Interstage Web Serverのインストール手順について、以下に説明します。
参考
詳細は「Interstage Application Server インストールガイド」を参照してください。
【Windows版】
インストーラを起動します。
以下のCD-ROMをコンピュータのCD-ROMドライブにセットします。
- Systemwalker Service Quality Coordinator Enterprise Edition V13.4.0 Disc No.2/4
ポイント
インストールするマシンの設定によっては、自動的にインストーラが起動しないことがあります。その場合は、以下の操作を行い、手動でインストーラを起動してください。
[スタート]メニューから[ファイル名を指定して実行]を選択します。
[ファイル名を指定して実行]ウィンドウの[参照]で、以下のファイルを選択し、[OK]をクリックします。
CD-ROMドライブ:\swSetup.exe
表示された画面で[セットアップ]→[Interstage Web Serverのインストール]を選択します。
Interstage Web Serverインストーラ画面で、[インストール]をクリックします。
インストールタイプを選択します。
[インストールタイプの選択]画面で[標準インストール]を選択し、[次へ]をクリックします。
インストールを確認します。
[インストールの確認]画面で入力内容の確認を行います。インストール先など変更を行う場合は[変更する]を選択して[次へ]をクリックし、設定の変更を行ってください。内容に問題がなければ[変更しない]を選択し、[次へ]をクリックしてください。インストールが開始されます。
インストールを終了します。
インストール完了後、[完了]ボタンをクリックして終了してください。
【Solaris版】
CD-ROM媒体をCD-ROM装置にセットします。
“Systemwalker Service Quality Coordinator Enterprise Edition V13.4.0 Disc No. 2/7”のCD-ROMをCD-ROM装置にセットします。ボリューム管理デーモンが動作していない場合、CD-ROMをマウントします。
# mkdir -p /cdrom/cdrom0 (*1) # /usr/sbin/mount -F hsfs -o ro /dev/dsk/cntndnsn /cdrom/cdrom0(*2)
(*1)/cdrom/cdrom0が無い場合のみ必要です。
(*2)nは各インストールマシンのCD-ROMドライブに合わせてください。
インストーラを起動します。
インストーラの起動方法を以下に示します。(CD-ROMのマウントポイントが/cdrom/cdrom0の場合)
# cd / <RETURN> # /cdrom/cdrom0/install.sh /cdrom/cdrom0 <RETURN>
注意
CD-ROMのマウントポイント以外の任意のディレクトリで、CD-ROMに格納されているinstall.shに、CD-ROMのディレクトリを指定して実行してください。この時、install.shとCD-ROMの指定はフルパスで行う必要があります。
CD-ROM上にディレクトリを移動した状態で実行しないでください。
CD-ROM上に移動した状態で実行した場合、CD-ROMの入れ替えができない場合があります。
この場合、インストールを中断し、インストールした全てのパッケージをアンインストールし、再度正しい手順でインストールを行ってください。
インストール開始を確認されますので、“y”を入力してください。
インストールを開始しますか?(省略: y) [y,n]: y
以下の各項目を設定します。
+----------------------------------------------------------+ | Interstage Web Server V9.1.0 | | | | All Rights Reserved, Copyright(c) FUJITSU 2008 | +----------------------------------------------------------+ セキュリティモードを選択してください。(1: 強化モード, 2: 互換モード) (省略: 1) [1,2,q]: Interstage運用コマンドを操作するシステムのグループ名を入力してください。(省略: root) [?,q]: インストール方法を選択してください。(1: 標準, 2: カスタム) [1,2,q]: 1 インストールディレクトリを指定してください。(省略: /opt) [?,q]: 定義ファイルディレクトリを指定してください。(省略: /etc/opt) [?,q]: テンポラリファイルディレクトリを指定してください。(省略: /var/opt) [?,q]: Webサーバ(Interstage HTTP Server)のポート番号を指定してください。(省略: 80) [?,q]: Interstage管理コンソールのポート番号を指定してください。(省略: 12000) [?,q]: Interstage管理コンソールでSSL暗号化通信を使用するか選択してください。(省略: y) [y,n,q]: Interstage管理コンソールでメッセージマニュアルを使用するか選択してください。(省略: y) [y,n,q]: インストール情報: インストールパッケージ: FSUNtd FJSVisas FSUNextp FSUNod FJSVjdk5 FJSVsclr FJSVsmee FSUNssll FJSVjs2su FJSVisscs FJSVihs FJSVisjmx FJSVejb FJSVj2ee FJSVjs5 FJSVxmlpc FJSVisgui FJSVisspl インストールディレクトリ: /opt 定義ファイルディレクトリ: /etc/opt テンポラリファイルディレクトリ: /var/opt Interstage管理コンソールのポート番号: 12000 Interstage管理コンソールのSSL使用有無: 使用する Interstage管理コンソールのメッセージマニュアル有無: インストールする JDKまたはJRE: JDK Webサーバ(Interstage HTTP Server)のホスト名: virgo-v0 Webサーバ(Interstage HTTP Server)のポート番号: 80 セキュリティ設定: 強化セキュリティモード Interstage運用グループ名: root インストールを開始しますか? [y,q]: y
次のメッセージが表示されたら、“Systemwalker Service Quality Coordinator Enterprise Edition V13.4.0 Disc No. 3/7”ディスクと交換し、1<Enter>を入力します。
インストールディスク3枚目を設定してください。(1: 継続, q: 停止) [1,q]: 1
次のメッセージが表示されたら、“Systemwalker Service Quality Coordinator Enterprise Edition V13.4.0 Disc No. 4/7”ディスクと交換し、1<Enter>を入力します。
インストールディスク4枚目を設定してください。(1: 継続, q: 停止) [1,q]: 1
ドットコマンドを使用してsetISASEnv.shを実行しInterstageの運用に必要な環境変数を設定します。
# ./opt/FJSVisas/bin/setISASEnv.sh
OSを再起動してください。
# cd / # /usr/sbin/shutdown -y -i6 -g0
【Linux版】
CD-ROM媒体をCD-ROM装置にセットします。
“Systemwalker Service Quality Coordinator Enterprise Edition V13.4.0 Disc No. 2/4”のCD-ROMをCD-ROM装置にセットします。ボリューム管理デーモンが動作していない場合、CD-ROMをマウントします。
# mount -r -t iso9660 /dev/cdrom /mnt/cdrom(*1)
(*1)CD-ROM装置のマウントポイント/mnt/cdromについては、各システム環境に合わせてください。
インストーラを起動します。
インストーラの起動方法を以下に示します。(CD-ROMのマウントポイントが/mnt/cdromの場合)
# cd /mnt/cdrom # ./install.sh
注意
自動的にマウントされた場合に、実行許可がないために、以下のメッセージが出力される場合があります。
-bash: ./install.sh: /bin/sh: bad interpreter: 許可がありません
その場合は、アンマウントしてから、1の手順で再度マウントしてください。
インストール開始を確認されますので、“y”を入力してください。
インストールを開始しますか?(省略: y) [y,n]: y
以下の各項目を設定します。
+----------------------------------------------------------+ | Interstage Web Server V9.1.0 | | | | All Rights Reserved, Copyright(c) FUJITSU 2008 | +----------------------------------------------------------+ セキュリティモードを選択してください。(1: 強化モード, 2: 互換モード) (省略: 1) [1,2,q]: Interstage運用コマンドを操作するシステムのグループ名を入力してください。(省略: root) [?,q]: インストール方法を選択してください。(1: 標準, 2: カスタム) [1,2,q]: 1 Webサーバ(Interstage HTTP Server)のポート番号を指定してください。(省略: 80) [?,q]: Interstage管理コンソールのポート番号を指定してください。(省略: 12000) [?,q]: Interstage管理コンソールでSSL暗号化通信を使用するか選択してください。(省略: y) [y,n,q]: Interstage管理コンソールでメッセージマニュアルを使用するか選択してください。(省略: y) [y,n,q]: インストール情報: インストールパッケージ: FJSVtd FJSVisas FJSVextp FJSVod FJSVjdk5 FJSVsclr FJSVsmee FJSVjs2su FJSVisscs FJSVihs FJSVisjmx FJSVejb FJSVj2ee FJSVjs5 FJSVxmlpc FJSVisgui FJSVisspl Interstage管理コンソールのポート番号: 12000 Interstage管理コンソールのSSL使用有無: 使用する Interstage管理コンソールのメッセージマニュアル有無: インストールする JDKまたはJRE: JDK Webサーバ(Interstage HTTP Server)のホスト名: cmdb-rx5-217 Webサーバ(Interstage HTTP Server)のポート番号: 80 セキュリティ設定: 強化セキュリティモード Interstage運用グループ名: root インストールを開始しますか? [y,q]: y
ドットコマンドを使用してsetISASEnv.shを実行しInterstageの運用に必要な環境変数を設定します。
# ./opt/FJSVisas/bin/setISASEnv.sh
OSを再起動してください。
# cd / # /sbin/shutdown -r now