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Symfoware Server V10.0.1 コマンドリファレンス

1.4.1 英大文字と英小文字の扱い

RDBコマンドの指定では、英大文字と英小文字は区別して扱われます。SQLでは通常識別子(二重引用符で囲まない)は、英小文字は対応する英大文字に変換して扱われます。したがって、通常識別子の形式で英小文字を使用して定義した識別子をRDBコマンドで指定する場合には、英大文字で指定する必要があります。また、SQLで区切り識別子(二重引用符で囲む)の英小文字はそのまま扱われます。したがって、区切り識別子の形式で英小文字を使用して定義した識別子をRDBコマンドで指定する場合には、英小文字で指定する必要があります。

例1

英大文字で指定する例(SQL文で、通常識別子をDSI名として指定)

表のDSI定義

create dsi dsi001 dso dso001 allocate …

RDBコマンド

rdbfmt -mi -i DB01.DSI001
例2

英小文字で指定する例(SQL文で、区切り識別子をDSI名として指定)

表のDSI定義

create dsi "dsi001" dso dso001 allocate …

RDBコマンド

rdbfmt -mi -i DBO1.dsi001