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Systemwalker Service Quality Coordinator 使用手引書(ダッシュボード編)

3.2.2 Interstage Web Serverの導入

Interstage Web Serverのインストール手順について、以下に説明します。

参考

詳細は「Interstage Application Server インストールガイド」を参照してください。


【Windows版】

  1. インストーラを起動します。

    以下のCD-ROMをコンピュータのCD-ROMドライブにセットします。

    - Systemwalker Service Quality Coordinator Enterprise Edition V13.4.0 Disc No.2/4

    ポイント

    インストールするマシンの設定によっては、自動的にインストーラが起動しないことがあります。その場合は、以下の操作を行い、手動でインストーラを起動してください。

    1. [スタート]メニューから[ファイル名を指定して実行]を選択します。

    2. [ファイル名を指定して実行]ウィンドウの[参照]で、以下のファイルを選択し、[OK]をクリックします。

      CD-ROMドライブ:\swSetup.exe

    表示された画面で[セットアップ]→[Interstage Web Serverのインストール]を選択します。

  2. Interstage Web Serverインストーラ画面で、[インストール]をクリックします。

  3. インストールタイプを選択します。

    [インストールタイプの選択]画面で[標準インストール]を選択し、[次へ]をクリックします。

  4. インストールを確認します。

    [インストールの確認]画面で入力内容の確認を行います。インストール先など変更を行う場合は[変更する]を選択して[次へ]をクリックし、設定の変更を行ってください。内容に問題がなければ[変更しない]を選択し、[次へ]をクリックしてください。インストールが開始されます。

  5. インストールを終了します。

    インストール完了後、[完了]ボタンをクリックして終了してください。


【Solaris

  1. CD-ROM媒体をCD-ROM装置にセットします。

    “Systemwalker Service Quality Coordinator Enterprise Edition V13.4.0 Disc No. 2/7”のCD-ROMをCD-ROM装置にセットします。ボリューム管理デーモンが動作していない場合、CD-ROMをマウントします。

    # mkdir -p /cdrom/cdrom0 (*1)
    # /usr/sbin/mount -F hsfs -o ro /dev/dsk/cntndnsn /cdrom/cdrom0(*2)

    (*1)/cdrom/cdrom0が無い場合のみ必要です。

    (*2)nは各インストールマシンのCD-ROMドライブに合わせてください。


  2. インストーラを起動します。

    インストーラの起動方法を以下に示します。(CD-ROMのマウントポイントが/cdrom/cdrom0の場合)

    # cd / <RETURN>
    # /cdrom/cdrom0/install.sh /cdrom/cdrom0 <RETURN>

    注意

    • CD-ROMのマウントポイント以外の任意のディレクトリで、CD-ROMに格納されているinstall.shに、CD-ROMのディレクトリを指定して実行してください。この時、install.shとCD-ROMの指定はフルパスで行う必要があります。

    • CD-ROM上にディレクトリを移動した状態で実行しないでください。
      CD-ROM上に移動した状態で実行した場合、CD-ROMの入れ替えができない場合があります。
      この場合、インストールを中断し、インストールした全てのパッケージをアンインストールし、再度正しい手順でインストールを行ってください。

  3. インストール開始を確認されますので、“y”を入力してください。

    インストールを開始しますか?(省略: y) [y,n]: y

  4. 以下の各項目を設定します。

    +----------------------------------------------------------+
    | Interstage Web Server V9.1.0                             |
    |                                                          |
    |           All Rights Reserved, Copyright(c) FUJITSU 2008 |
    +----------------------------------------------------------+
    
    セキュリティモードを選択してください。(1: 強化モード, 2: 互換モード) (省略: 1) [1,2,q]: 
    
    Interstage運用コマンドを操作するシステムのグループ名を入力してください。(省略: root) [?,q]: 
    
    インストール方法を選択してください。(1: 標準, 2: カスタム) [1,2,q]:  1
    
    インストールディレクトリを指定してください。(省略: /opt) [?,q]:  
    
    定義ファイルディレクトリを指定してください。(省略: /etc/opt) [?,q]: 
    
    テンポラリファイルディレクトリを指定してください。(省略: /var/opt) [?,q]:  
    
    Webサーバ(Interstage HTTP Server)のポート番号を指定してください。(省略: 80) [?,q]:  
    
    Interstage管理コンソールのポート番号を指定してください。(省略: 12000) [?,q]:  
    
    Interstage管理コンソールでSSL暗号化通信を使用するか選択してください。(省略: y) [y,n,q]: 
    
    Interstage管理コンソールでメッセージマニュアルを使用するか選択してください。(省略: y) [y,n,q]:  
    
    インストール情報: 
        インストールパッケージ: 
            FSUNtd FJSVisas FSUNextp FSUNod  FJSVjdk5 FJSVsclr FJSVsmee FSUNssll FJSVjs2su FJSVisscs FJSVihs FJSVisjmx FJSVejb FJSVj2ee FJSVjs5 FJSVxmlpc FJSVisgui FJSVisspl
    
        インストールディレクトリ:                           /opt
        定義ファイルディレクトリ:                           /etc/opt
        テンポラリファイルディレクトリ:                     /var/opt
    
        Interstage管理コンソールのポート番号:               12000
        Interstage管理コンソールのSSL使用有無:              使用する
        Interstage管理コンソールのメッセージマニュアル有無: インストールする
    
        JDKまたはJRE:                                       JDK
    
        Webサーバ(Interstage HTTP Server)のホスト名:        virgo-v0
        Webサーバ(Interstage HTTP Server)のポート番号:      80
    
        セキュリティ設定:                                   強化セキュリティモード
        Interstage運用グループ名:                           root
    
    インストールを開始しますか? [y,q]:  y
    

  5. 次のメッセージが表示されたら、“Systemwalker Service Quality Coordinator Enterprise Edition V13.4.0 Disc No. 3/7”ディスクと交換し、1<Enter>を入力します。

    インストールディスク3枚目を設定してください。(1: 継続, q: 停止) [1,q]:  1

  6. 次のメッセージが表示されたら、“Systemwalker Service Quality Coordinator Enterprise Edition V13.4.0 Disc No. 4/7”ディスクと交換し、1<Enter>を入力します。

    インストールディスク4枚目を設定してください。(1: 継続, q: 停止) [1,q]:  1

  7. ドットコマンドを使用してsetISASEnv.shを実行しInterstageの運用に必要な環境変数を設定します。

    # ./opt/FJSVisas/bin/setISASEnv.sh

  8. OSを再起動してください。

    # cd /
    # /usr/sbin/shutdown -y -i6 -g0 

【Linux版】

  1. CD-ROM媒体をCD-ROM装置にセットします。

    “Systemwalker Service Quality Coordinator Enterprise Edition V13.4.0 Disc No. 2/4”のCD-ROMをCD-ROM装置にセットします。ボリューム管理デーモンが動作していない場合、CD-ROMをマウントします。

    # mount -r -t iso9660 /dev/cdrom /mnt/cdrom(*1)

    (*1)CD-ROM装置のマウントポイント/mnt/cdromについては、各システム環境に合わせてください。


  2. インストーラを起動します。

    インストーラの起動方法を以下に示します。(CD-ROMのマウントポイントが/mnt/cdromの場合)

    # cd /mnt/cdrom
    # ./install.sh

    注意

    自動的にマウントされた場合に、実行許可がないために、以下のメッセージが出力される場合があります。

    -bash: ./install.sh: /bin/sh: bad interpreter: 許可がありません

    その場合は、アンマウントしてから、1の手順で再度マウントしてください。


  3. インストール開始を確認されますので、“y”を入力してください。

    インストールを開始しますか?(省略: y) [y,n]: y

  4. 以下の各項目を設定します。

    +----------------------------------------------------------+
    | Interstage Web Server V9.1.0                             |
    |                                                          |
    |           All Rights Reserved, Copyright(c) FUJITSU 2008 |
    +----------------------------------------------------------+
    
    セキュリティモードを選択してください。(1: 強化モード, 2: 互換モード) (省略: 1) [1,2,q]: 
    
    Interstage運用コマンドを操作するシステムのグループ名を入力してください。(省略: root) [?,q]: 
    
    インストール方法を選択してください。(1: 標準, 2: カスタム) [1,2,q]:  1
    
    Webサーバ(Interstage HTTP Server)のポート番号を指定してください。(省略: 80) [?,q]: 
    
    Interstage管理コンソールのポート番号を指定してください。(省略: 12000) [?,q]:  
    
    Interstage管理コンソールでSSL暗号化通信を使用するか選択してください。(省略: y) [y,n,q]:  
    
    Interstage管理コンソールでメッセージマニュアルを使用するか選択してください。(省略: y) [y,n,q]:  
    
    インストール情報: 
        インストールパッケージ: 
            FJSVtd FJSVisas FJSVextp FJSVod  FJSVjdk5 FJSVsclr FJSVsmee FJSVjs2su FJSVisscs FJSVihs FJSVisjmx FJSVejb FJSVj2ee FJSVjs5 FJSVxmlpc FJSVisgui FJSVisspl
    
        Interstage管理コンソールのポート番号:               12000
        Interstage管理コンソールのSSL使用有無:              使用する
        Interstage管理コンソールのメッセージマニュアル有無: インストールする
    
        JDKまたはJRE:                                       JDK
    
        Webサーバ(Interstage HTTP Server)のホスト名:        cmdb-rx5-217
        Webサーバ(Interstage HTTP Server)のポート番号:      80
    
        セキュリティ設定:                                   強化セキュリティモード
        Interstage運用グループ名:                           root
    
    インストールを開始しますか? [y,q]:  y
    

  5. ドットコマンドを使用してsetISASEnv.shを実行しInterstageの運用に必要な環境変数を設定します。

    # ./opt/FJSVisas/bin/setISASEnv.sh

  6. OSを再起動してください。

    # cd /
    # /sbin/shutdown -r now