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Interstage Information Storage V10.0.0 コマンドリファレンス

2.54 sfcmount

名前

sfcmount - DSS サーバでマウント


形式

sfcmount { device | mount_point | device mount_point }

機能説明

sfcmount(8) は、DSS サーバで DSS ファイルシステムをマウントします。

マウント処理の延長で、自ノードで sfcfsd デーモンと (必要ならば) MDS を起動します。事前に /etc/fstab の設定を行う必要があります。

スーパーユーザーだけがマウント処理を行うことができます。


オプション

以下のマウントオプションが /etc/fstab に指定できます。マウントオプションを複数個指定する場合、カンマによって区切る必要があります。


atime | noatime

ファイルの最終参照時刻を更新する (atime) または更新しない (noatime) ようにマウントします。

省略時は atime です。


atrc | noatrc

起動時にマウントする (atrc)、 またはマウントしない (noatrc) ことを指定します。

省略時は atrc です。


rw | ro

読み書き可能 (rw) または読み込み専用 (ro) でマウントします。

省略時は rw です。


suid | nosuid

setuid 実行を禁止します。省略時は、setuid 実行を許可します。


device

マウントするファイルシステムにおける代表パーティションの、ブロック特殊ファイルのパス名を指定します。


mount_point

マウントを行うディレクトリ名を指定します。


使用例

# sfcmount /dev/disk/by-id/scsi-1FUJITSU_300000370106 /mnt <Enter>
# sfcmount /dev/disk/by-id/scsi-1FUJITSU_300000370106 <Enter>
# sfcmount /mnt <Enter>

関連ファイル


/etc/mtab

マウント中のファイルシステムのテーブル

/etc/fstab

ファイルシステムの環境ファイル


関連項目


sfcumount(8), sfcmntgl(8), sfcumntgl(8), mount.sfcfs(8)

オンラインマニュアルページの mount(8), fstab(5)


注意事項