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Interstage Application Server MessageQueueDirector説明書

H.1.2 保護するべき資源

  MQDを使用する際に、保護するべき資源について説明します。

保護対象機能

  以下に示す機能および手順が保護の対象になります。

  どの機能を使用するかは、利用者の動作モデルによって異なります。ここで列挙した機能が、MQD利用時のすべてのケースに該当するわけではありません。

保護対象資源

  MQDでは以下に示す資源が使用されます。高度なセキュリティ対策が要求される場合は、これらの資源をセキュリティ上の保護対象とすることが望まれます。

機能

保護対象資源

MQDの環境作成/削除

  • MQD環境定義ファイル

  • メッセージ蓄積ファイルなどのMQD環境定義で指定したディレクトリおよびファイル

  • MQDシステムの環境

  • システムログ

MQDの起動/停止

  • メッセージ蓄積ファイルなどのMQD環境定義で指定したディレクトリおよびファイル

  • MQDシステムの環境

  • システムログ

メッセージを送受信するアプリケーションの運用操作

  • ユーザアカウント

  • メッセージ蓄積ファイルなどのMQD環境定義で指定したディレクトリおよびファイル

  • メッセージキュー

  • メッセージ

MQDの運用操作(状態表示、定義変更、およびキューの状態変更など)

  • ユーザアカウント

  • メッセージ蓄積ファイルなどのMQD環境定義で指定したディレクトリおよびファイル

  • メッセージキュー

  • システムログ

MQDの上位サービスの環境作成/削除

  • MQDの上位サービスのサービス定義ファイル

  • MQDシステムの環境

  • MQDの上位サービスのサービス環境

  • システムログ

MQDの上位サービスの起動/停止

  • メッセージ蓄積ファイルなどのMQD環境定義で指定したディレクトリおよびファイル

  • MQDシステムの環境

  • MQDの上位サービスのサービス環境

  • システムログ

  • IDCMの資源(ACM連携サービスの場合)

  • イベントサービスの資源(イベントチャネル連携サービスの場合)

MQDの上位サービスの運用操作

  • メッセージ蓄積ファイルなどのMQD環境定義で指定したディレクトリおよびファイル

  • MQDシステムの環境

  • MQDの上位サービスのサービス環境

  • システムログ

  • IDCMの資源(ACM連携サービスの場合)

  • イベントサービスの資源(イベントチャネル連携サービスの場合)

  • メッセージキュー

  • メッセージ

  • 通信上のデータ(プロトコル)

  MQD特有の保護対象資源の配置場所を以下に示します。