ERROR: mount.sfcfs: 0001: mount_point : Permission denied
[メッセージの意味]
スーパーユーザー権限で実行されていません。
[利用者の処置]
スーパーユーザー権限で再度実行してください。
ERROR: mount.sfcfs: 0002: mount_point : Cannot allocate memory
[メッセージの意味]
メモリの獲得に失敗しました。システムのメモリ不足が発生しています。
[利用者の処置]
システムの状態を確認して他のプロセスの終了を待つか、スワップ領域または実メモリを増やして、再度実行してください。
ERROR: mount.sfcfs: 0003: mount_point : Cannot read the superblock of special
[メッセージの意味]
特殊ファイル(special)にあるスーパブロック情報の読み取りに失敗しました。
[利用者の処置]
特殊ファイル(special)が故障していないか確認してください。故障している場合は、故障個所を復旧してください。
詳細は、トラブルシューティング集の“3.5.2 I/Oエラー発生時の対処方法”を参照してください。
ERROR: mount.sfcfs: 0004: mount_point : Cannot read the volume information of special
[メッセージの意味]
特殊ファイル(special)にあるパーティション構成情報の読み取りに失敗しました。
[利用者の処置]
特殊ファイル(special)が故障していないか確認してください。故障している場合は、故障個所を復旧してください。
詳細は、トラブルシューティング集の“3.5.2 I/Oエラー発生時の対処方法”を参照してください。
ERROR: mount.sfcfs: 0005: mount_point : mount(2) is error: errmsg
[メッセージの意味]
マウントシステムコールで異常を検出しました。
[利用者の処置]
以下の点を確認してください。
マウントポイント(mount_point) が示すファイルやディレクトリが存在するか確認してください。指定に誤りがある場合は、正しいファイルやディレクトリを指定してください。mount_point のディレクトリが作成されていない場合は、ディレクトリを作成してください。
mount(8) で、すでに DSS ファイルシステムがマウントされている場合は、アンマウントしてください。
MDS が起動されていない場合は、MDS を起動してください。
DSS サーバと DSS クライアント間のネットワーク接続を確認してください。
DSS サーバの server.conf ファイルに MDS に接続許可する DSS クライアント名が正しく記載されているか確認してください。
client.conf ファイルに誤りがある可能性があります。DSS サーバで sfcmkconf(8) を実施して client.conf ファイルを再配置してください。
DSS ファイルシステムがアクセス可能な状態となっているか、IP パケットフィルタの設定を確認してください。
DSS クライアントをオンライン追加する場合は、DSS サーバの接続許可リストファイル server.conf.fsid の内容について、以下の点も確認してください。
追加する DSS クライアントの CLIENT フィールドは、server.conf.fsid の末尾に追加しているか
server.conf.fsid 中の既存の CLIENT フィールドを変更していないか
DSS サーバ数と server.conf.fsid に登録されているDSS クライアント数の合計が、sfcmkfs(8) の maxnodes オプションで指定した数を超えていないか
上記で解決しない場合は、以下の調査資料を採取し、カスタマサポート担当者に連絡してください。
DSS サーバの fjsnap および sfcsnap
DSS クライアントの fjsnap および sfcsnap
ERROR: mount.sfcfs: 0006: mount_point : Cannot open /etc/sfcfs/client.conf.fsname file: errmsg
[メッセージの意味]
DSS クライアントの マウントコマンド (mount.sfcfs) が、DSS クライアントの構成情報ファイルを開けませんでした。
[利用者の処置]
DSSクライアントで本メッセージが出力された場合は、/etc/sfcfs/client.conf.fsname ファイルの存在を確認してください。存在しない場合は、DSS サーバで sfcmkconf(8) を実施して、/etc/sfcfs/client.conf.fsname を作成してください。
DSSサーバでマウントする場合は、sfcmount(8) または sfcmntgl(8) を使用してください。
ERROR: mount.sfcfs: 0007: mount_point : The contents of /etc/sfcfs/client.conf.fsname is wrong: detail
[メッセージの意味]
/etc/sfcfs/client.conf.fsname ファイルの内容が正しくありません。detail には詳細が表示されています。
[利用者の処置]
DSS サーバで sfcmkconf(8) を実施して、/etc/sfcfs/client.conf.fsname を再作成してください。
ERROR: mount.sfcfs: 0008: mount_point : Cannot open /etc/mtab file: errmsg
[メッセージの意味]
マウントは成功しましたが、/etc/mtab が開けません。
[利用者の処置]
/etc/mtab の存在を確認してください。/etc/mtab の内容を確認して、/etc/mtab に該当マウント情報を追加してください。
ERROR: mount.sfcfs: 0009: mount_point : Cannot add mount information to /etc/mtab
[メッセージの意味]
マウントは成功しましたが、/etc/mtab へのマウント情報の追加に失敗しました。
[利用者の処置]
/etc/mtab の内容を確認して、/etc/mtab に該当マウント情報を追加してください。
ERROR: mount.sfcfs: 0010: mount_point : special: Cannot open device: errmsg
[メッセージの意味]
特殊ファイル (special) のオープンに失敗しました。
[利用者の処置]
以下の点を確認してください。
特殊ファイル (special) が正しく接続されていることを確認してください。
udev 機能が有効であるか確認してください。
client.conf ファイルに誤りがある可能性があります。DSS サーバで sfcmkconf(8) を実施して client.conf ファイルを再配置してください。
ERROR: mount.sfcfs: 0011: mount_point : special : Not block device
[メッセージの意味]
指定されたspecial はブロック特殊ファイルではありません。
[利用者の処置]
以下の点を確認してください。
特殊ファイル (special) が正しく接続されていることを確認してください。
udev 機能が有効であるか確認してください。
client.conf ファイルに誤りがある可能性があります。DSS サーバで sfcmkconf(8) を実施して client.conf ファイルを再配置してください。
ERROR: mount.sfcfs: 0012: mount_point : special : stat(2) is error: errmsg
[メッセージの意味]
特殊ファイル(special) またはマウントポイント(mount_point) のファイル情報取得に失敗しました。
[利用者の処置]
詳細情報 errmsg に応じた対処を行ってください。詳細は stat(2) を参照してください。