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Interstage Application Server OLTPサーバ運用ガイド

I.17.1 サーバアプリケーションの追加

  運用中のワークユニットにトランザクションアプリケーションを追加する手順について説明します。

1) ワークユニットの停止

  新規にアプリケーションを追加するワークユニットを停止します。

  isstopwu ISSAMPLE1

2) IDL定義ファイルの複写

  開発環境で作成したアプリケーションプログラムとIDL定義ファイルを、運用環境に複写します。

3) IDLコンパイラによるコンパイル

  運用環境でIDLコンパイラによりIDL定義をコンパイルします。生成されたスケルトンをもとにして、追加するアプリケーションの実行モジュールを作成します。また、コンパイルによって同時に作成されたスタブを利用して、クライアント側のアプリケーションの実行モジュールも再作成してください。
  なお、IDL定義ファイルをコンパイルする際には、インタフェース情報チェック機能を使用することを推奨します。インタフェース情報チェック機能についての詳細は、“D.1 インタフェース情報チェック機能を使用した運用”を参照してください。

4) ワークユニット定義ファイルへのアプリケーション情報の設定

  ワークユニット定義ファイルに、新規に追加するアプリケーション情報を設定してください。

5) システムへの反映

  isaddwudefコマンドを利用して、ワークユニット定義ファイルをシステムに反映します。

  isaddwudef create-def.wu

  -oオプションを指定すると、同名の定義が存在する場合、上書きされ、存在しない場合、新規に登録します。省略すると、同名の定義が存在しない場合だけ、登録されます。

6) ワークユニットの再起動

  変更したワークユニットを再起動します。

  isstartwu ISSAMPLE1