ページの先頭行へ戻る
Interstage Information StorageV10.0.0 トラブルシューティング集

3.3.2 稼働状況表示コマンド(dccstatus)が異常終了する

稼働状況表示コマンドを実行したときのトラブル、および対処方法について説明します。

資源管理常駐プロセス未起動時にコマンドを実行した

現象

稼働状況表示コマンド(dccstatus)を実行したときに、画面に以下のメッセージが表示され、異常終了する。

通信ができません。(dccstatus エラーコード=-8030641)

確認方法

psコマンドを使用し、資源管理常駐プロセス(dcdaemon)が起動しているか確認します。

ps -ef | grep dcdaemon

dcdaemonプロセスが表示されない場合、dcdaemonが起動していないために、稼働状況表示コマンドが異常終了しています。


原因

dccstatusコマンドはdcdaemonと通信を行います。dcdaemonが動作していない環境でdccstatusコマンドを実行すると、通信が行えず、異常終了します。


問題発生時の対処方法

dcdaemonを起動し、再実行してください。

dcdaemonの起動については"運用ガイド"の"1.2.5 抽出制御サーバの起動"を参照してください。

参考

dcdaemonと通信を行うコマンドは次のとおりです。

  • 稼働状況表示コマンド(dccstatus)

  • 終了指示コマンド(dccterm)

これらのコマンドを実行するためにはdcdaemonが起動されている必要があります。