抽出制御プロセスでは、運用中に異常が発生した場合、システムログにメッセージを出力します。また、抽出制御ログを使用することで、抽出制御プロセスおよびデータ抽出セルの運用情報を取得することができ、異常が発生した場合、抽出制御ログから異常となった原因を早期に特定できます。
動作ログを採取する場合は、抽出制御動作環境定義ファイルのLogFileFolderパラメタ、およびLogFileSizeパラメタを指定します。
動作ログは、LogFileSizeパラメタで指定されたサイズに達したとき、ログファイルの切替えを行います。
切替えが行われると、動作ログは、以下のようなファイル名となり、1世代前の動作ログが保存されます。
使用中の抽出制御ログのファイル名 : dereq1.log
n世代前の抽出制御ログのファイル名 : dereq1_[世代番号]_old.log
注意
抽出制御ログは抽出制御動作環境定義ファイルで指定した世代数分、ログファイルをサイクリックに使用します。
なお、抽出制御ログファイルの切替えが発生したとき、抽出制御サーバのシステムログには、以下のメッセージが出力されて、ログの切替えが発生したことを通知します。
shnde: INFO: 10024: Log file has been switched. type = process. (Requestor) [dereq1]
LogFileFolderパラメタを省略した場合、デフォルトの出力先に動作ログが出力されます。
LogFileSizeパラメタに0を指定した場合、動作ログは取得されません。