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Interstage Application Server OLTPサーバ運用ガイド

A.3.4 Application Programセクション

[説明]

  アプリケーション情報を指定します。

[形式]

[Application Program]

Destination:

あて先名(オブジェクト名)

Destination Priority:

オブジェクトの優先度

PSYS:

DPCF通信パス名

Executable File:

実行ファイル名

Application Language:

アプリケーション言語

Code Conversion For String:

コード変換情報(string)

Concurrency:

プロセス多重度

Maximum Processing Time:

アプリケーション最大処理時間

Terminate Process for Time out:

最大処理時間超過時強制停止の有無

Maximum Processing Time for Exit Program:

出口プログラム最大処理時間

Maximum Queuing Message:

最大キューイング数

Queuing Message To Notify Alarm:

監視キューイング数

Queuing Message To Notify Resumption:

監視再開キューイング数

Environment Variable:

環境変数

Form:

常駐、非常駐の形態

Pre Exit Program:

前出口プログラム

Post Exit Program:

後出口プログラム

Recovery Exit Program:

異常出口プログラム

Executable File for Exit Program:

出口プログラム実行ファイル

Bind Type:

バインド形式

Using Wrapper Session Management:

AIM連携セション継続機能の使用有無

SessionID Param:

セションID通知パラメタ

Method Name to Begin Session:

セションを開始するメソッド(オペレーション)

Maximum Session Active Time for Client:

クライアント思考時間の最大時間

Maximum Processing Time for WRAPPER:

AIMアプリケーション監視時間

CLASSPATH for Application:

アプリケーション使用クラスパス

Exit Program for Process Salvage:

プロセス回収出口プログラム名

Executable File of Exit Program for Salvage:

プロセス回収出口プログラム実行ファイル名

Exit Program for Terminating Process:

プロセス停止出口プログラム名

Param for Executable File:

起動パラメタ

Reset Time for Application Retry Count:

リトライカウントリセット時間

Request Assignment Mode:

要求メッセージ振り分け方式

Impl ID:

インプリメンテーションリポジトリID

Buffer Number:

通信バッファ数

Buffer Size:

通信バッファ長

Path:

アプリケーションパス

注意事項

  トランザクションアプリケーションのワークユニット(ワークユニット種別が“ORB”)で、プロセスバインド機能を使用する場合は、以下の点に注意してください。

[構文規則]

[備考]

A.3.4.1 Destination:あて先名(オブジェクト名)

[説明]

  通信を行う場合のアプリケーションに対応するオブジェクト名を設定します。
  1つ以上のスラッシュを含む、255バイト以内の英字で始まり英数字、アンダースコアおよびスラッシュからなる文字列。ただし、先頭と最終文字のスラッシュ、2つ以上連続したスラッシュは使用できません。オブジェクトのIDL定義のモジュール名とインタフェース名をスラッシュで区切った形式で指定します。

本ステートメントはワークユニット種別が“ORB”、“WRAPPER”の場合に必ず指定してください。

  ワークユニット定義:
    Destination: MOD1/INTF1

  OD_or_admコマンド:
    OD_or_adm -c IDL:MOD1/INTF1:1.0 -a FUJITSU-Interstage-TDLC -n MOD1::INTF1

[サポート範囲]

OS

Windows, Solaris, Linux

有効なワークユニット種別

ORB, WRAPPER

省略可否

省略不可

(注) “WRAPPER”はWindows、Solarisでサポートされており、Linuxでは未サポートです。

A.3.4.2 Destination Priority:オブジェクトの優先度

[説明]

  オブジェクトに対するプライオリティを設定します。
  1~255の整数値。設定した値が大きいほど優先度は高くなります。
  本ステートメントは省略可能です。本ステートメントを省略した場合、省略値として10が設定されます。
  なお、本ステートメントは“Form”ステートメントに“NONRESIDENT”、または“MULTIRESIDENT”を指定した場合のみ有効となります。

本ステートメントはワークユニット種別が“ORB”の場合に有効です。

[サポート範囲]

OS

Windows, Solaris, Linux

有効なワークユニット種別

ORB

省略可否

省略可能

A.3.4.3 PSYS:DPCF通信パス名

[説明]

  ワークユニット種別が“WRAPPER”の場合、連携するグローバルサーバのAIMアプリケーションの所在を示すための情報を設定します。
  8バイト以内の英数字の文字列。
  本ステートメントはワークユニット種別が“WRAPPER”の場合は必ず指定してください。
  ワークユニット種別が“WRAPPER”以外の場合は、本ステートメントは不要です。

[サポート範囲]

OS

Windows, Solaris

有効なワークユニット種別

WRAPPER

省略可否

省略不可

(注) “WRAPPER”はWindows、Solarisでサポートされており、Linuxでは未サポートです。

A.3.4.4 Executable File:実行ファイル名

[説明]

  ワークユニット種別が、“CORBA”または“UTY”の場合は、アプリケーションの実行モジュール名を設定します。またアプリケーションがJava言語の場合は、Java実行体名(Windowsの場合は“java.exe”、Solaris/Linuxの場合は“java”)を指定します。

  ワークユニット種別が、“ORB”の場合、アプリケーションおよび出口プログラムが格納されているライブラリ名を設定する必要があります。なお、アプリケーションと出口プログラムは同じライブラリに格納することができます。この場合は、本ステートメントのみ記載し、出口プログラムを別ライブラリに格納する場合は、“Executable File for Exit Program”ステートメントに出口プログラムが格納されているライブラリ名を指定します。また、アプリケーション言語がC++の場合は、アプリケーションおよび出口プログラムの実行可能ファイル名を設定します。

  本ステートメントには、同じワークユニット定義の他の[Application Program]セクションで指定された実行ファイル名、[Nonresident Application Process]セクションおよび[Multiresident Application Process] セクションの“Executable File for Exit Program”ステートメントで指定された出口プログラム実行ファイル名、[Nonresident Application Process]セクションおよび[Multiresident Application Process] セクションの“Executable File of Exit Program for Salvage”ステートメントで指定されたプロセス回収出口プログラム実行ファイル名を指定することはできません。


  C言語、COBOLでアプリケーションを作成し、出口プログラムをアプリケーションと別の実行ファイルとして作成する場合は、当セクションの出口プログラム実行ファイル名を設定します。


  C言語でアプリケーションを作成し、出口プログラムをアプリケーションと別の実行ファイルとして作成する場合は、当セクションの出口プログラム実行ファイル名を設定します。


  31バイト以内の制御文字(ShiftJISの0x00~0x1f,0x7f)を除く文字列で指定します。ただし、半角英文字の大文字と小文字、全角文字の大文字と小文字は区別されません。


  31バイト以内の空白文字と半角カナ文字を除く文字列で指定します。

[サポート範囲]

OS

Windows, Solaris, Linux

有効なワークユニット種別

CORBA, ORB, UTY

省略可否

省略不可

(注) “UTY”はSolaris、Linuxでサポートされており、Windowsでは未サポートです。

A.3.4.5 Application Language:アプリケーション言語

[説明]

  アプリケーションの言語を指定します。

  “C”: C言語
  “CPP”: C++言語

  “COBOL”: COBOL

  本テートメントに、“CPP”を指定した場合、“Form”ステートメントには“NONRESIDENT”および“MULTIRESIDENT”は指定できません。
  本ステートメントは省略可能です。本ステートメントを省略した場合、省略値としてCが設定されます。

[サポート範囲]

OS

Windows, Solaris, Linux

有効なワークユニット種別

ORB

省略可否

省略可能

A.3.4.6 Code Conversion For String:コード変換情報(string)

[説明]

  アプリケーションがstring ,wstring ,charおよびwcharデータを受信する時の文字コード系を指定します。
  本ステートメントはワークユニット種別が“ORB”、“WRAPPER”の場合に有効です。

  本ステートメントは省略可能です。本ステートメントを省略した場合、ワークユニット種別によって以下のようにみなします。

- ワークユニット種別が“ORB”の場合、“DISABLE”が指定されたものとみなします。アプリケーション間でのコード系を取り決める必要があります。

- ワークユニット種別が“WRAPPER”の場合、クライアントのコード系はShiftJISを使用しているとみなしAIMアプリケーションのコード系(JEF-EBCDIC)に変換します。

  また、本ステートメントはサーバアプリケーション間では無効です。

指定値

コード系

SJIS

ShiftJIS

EUC

EUC

UNICODE

UNICODE

SJISMS

Windows(R)用ShiftJIS

U90

U90

JEF_LOWER

JEFコード(英小文字)

JEF_KANA

JEFコード(カナ)

JEF_ASCII

JEFコード(ASCII)

DISABLE

コード変換なし

  “JEF_LOWER”,“JEF_KANA”,“JEF_ASCII”は,通常グローバルサーバで使われるコード系です。そのため、以下のようなシステムを構築する場合などに有効となります。

指定値

コード系

SJIS

ShiftJIS

EUC

EUC

UNICODE

UNICODE

SJISMS

Windows(R)用ShiftJIS

U90

U90

DISABLE

コード変換なし


  ワークユニット種別が“WRAPPER”の場合は、クライアントからのstringデータを、本ステートメントで指定したコード系に変換後、JEF-EBCDICに変換してAIMアプリケーションに通知しますので、“SJIS”、“EUC”、“DISABLE”以外は指定できません。“DISABLE”が指定された場合、クライアントのstringデータの文字コード系をShiftJISと判断して、クライアントからのstringデータを直接JEF-EBCDICに変換します。クライアントのコード系がShiftJISに限定されない場合、本ステートメントには、“EUC”または“SJIS”の指定が必要です。

  アプリケーションがCOBOLかつUNICODEの場合には、本ステートメントに必ず“UNICODE”の指定が必要です。この場合、COBOLアプリケーションの翻訳時の翻訳オプションにUNICODE(例:RCS(UCS2))を指定してください。実行時は特に注意すべき点はありません。


  ワークユニット種別が“WRAPPER”の場合は、クライアントからのstringデータを、本ステートメントで指定したコード系に変換後、JEF-EBCDICに変換してAIMアプリケーションに通知しますので、“SJIS”、“EUC”、“DISABLE”以外は指定できません。“DISABLE”が指定された場合、クライアントの string データの文字コード系をEUCと判断して、クライアントからのstringデータを直接JEF-EBCDICに変換します。クライアントのコード系がEUCに限定されない場合、本ステートメントには、“EUC”または“SJIS”の指定が必要です。
  アプリケーションがCOBOLかつUNICODEの場合には、本ステートメントに必ず“UNICODE”の指定が必要です。 この場合、COBOLアプリケーションのコンパイル時に、ロケールをUNICODE(例:LANG=ja_JP.UTF-8)に設定し、かつ“Environment Variable”ステートメントで実行時のロケールとしてUNICODE(例:LANG=ja_JP.UTF-8)を指定してください。
  また、サーバをShift-JIS環境で運用する場合、WindowsNT環境と連携する際にも本ステートメントに“SJIS”を指定する必要があります。

[サポート範囲]

OS

Windows, Solaris, Linux

有効なワークユニット種別

ORB, WRAPPER

省略可否

省略可能

(注) “WRAPPER”はWindows、Solarisでサポートされており、Linuxでは未サポートです。

A.3.4.7 Concurrency:プロセス多重度

[説明]

  アプリケーションのプロセス多重度を設定します。
  本ステートメントには、1~255の整数値を指定することができます。
  本ステートメントは省略可能です。本ステートメントを省略した場合、省略値として1が設定されます。
  なお、CORBAワークユニットの場合は、インプリメンテーションリポジトリ定義のプロセス最大多重度数より小さい値を設定する必要があります。

[サポート範囲]

OS

Windows, Solaris, Linux

有効なワークユニット種別

CORBA, ORB, UTY

省略可否

省略可能

(注) “UTY”はSolaris、Linuxでサポートされており、Windowsでは未サポートです。

A.3.4.8 Maximum Processing Time:アプリケーション最大処理時間

[説明]

  アプリケーションの最大処理時間の監視値(秒)を設定します。
  0~86400の整数値。
  本ステートメントは省略可能です。本ステートメントを省略した場合、または0を指定した場合は時間監視を行いません。

  アプリケーションの処理時間が本ステートメントで指定された時間を超過した場合、出口プログラムが動作しているプロセスを強制停止します。ただし、ワークユニット種別が“CORBA”の場合で、“Terminate Process for Time out”ステートメントに“NO”が設定されている場合は、プロセスの強制停止は行いません。

[サポート範囲]

OS

Windows, Solaris, Linux

有効なワークユニット種別

CORBA, ORB

省略可否

省略可能

A.3.4.9 Terminate Process for Time out:最大処理時間超過時強制停止の有無

[説明]

  ワークユニット種別が“CORBA”の場合、アプリケーションの最大処理時間超過時に、当該アプリケーションが存在するプロセスを強制停止するかどうかを指定します。
  “YES”:プロセスを強制停止する
  “NO”: プロセスを停止しない
  本ステートメントは省略可能です。本ステートメントを省略した場合、省略値として“YES”が設定されます。
  なお、本ステートメントは“Maximum Processing Time”ステートメントに0以外の値が設定された場合のみ有効となります。

  本ステートメントはワークユニット種別が“CORBA”の場合に有効です。

[サポート範囲]

OS

Windows, Solaris, Linux

有効なワークユニット種別

CORBA

省略可否

省略可能

A.3.4.10 Maximum Processing Time For Exit Program:出口プログラム最大処理時間

[説明]

  出口プログラムの最大処理時間の監視値(秒)を設定します。
  1~1800の整数値。
  本ステートメントは省略可能です。本ステートメントを省略した場合、[Control Option]セクションの同名のステートメント指定値が使用されます。
  本ステートメントを省略し、かつ、[Control Option]セクションの同名のステートメントを省略した場合、省略値として300が設定されます。

  本ステートメントの値は以下の各出口プログラムに対して有効です。また、各出口プログラムの処理時間が指定された時間を超過した場合は、出口プログラムが動作しているプロセスを強制停止します。

[サポート範囲]

OS

Windows, Solaris, Linux

有効なワークユニット種別

CORBA, ORB, UTY

省略可否

省略可能

(注) “UTY”はSolaris、Linuxでサポートされており、Windowsでは未サポートです。

A.3.4.11 Maximum Queuing Message:最大キューイング数

[説明]

  キューに滞留できる最大キュー数を設定します。監視キューイング数が設定されており、かつ、滞留キュー数が、この値を超過するとアラーム通知します。
  0~2147483647の整数値を設定することができます。
  また設定値は、“BufferNumber”より小さい値を設定する必要があります。
  本ステートメントは省略可能です。本ステートメントを省略した場合、または0を指定した場合は制限なしとみなします。この場合、最大キューイング数超過時のアラーム通知を行いません。
  また、本ステートメントが指定されていても、監視キューイング数が省略された場合は、最大キューイング数超過のアラーム通知は行いません。


  本ステートメントを省略または0を指定した場合で、ワークユニット種別が“ORB”の場合は、トランザクションアプリケーションの通信バッファ数が枯渇するまでキューイングされます。なお、トランザクションアプリケーションの通信バッファ数を超える値が指定された場合、本ステートメントは無効です。バッファ数をチューニングする場合は、コンポーネントトランザクションサービスの環境定義で変更が可能です。
  また、ワークユニット種別が“CORBA”の場合も、使用するバッファが枯渇するまでキューイングされます。バッファについては、“CORBAアプリケーションのバッファ制御”を参照してください。

[サポート範囲]

OS

Windows, Solaris, Linux

有効なワークユニット種別

CORBA, ORB

省略可否

省略可能

A.3.4.12 Queuing Message To Notify Alarm:監視キューイング数

[説明]

  アラーム通知を行う滞留キュー数を設定します。滞留キュー数が、この値になるとアラーム通知します。

  1~2147483647の整数値。ただし、ワークユニット種別がORB で、最大キューイング数に0以外の値を設定している場合には、その値より大きな値を設定できません。

  本ステートメントは省略可能です。本ステートメントを省略した場合、アラーム通知は行いません。

[サポート範囲]

OS

Windows, Solaris, Linux

有効なワークユニット種別

CORBA, ORB, WRAPPER

省略可否

省略可能

(注) “WRAPPER”はWindows、Solarisでサポートされており、Linuxでは未サポートです。

A.3.4.13 Queuing Message To Notify Resumption:監視再開キューイング数

[説明]

  アラーム通知の監視を再開する滞留キュー数を設定します。滞留キュー数が監視キューイング数を超えた後、本設定値と同じになった時に、滞留キュー数の監視を再開します。
  0~2147483646の整数値。ただし、監視キューイング数に設定した値以上の値を設定することはできません。
  本ステートメントは省略可能です。本ステートメントを省略した場合、省略値として監視キューイング数の70%の値(小数点以下切り捨て)が設定されます。
  なお、本ステートメントは監視キューイング数を指定した場合のみ有効となります。

[サポート範囲]

OS

Windows, Solaris, Linux

有効なワークユニット種別

CORBA, ORB, WRAPPER

省略可否

省略可能

(注) “WRAPPER”はWindows、Solarisでサポートされており、Linuxでは未サポートです。

“UTY”はSolaris、Linuxでサポートされており、Windowsでは未サポートです。

A.3.4.14 Environment Variable:環境変数

[説明]

  アプリケーションおよび出口プログラムが動作時に使用する環境変数を設定します。
  半角カナ文字を除いた4096バイト以内の文字列。
  設定内容は以下のような形式で指定します。
      “環境変数=値”

  LD_PRELOADなど、値をスペースで区切る環境変数を設定する場合は、以下の例のようにダブルクォーテーションで括って設定してください。
      Environment Variable:"LD_PRELOAD=/etc/opt/FSUNiconv/lib/libicv.so /usr/lib/watchmalloc.so.1"

  ※ただし、文字種別・長さ以外のチェックは行いません。
  本ステートメントは複数指定することができます。その場合、すべての“Environment Variable”ステートメントで指定した文字列の合計が、4096バイト以内でなければなりません。
  本ステートメントは省略可能です。本ステートメントを省略した場合、 実行時に[Control Option]セクションの“Environment Variable”ステートメントで指定された環境変数が使用されます。
  また、[Application Program]セクションの“Environment Variable”ステートメントで指定された環境変数と[Control Option]セクションの“Environment Variable”ステートメントで指定された環境変数が同じ場合は、[Application Program]セクションの“Environment Variable”ステートメントで指定された環境変数が有効となります。
  なお、以下は本ステートメントの予約語なので指定できません。
      PATH

      LD_LIBRARY_PATH

[サポート範囲]

OS

Windows, Solaris, Linux

有効なワークユニット種別

CORBA, ORB, UTY

省略可否

省略可能

(注) “UTY”はSolaris、Linuxでサポートされており、Windowsでは未サポートです。

A.3.4.15 Form:常駐/非常駐の形態

[説明]

  常駐、非常駐の形態を指定します。
  “RESIDENT”: 常駐
  “NONRESIDENT”: 非常駐
  “MULTIRESIDENT”: マルチオブジェクト常駐
  省略値は、“RESIDENT”が設定されます。

  本ステートメントはワークユニット種別が“ORB”の場合のみ有効です。
  “NONRESIDENT”を指定した場合は、[Nonresident Application Process]セクションを必ず設定してください。
  “MULTIRESIDENT”を指定した場合は、[Multiresident Application Process]セクションを必ず設定してください。

[サポート範囲]

OS

Windows, Solaris, Linux

有効なワークユニット種別

ORB

省略可否

省略可能

A.3.4.16 Pre Exit Program:前出口プログラム名

[説明]

  ワークユニット起動時に起動する出口プログラムの名前を設定します。ただし、アプリケーション言語がC++の場合は設定しません。
  本ステートメントは省略可能です。

  本ステートメントはワークユニット種別が“ORB”の場合のみ有効です。


  31バイト以内の英数字とアンダースコア(C言語の関数名)、または1文字以上の 英字を含む、30文字以内の英数字とハイフン(COBOLのプログラムID)。ただし、先頭と最終の文字にハイフンは使用できません。また、ハイフンとアンダースコアを両方使用することはできません。


  31バイト以内の英数字とハイフンとアンダースコア(C言語の関数名)。ただし、先頭と最終の文字にハイフンは使用できません。また、ハイフンとアンダースコアを両方使用することはできません。

[サポート範囲]

OS

Windows, Solaris, Linux

有効なワークユニット種別

ORB

省略可否

省略可能

A.3.4.17 Post Exit Program:後出口プログラム名

[説明]

  ワークユニット停止時に起動する出口プログラムの名前を設定します。ただし、アプリケーション言語がC++の場合は設定しません。
  本ステートメントは省略可能です。

  本ステートメントはワークユニット種別が“ORB”の場合のみ有効です。


  31バイト以内の英数字とアンダースコア(C言語の関数名)、または1文字以上の英字を含む、30文字以内の英数字とハイフン(COBOLのプログラムID)。ただし、先頭と最終の文字にハイフンは使用できません。また、ハイフンとアンダースコアを両方使用することはできません。


  31バイト以内の英数字とハイフンとアンダースコア(C言語の関数名)。ただし、先頭と最終の文字にハイフンは使用できません。また、ハイフンとアンダースコアを両方使用することはできません。

[サポート範囲]

OS

Windows, Solaris, Linux

有効なワークユニット種別

ORB

省略可否

省略可能

A.3.4.18 Recovery Exit Program:異常出口プログラム名

[説明]

  プロセスバインド機能を使用する場合に、クライアント思考時間を経過した時に起動する異常出口プログラムの名前を設定します。ただし、アプリケーション言語がC++の場合は設定しません。
  本ステートメントは省略可能です。

  本ステートメントはワークユニット種別が“ORB”の場合のみ有効です。


  31バイト以内の英数字とアンダースコア(C言語の関数名)、または1文字以上の英字を含む、30文字以内の英数字とハイフン(COBOLのプログラムID)。ただし、先頭と最終の文字にハイフンは使用できません。


  31バイト以内の英数字とアンダースコア(C言語の関数名)。ただし、先頭と最終の文字にハイフンは使用できません。また、ハイフンとアンダースコアを両方使用することはできません。

[サポート範囲]

OS

Windows, Solaris, Linux

有効なワークユニット種別

ORB

省略可否

省略可能

A.3.4.19 Executable File for Exit Program:出口プログラム実行ファイル

[説明]

  前出口プログラム、後出口プログラム、異常出口プログラムをアプリケーションとは別の実行ファイルに格納する場合に、出口プログラムの実行ファイル名を設定します。
  本ステートメントを省略した場合、“Executable File”ステートメントで指定された実行ファイルから出口プログラムを検索し実行します。

  本ステートメントはワークユニット種別が“ORB”の場合のみ有効です。


  31バイト以内の制御文字(ShiftJISの0x00~0x1f,0x7f)を除く文字列。ただし、半角および全角英文字の大文字と小文字は区別されません。


  31バイト以内の空白文字と半角カナを除く文字列。

[サポート範囲]

OS

Windows, Solaris, Linux

有効なワークユニット種別

ORB

省略可否

省略可能

A.3.4.20 Bind Type:バインド形式

[説明]

  プロセスバインド機能のバインド形式を指定します。
  “DISABLE” : プロセスバインド機能を使用しない。
  “PROCESS” : プロセス
  “INSTANCE” : インスタンス
  本ステートメントは省略可能です。
  本ステートメントを省略した場合、省略値として“DISABLE”が設定されます。
  なお、アプリケーション開発言語がC、COBOLの場合、“INSTANCE”を設定することはできません。また、アプリケーション開発言語がC++の場合、“PROCESS”を設定することはできません。
  また、本ステートメントに“PROCESS”または、“INSTANCE”を設定した場合、Method Name to Begin SessionステートメントおよびSessionID Paramステートメントを必ず設定してください。

  アプリケーション開発言語がC、COBOLの場合、Bind Type ステートメントに“INSTANCE”を設定することはできません。ワークユニット定義の登録に失敗します。


  アプリケーション開発言語がCの場合、Bind Type ステートメントに“INSTANCE”を設定することはできません。ワークユニット定義の登録に失敗します。

  本ステートメントはワークユニット種別が“ORB”の場合のみ有効です。

[サポート範囲]

OS

Windows, Solaris, Linux

有効なワークユニット種別

ORB

省略可否

省略可能

A.3.4.21 Using Wrapper Session Management:AIM連携セション継続機能の使用有無

[説明]


  AIM連携のセション継続機能を使用するか否かを指定します。
  “YES” : AIM連携のセション継続機能を使用する。
  “NO” : AIM連携のセション継続機能を使用しない。
  本ステートメントはワークユニット種別が“WRAPPER”の場合に有効です。
  本ステートメントは省略可能です。本ステートメントを省略した場合、省略値として“NO”が設定されます。

[サポート範囲]

OS

Windows, Solaris

有効なワークユニット種別

WRAPPER

省略可否

省略可能

A.3.4.22 SessionID Param:セションID通知パラメタ

[説明]

  IDL定義で定義したセションIDを設定するためのパラメタ名を設定します。
  本ステートメントは省略可能です。
  Bind Type ステートメントに“PROCESS”または、“INSTANCE”を設定した場合、本ステートメントを必ず指定してください。
  指定可能な文字列は、128バイト以内で、IDL文法の識別子の規定に従います。

  本ステートメントはワークユニット種別が“ORB”、“WRAPPER”の場合のみ有効です。


  また、AIM連携でセション継続を行う場合、およびセション情報管理オブジェクトでセションIDを使用する場合には、本ステートメントを必ず指定してください。

[サポート範囲]

OS

Windows, Solaris, Linux

有効なワークユニット種別

ORB, WRAPPER

省略可否

省略可能
“Bind Type”ステートメントの設定が“PROCESS”または“INSTANCE”の場合は必須

(注) “WRAPPER”はWindows、Solarisでサポートされており、Linuxでは未サポートです。

A.3.4.23 Method Name to Begin Session:セションを開始するメソッド(オペレーション)

[説明]

  セションを開始するメソッド(オペレーション)を設定します。
  Bind Type ステートメントに“PROCESS”または、“INSTANCE”を設定した場合、本ステートメントを必ず指定してください。
  指定可能な文字列は、128バイト以内で、IDL文法の識別子の規定に従います。

  本ステートメントはワークユニット種別が“ORB”、“WRAPPER”の場合のみ有効です。


  ワークユニット種別が“WRAPPER”の場合は、ラッパー定義で定義したセションの開始用オペレーション名を設定します。AIM連携でセション継続を行う場合には、本ステートメントを必ず指定してください。

[サポート範囲]

OS

Windows, Solaris, Linux

有効なワークユニット種別

ORB, WRAPPER

省略可否

省略可能
“Bind Type”ステートメントの設定が“PROCESS”または“INSTANCE”の場合は必須

(注) “WRAPPER”はWindows、Solarisでサポートされており、Linuxでは未サポートです。

A.3.4.24 Maximum Session Active Time for Client:クライアント思考時間の最大時間

[説明]

  プロセスバインド機能を使用する場合に、クライアント思考時間の最大時間を秒単位で設定します。
  本ステートメントは“Bind Type”ステートメントに“PROCESS”または“INSTANCE”を設定した場合に有効となります。
  0~86400の整数値。
  本ステートメントは省略可能です。本ステートメントを省略した場合、省略値として300が設定されます。
  0を指定した場合は時間監視を行いません。

  本ステートメントはワークユニット種別が“ORB”、“WRAPPER”の場合のみ有効です。

  セション継続中のクライアントアプリケーションからの要求が、指定された時間を超過してもサーバアプリケーションに届かない場合、継続中のセションを中断します。異常出口プログラムが登録されている場合は、異常出口プログラムが実行されます。
  異常出口プログラムでは、継続中のセション情報を回収してください。

[サポート範囲]

OS

Windows, Solaris, Linux

有効なワークユニット種別

ORB, WRAPPER

省略可否

省略可能

(注) “WRAPPER”はWindows、Solarisでサポートされており、Linuxでは未サポートです。

A.3.4.25 Maximum Processing Time for WRAPPER:AIMアプリケーション監視時間

[説明]


  AIMアプリケーションからの応答時間の監視値(秒)を設定します。
  0~1800の整数値。0を指定した場合、時間監視は行いません。
  本ステートメントは、省略可能です。
  本ステートメントを省略した場合、省略値として30が設定されます。

  本ステートメントはワークユニット種別が“WRAPPER”の場合のみ有効です。

[サポート範囲]

OS

Windows, Solaris

有効なワークユニット種別

WRAPPER

省略可否

省略可能

A.3.4.26 CLASSPATH for Application:アプリケーション使用クラスパス

[説明]

  アプリケーションが動作時に使用するクラスパスを設定します。
  本ステートメントは省略可能です。本ステートメントを省略した場合、使用クラスパスなしとみなします。
  本ステートメントは、最大30個まで指定可能です。複数指定する場合は、ステートメントを繰り返し記述します。なお、同一パスを複数指定することはできません。


  255バイト以内の制御文字(ShiftJISの0x00~0x1f,0x7f)を除く文字列。ただし、半角英文字の大文字と小文字、全角英文字の大文字と小文字は区別されません。


255バイト以内の空白文字と半角カナ文字を除く文字列。

  本ステートメントは、環境変数CLASSPATHに設定可能な値を指定できます。

[サポート範囲]

OS

Windows, Solaris, Linux

有効なワークユニット種別

CORBA

省略可否

省略可能

A.3.4.27 Exit Program for Process Salvage:プロセス回収出口プログラム

[説明]

  プロセス回収出口プログラムの名前を設定します。ただし、C言語のプログラム名しか指定できません。
  本ステートメントは省略可能です。


  31バイト以内の英数字とアンダースコア。ただし、半角および全角英文字の大文字と小文字は区別されません。


  31バイト以内の英数字とアンダースコア。

[サポート範囲]

OS

Windows, Solaris, Linux

有効なワークユニット種別

CORBA, ORB, UTY

省略可否

省略可能

(注) “UTY”はSolaris、Linuxでサポートされており、Windowsでは未サポートです。

A.3.4.28 Executable File of Exit Program for Salvage:プロセス回収出口プログラム実行ファイル名

[説明]


  プロセス回収出口プログラムの実行ファイル名を設定します。
  31バイト以内の制御文字(ShiftJISの0x00~0x1f,0x7f)を除く文字列。ただし、半角および全角英文字の大文字と小文字は区別されません。
  本ステートメントは省略可能です。


  プロセス回収出口プログラムまたはプロセス停止出口プログラムの実行ファイル名を設定します。
  31バイト以内の空白文字と半角カナを除く文字列。
  本ステートメントは省略可能です。
  [Application Program]セクションと[Control Option]セクションの両方に“Executable File of Exit Program for Salvage”ステートメントを記述した場合、[Application Program]セクションに記述した定義内容が、有効となります。

[サポート範囲]

OS

Windows, Solaris, Linux

有効なワークユニット種別

CORBA, ORB, UTY

省略可否

省略可能

(注) “UTY”はSolaris、Linuxでサポートされており、Windowsでは未サポートです。

A.3.4.29 Exit Program for Terminating Process:プロセス停止出口プログラム名

[説明]


  ユーティリティワークユニットとして動作するアプリケーションプロセスに対するプロセス停止出口プログラム名を設定します。
  本ステートメントには、31バイト以内の英数字とアンダースコアで設定します。
  本ステートメントは、ワークユニット種別が“UTY”の場合のみ有効となります。なお、“UTY”の場合は、必ず、本ステートメントでプロセスを停止するためのプログラムを指定してください。省略された場合は、ユーティリティワークユニットのプロセスは停止できません。

[サポート範囲]

OS

Solaris, Linux

有効なワークユニット種別

UTY

省略可否

省略可能
ワークユニット種別が“UTY”の場合は必ず指定してください。

(注) “UTY”はSolaris、Linuxでサポートされており、Windowsでは未サポートです。

A.3.4.30 Param for Executable File:起動パラメタ

[説明]

  ユーティリティワークユニットのアプリケーション起動時に渡すパラメタ、または、CORBAアプリケーションに設定する起動パラメタを指定します。Java言語のアプリケーションの場合は、javaコマンドに指定するアプリケーションクラス名を設定する必要があります。
  本ステートメントは、255個まで指定可能で、指定された順にパラメタとして設定します。
  半角カナ文字を除いた65025バイト以内の文字列を指定できます。本ステートメントを複数指定する場合には、すべてのステートメントで指定した起動パラメタの文字列長の合計バイト数と、パラメタ個数×1バイトの合計バイト数が、65025バイト以内でなければなりません。
  空白を含む文字列を指定する場合には、“”(ダブルクォーテーション)で囲んで指定してください。
  本ステートメントは省略可能です。

  ワークユニット種別が“CORBA”の場合に有効となります。


  ワークユニット種別が“UTY”、“CORBA”の場合に有効となります。

  複数のパラメタを指定する場合は、本ステートメントを複数記載してください。1つのステートメントに“”(ダブルクォーテーション)で囲んだ複数のパラメタが指定された場合は、1つのパラメタとみなされ、正常に動作しない場合があります。
  Javaコマンドの場合、javaコマンドに指定する順序どおりにステートメントを記載してください。

  Param for Executable File:-Xmx256m
  Param for Executable File:Aplclass
  Param for Executable File:aplArgs

  CORBA-Javaアプリケーションを拡張システム上で動作させる場合は、以下のようにJavaのシステムプロパティを指定します。詳細は、「マルチシステム運用ガイド」を参照してください。

  Param for Executable File:-Xmx256m
  Param for Executable File:-Dcom.fujitsu.Interstage.isas.SystemName=system01
  Param for Executable File:Aplclass
  Param for Executable File:aplArgs

[サポート範囲]

OS

Windows, Solaris, Linux

有効なワークユニット種別

CORBA, UTY

省略可否

省略可能

(注) “UTY”はSolaris、Linuxでサポートされており、Windowsでは未サポートです。

A.3.4.31 Reset Time for Application Retry Count:リトライカウントリセット時間

[説明]


  現在のリトライカウント(連続異常終了回数。[Control Option]セクションの“Application Retry Count”ステートメントで指定)をリセットするまでの連続無停止時間を、秒単位で設定します。
  0~86400の整数値を指定できます。
  本ステートメントは省略可能です。本ステートメントを省略した場合、リトライカウントのリセットを行いません。
  0を指定した場合には、リトライカウントのリセットを行いません。

  ワークユニット種別が“UTY”の場合のみ有効となります。

[サポート範囲]

OS

Solaris, Linux

有効なワークユニット種別

UTY

省略可否

省略可能

(注) “UTY”はSolaris、Linuxでサポートされており、Windowsでは未サポートです。

A.3.4.32 Request Assignment Mode:要求メッセージ振り分け方式

[説明]

  クライアントからの要求メッセージを、要求待ちのサーバアプリケーションプロセスに振り分ける方式を指定します。
  “LIFO”: 要求待ちのサーバアプリケーションプロセスの中で、最後に要求待ちとなったプロセスに、クライアントからの要求メッセージを割り当てます。
  “FIFO”: 要求待ちのサーバアプリケーションプロセスの中で、最初に要求待ちとなったプロセスに、クライアントからの要求メッセージを割り当てます。
  本ステートメントが指定された場合、本セクションのアプリケーションに対して有効となります。また、[ControlOption]セクションの“Request Assignment Mode”ステートメントと同時に指定された場合は、本セクションの指定が有効となります。
  本ステートメントは省略可能です。本ステートメントを省略した場合、省略値として[ControlOption]セクションの“Request Assignment Mode”ステートメントで指定された値が設定されます。どちらも省略された場合は、省略値として“LIFO”が設定されます。
  “Form”ステートメントに“NONRESIDENT”または“MULTIRESIDENT”を設定した場合、本ステートメントは無効となります。

[サポート範囲]

OS

Windows, Solaris, Linux

有効なワークユニット種別

CORBA(注), ORB

省略可否

省略可能

(注) ワークユニット種別が“CORBA”の場合、サーバアプリケーションの情報としてOD_impl_instコマンドでiswitchパラメタにONが設定されていると本ステートメントの設定は無効となります。

A.3.4.33 Impl ID:インプリメンテーションリポジトリID

[説明]

  起動するインプリメンテーションリポジトリIDを指定します。
  255バイト以内の文字列。
  本ステートメントには、同じワークユニット定義の他の[Application Program]セクションで指定されたインプリメンテーションリポジトリIDを指定することはできません。

  本ステートメントはワークユニット種別が“CORBA”の場合に必ず指定してください。

[サポート範囲]

OS

Windows, Solaris, Linux

有効なワークユニット種別

CORBA

省略可否

省略不可

A.3.4.34 Buffer Number:通信バッファ数

[説明]

  キューのバッファ数を設定します。
  1~1048576の整数値を指定できます。(注)
  本ステートメントは省略可能です。本ステートメントを省略した場合、デフォルトバッファが使用されます。
  本ステートメントを指定した場合、“Buffer Size”ステートメントは必須です。
  通信バッファについての説明は2.2.9 バッファ制御を参照してください。

  (注)“(Buffer Size + 0.2K) × Buffer Number”が  4,294,967,296より小さい値になるようにBuffer Size、Buffer Numberの値を設定してください。

  
  (注)設定可能な値はSolaris 9ではシステムパラメタのsemvmx値、Solaris 10では65535が最大値になります。
  
  (注)設定可能な値はSEMVMXのOS実装値(32767)が最大値になります。

[サポート範囲]

OS

Windows, Solaris, Linux

有効なワークユニット種別

CORBA

省略可否

省略可能
“Buffer Size”ステートメントが設定された場合は必須。

A.3.4.35 Buffer Size:通信バッファ長

[説明]

  1要求に対してキュー操作を行う1データ長を設定します。
  4096~2147483647の整数値を指定できます。(注)
  本ステートメントは省略可能です。本ステートメントを省略した場合、デフォルトバッファが使用されます。
  また、本ステートメントを指定した場合、“Buffer Number”ステートメントは必須です。
  通信バッファについての説明は2.2.9 バッファ制御を参照してください。

  (注)“(Buffer Size + 0.2K) × Buffer Number”が  4,294,967,296より小さい値になるようにBuffer Size、Buffer Numberの値を設定してください。

[サポート範囲]

OS

Windows, Solaris, Linux

有効なワークユニット種別

CORBA

省略可否

省略可能
“Buffer Number”ステートメントが設定された場合は必須。

A.3.4.36 Path:アプリケーションパス

[説明]

  アプリケーションプログラムの実行可能ファイルが格納されているディレクトリのパスを設定します。
  ワークユニット種別が“CORBA”で、アプリケーション言語がJavaの場合は、Java実行体格納ディレクトリのパスを指定します。


  255バイト以内の制御文字(ShiftJISの0x00~0x1f,0x7f)を除く文字列。ただし、半角英文字の大文字と小文字、全角英文字の大文字と小文字は区別されません。絶対パスで指定してください。相対パスおよびカレントディレクトリ“.”は指定できません。
  
  “/”で始まる255バイト以内の空白文字と半角カナ文字を除く文字列。
  本ステートメントには必ず絶対パスを指定してください。相対パスおよびカレントディレクトリ“.”は指定できません。

[サポート範囲]

OS

Windows, Solaris, Linux

有効なワークユニット種別

CORBA

省略可否

省略可能