Symfoware/RDBでは、トランザクション単位にデータベースの更新が行われます。複数のトランザクションが同時に同じデータベースを参照または更新すると、データの矛盾が発生してしまいます。このようなことを防ぐために、Symfoware/RDBは、排他制御を行います。ここでは、トランザクション処理と排他制御について説明します。
なお、DSO定義でPRECEDENCE(1)が指定されたSEQUENTIAL構造の表を参照または更新する場合には、トランザクションや排他制御に違いがあります。“1.1.12 PRECEDENCE(1)を指定したSEQUENTIAL構造の特徴と注意事項”も参照してください。