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Systemwalker Service Quality Coordinator 使用手引書

A.6 genpwd(パスワード暗号化コマンド)

インストールレス型Agentの接続アカウント定義ファイル(remoteAccount.txt)やECO情報のSNMPエージェントの構成情報ファイル(ecoAgentInfo.txt)[SNMPエージェントのバージョンがv3の場合]において、本コマンドを実行して暗号化されたパスワードを生成し、接続するためのパスワードのパラメーターに定義する必要があります。

以下、暗号化されたパスワードを生成するコマンドについて説明します。


■実行に必要な権限

【Windows版】

Administratorsグループに所属するユーザー権限が必要です。

【UNIX版】

システム管理者(スーパーユーザー)権限が必要です。


■記述形式

Windows版】

<インストールディレクトリ>\bin\genpwd.exe

UNIX版】

/opt/FJSVssqc/bin/genpwd.sh


■機能説明

暗号化されたパスワードを生成します。


オプション

なし。


終了ステータス

正常終了 1

異常終了 1以外


使用例

暗号化されたパスワードを生成する場合は、以下のように実行します。

コマンドを実行するとパスワードとパスワードの確認の入力の問い合わせがありますので、暗号化したいパスワードを入力してください。

生成された文字列をコピーして、定義ファイルのパスワードのパラメータに貼り付けてください。

【Windows版】

C:\ cd C:\Program Files\SystemwalkerSQC\bin

C:\Program Files\SystemwalkerSQC\bin>genpwd.exe

Password:

Confirm password:

bpnM2i65/s+k5YhGb15JKw==

C:\Program Files\SystemwalkerSQC\bin>

UNIX版】

# cd /opt/FJSVssqc/bin

# ./genpwd.sh

Password:

Confirm password:

bpnM2i65/s+k5YhGb15JKw==

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