名前
形式1(各パラメタをコマンドの引数として指定する場合)
dlofentry cat_name=カテゴリ名
in_file=入力データファイル名
[ given_de=蓄積データファイル名の付与値 ]
{ keep_limit=保存期限 | - }
{ refer_start=参照可能開始日時 | - }
[ result_file=コマンド結果ファイル名 [ write_mode_out={ a | o | n } ] ]
[ de_dir=蓄積データファイルの保存先ディレクトリ ]
[ bak_dir=蓄積データファイルのバックアップ先ディレクトリ ]
形式2(各パラメタを記述したファイルをコマンドの引数として指定する場合)
dlofentry init_file=起動情報ファイル名
機能説明
Interstage Information Storageへデータの格納を行います。
形式1のパラメタ
データを格納するカテゴリ名を指定します。
Interstage Information Storageに格納するデータが格納されたファイルを絶対パスで指定します。
拡張子を含むファイル名を指定することが可能です。
ただし、入力データファイルにアンダーライン(_)を含むファイル名、ピリオド(.)で始まるファイル名は指定できません。
カテゴリ定義のファイル名構成要素に「入力データファイル名」が指定されている場合、蓄積データファイルのファイル名構成要素として使用されるのは、最初に出現するピリオド(.)の直前までです。最初に出現するピリオド(.)の直前までが一致する入力データファイル名を指定する場合は、蓄積データファイル名の重複を防ぐため、ファイル名構成要素に登録日時と枝番を追加してください。詳細については、“運用ガイド”の“3.6.2 カテゴリの追加”を参照してください。
ロードにより登録する蓄積データファイル名に付与する付与値を指定します。
カテゴリ定義のファイル名構成要素に「起動時指定ファイル名」が指定されている場合のみ指定します。
蓄積データファイル名の付与値にアンダーライン(_)、およびピリオド(.)を含む値は指定できません。
ロードにより登録する蓄積データファイルの保存期限を指定します。
カテゴリ定義のロード時の指定で「ロード時に指定する」の場合のみ指定します。
ロードにより登録された蓄積データファイルを参照可能とする日時を指定します。
省略時、ロード実行終了後、格納したデータが参照可能となります。
ロードの実行結果を出力するファイルを絶対パスで指定します。
コマンド結果ファイルの出力情報については、“表示項目の見出しと意味”の“コマンド結果ファイルの出力情報例”を参照してください。
コマンド結果ファイルの書き込みモードを指定します。「コマンド結果ファイル」を指定する場合のみ指定します。以下のいずれかを指定します。
a:追記
o:上書き
n:新規作成
省略した場合はnとなります。
書き込みモードが「n:新規作成」の場合、既に同名のファイルが存在していると、ロード実行時にエラーとなります。
蓄積データファイルの保存先ディレクトリを絶対パスで指定します。
省略した場合は、カテゴリに定義されている保存先に出力されます。
指定したディレクトリが存在しない場合、エラーとなります。
蓄積データファイルのバックアップの保存先ディレクトリを絶対パスで指定します。
省略した場合は、カテゴリに定義されている保存先に出力されます。
指定したディレクトリが存在しない場合、エラーとなります。
カテゴリの定義のバックアップ要否が、「バックアップ不要」になっている場合、本オプションは指定できません。
指定した場合はエラーとなります。
形式2のパラメタ
形式1のパラメタを以下に示す形式で記述したテキストファイルを、絶対パスで指定します。
起動情報ファイルの形式
1行に1パラメタを記述してください。
パラメタに余分な空白を含まないでください。
パラメタの値を、半角の二重引用符(")で囲んで指定しないでください。
コメントは「#」の後に記述してください。
コメントは行の途中に記述できません。
ファイルの最終行に、「-The End-」を記述してください。
空行は無視されます。
起動情報ファイルのフォーマット
# カテゴリ名 cat_name=CAT1 # 入力データファイル名 in_file=/DIRX/FIDX1.xml # コマンド結果ファイル result_file=/DIRX/FRX1 -The End-
使用例
例1(各パラメタをコマンドの引数として指定する場合)
各パラメタをdlofentryコマンドの引数として直接指定します。
dlofentry cat_name=CAT1 in_file=/DIRX/FIDX1.xml result_file=/DIRX/FRX1
例2(各パラメタを記述した起動情報ファイルをコマンドの引数として指定する場合)
各パラメタはファイルに記述し、dlofentry コマンドの引数にはファイル指定である事を示すパラメタ「init_file」を指定します。
dlofentry init_file=/DIRC/FIP1
起動情報ファイル:/DIRC/FIP1
cat_name=CAT1 in_file=/DIRX/FIDX1.xml result_file=/DIRX/FRX1 -The End-
終了ステータス
以下の終了ステータスが返されます。
0 : 正常終了
1 : 条件付正常終了
255 : 異常終了
表示項目の見出しと意味
コマンド結果ファイルの出力情報例
カテゴリ名:CAT (1) 入力データファイル名:/DATA/xml/connect01.xml (2) 起動日時:2009/11/11 18:30:19.807 (3) 下記の蓄積データファイルは作成・登録済みになりました。 蓄積データファイル名 バックアップ蓄積データファイル名 ---------------------------------------------------------------------------------------------------- /DATA/data_in/CAT/CAT_20091111183019_01.gz /DATA/data_in/CAT/bak/CATbak_20091111183019_01.gz (4) ---------------------------------------------------------------------------------------------------- 蓄積データファイル登録タイムスタンプ:20091111183019818 (5) 正常レコード6件を格納しました。 (6) -The End-
カテゴリ名
利用者データ
ロード機能が起動した日時
Interstage Information Storageが管理する際のファイル名、およびバックアップファイル名
データが格納された日時
入力データファイルに格納されているXML文書、またはCSVレコード数
CPMキーを定義していないカテゴリの場合は、データ件数は出力されません。