本章では、メッセージIDが dl で始まるメッセージについて説明しています。
注意
入力データファイルのフォーマットエラー時に出力されるエラーレコード(物理レコード番号)は行番号を示しています。ただし、エラーレコードはエラーと判断できた時点の行番号が出力されるため、正確な行番号とならない場合があります。
例
以下に、エラー検出位置でエラーレコードの番号が異なる例を示します。
CSVファイルロード時に、CPMキー項目が正しく「"」で囲まれていない場合のエラーレコードは以下のように出力されます。
キー値の前にしか「"」がない場合
例)aa,"bb,cc,dd
→ファイルに含まれている行数+1がエラーレコードとして出力されます。
キー値の後ろにしか「"」がない場合
例)aa,bb",cc,dd
→書式が誤っている行番号がエラーレコードとして出力されます。
XMLファイルロード時に、タグが正しく閉じられていない場合は親要素の終了タグが出現した箇所でロードコマンドはエラーを認識します。
例)
<root> <order> ・・・対応する</order>が無いためエラーとなる <product_id>TY0001</product_id> <product_name>PRODUCT_A</product_name> </root> ・・・ここでエラーを検出するため、エラーレコードは"5"となる