセージキュー名
t*: キーワード
u*: MQDシステム名
対処
SMTP連携サービスを終了し、定義反映オプション“-n”を指定してSMTP連携サービスを再起動してください。
mqd: エラー: MQD2885: システムパラメタの制限値を超えました: SYSTEM=s*
意味
システムパラメタの制限値を超えたため、SMTP連携サービスの処理を続行できません。
s*: MQDシステム名
対処
以下の対処を実施してください。
システムパラメタの共有メモリの制限値に指定された値が不十分の場合は、該当制限値を見直してください(インストールガイド参照)。その後、マシンの再起動が必要です。
プロセスごとのファイル記述子数の制限値(descriptors)に設定された値が不十分の場合は、該当制限値を十分な値に設定してください。その後、MQDの再起動が必要です。
mqd: エラー: MQD2886: ライブラリのロードに失敗しました: LIBRARY=s* FUNC=t* SYSTEM=u*
意味
ライブラリのロードに失敗したため、処理を中止しました。
s*: ライブラリ名
t*: 機能コード
u*: MQDシステム名
対処
ライブラリが存在しているか確認してください。
mqd: エラー: MQD2950: 証明書/鍵管理環境が定義されていません: SYSTEM=s*
意味
証明書/鍵管理環境の定義が存在しないため、SMTP連携サービスが起動できませんでした。以下の原因が考えられます。
サービス環境定義にSMIME_SCMIセクションが存在しない。
s*: MQDシステム名
対処
サービス環境定義にSMIME_SCMIセクションを定義してください。定義の登録反映後にSMTP連携サービスを再起動してください。
mqd: エラー: MQD2951: 必須パッケージがインストールされていません: SYSTEM=s*
意味
FJSVsmeeパッケージがインストールされていないためコマンドを実行することができません。
s*: MQDシステム名
対処
FJSVsmeeパッケージをインストールしてからコマンドを実行してください。
mqd: エラー: MQD2952: 暗号化対象のメッセージキューの数が制限を超えました: QUEUE=s* SYSTEM=t*
意味
メッセージキュー“s*”の定義で、暗号化(S/MIME変換)対象のメッセージキューの数の制限を超えたため、SMTP連携サービスが起動できませんでした。
なお、暗号化対象のメッセージキューの数は、サービス環境定義にSMIME_SCMIセクションやSMIME_CERTセクションを記述している場合の、すべての受信キューの数と“smime=YES”を指定した送信キューの数の合計値です。
s*: 暗号化対象のメッセージキュー名
t*: MQDシステム名
対処
暗号化(S/MIME変換)対象のメッセージキューの数が制限内に納まるように、SMTP連携サービスのサービス定義を変更してください。サービス定義の登録および反映を行った後、SMTP連携サービスを再起動してください。
mqd: エラー: MQD2953: 暗号化の定義があるため、サービス定義の反映はできません: SYSTEM=s*
意味
SMTP連携サービスの運用中は、暗号化の定義があるサービス定義を反映することはできません。
なお、“暗号化の定義がある”とは、以下のいずれかの状態を指します。
すでにサービス環境定義に、SMIME_SCMIセクションが定義されている。
反映するサービス定義のQUEUEセクションに、“smime=YES”が定義されている。
s*: MQDシステム名
対処
SMTP連携サービスを終了し、定義反映オプション“-n”を指定してSMTP連携サービスを再起動してください。