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Interstage Application Server MessageQueueDirector説明書

8.3.20 mqd_connectqex (複数のメッセージキューに接続する)

機能説明

  当該アプリケーションを複数のメッセージキューに接続します。

記述形式

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      #include "mqdapi.h"
      int mqd_connectqex(MQD_System *system, MQD_QueueName *qnamearray, int qnum,
                         int *errqueindex, MQD_Environment *env,
                         MQD_MessageQueueex **queuegroup)
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パラメタ

system

  mqd_connect関数から返されたMQDシステム情報へのポインタをそのまま指定します。

qnamearray

  接続するメッセージキュー名の配列の先頭を指すポインタを指定します。メッセージキュー名は、メッセージキューを作成したときに指定したメッセージキューの名前です。qnumで指定した分の領域を用意する必要があります。メッセージキュー名の一覧(MQD_QueueName構造体)の詳細については、“8.3.29 パラメタの詳細説明”を参照してください。

qnum

  接続するメッセージキューの個数を指定します。

errqueindex

  異常が発生したメッセージキューのインデックスが通知されます。インデックスは、メッセージキュー名の配列のインデックスで、以下のように通知されます。

  0,1,2,…,n:  異常が発生したメッセージキューのインデックス
  -1        :  メッセージキューに関係なく異常復帰した場合

env

  例外処理のための復帰情報へのポインタを指定します。エラー詳細コードに以下の値が返されます。復帰情報(MQD_Environment構造体)の詳細については、“8.4 復帰情報の説明”を参照してください。

queuegroup

  メッセージキューに接続できた場合にはメッセージキューグループ(MQD_MessageQueueex構造体)へのポインタを返します。メッセージキューグループは、メッセージキュー名の一覧で指定した複数のメッセージキューを管理するものです。メッセージキューグループへのポインタは、後述のmqd_disconnectqex・mqd_getmsgex・mqd_peekmsgex・mqd_seekmsgexの各関数の入力パラメタとして使用します。

復帰値

  本関数の処理結果が以下の復帰値で通知されます。

  正常時:  0
  異常時: -1

注意事項